年末年始が近づいてくるとなぜか気になり始める「厄年」。
厄災が降りかかりやすくなる年といわれていますが、厄年とはいつのことを言うのでしょうか?
男性と女性では、厄年の対象となる年齢が異なるようですが、2021年の厄年に自分は該当しているのか、厄除けや厄払い(厄祓い)、八方塞がりについて学びつつ確認していきましょう。
明治6年、『太政官布告第36号』で「年齢計算に関しては満年齢を使用する」と定められるまでは、日本ではこの数え年で年を数えるのが一般的でした。そのため、七五三や年祝いなどの日本の伝統行事は、数え年で考える風習が今でも残っています。
ただ、場所によっては数え年ではなく、満年齢で厄年を計算することもあり、厄除けで有名な神奈川県にある川崎大師は満年齢を採用しています。
数え年の計算方法は後述しているので、まずは2021年の厄年一覧を見ていきましょう。
少しややこしく感じるかもしれませんが、現在の年齢が数え年で考えた場合いくつになるかを知りたい場合、誕生日前であれば満年齢にプラス2歳、誕生日後であれば満年齢にプラス1歳をすることで求めることができます。
よって、2021年の誕生日を迎えていない例の女性の場合は、31歳にプラス2歳をすることになるので、数え年が33歳となります。
厄払い、男性女性で違いはある?厄年の注意事項や八方塞がりについて
厄災が降りかかりやすくなる年といわれていますが、厄年とはいつのことを言うのでしょうか?
男性と女性では、厄年の対象となる年齢が異なるようですが、2021年の厄年に自分は該当しているのか、厄除けや厄払い(厄祓い)、八方塞がりについて学びつつ確認していきましょう。
目次
厄年とは?厄年や数え年の基礎知識

厄年とは?
「厄」という言葉に災厄や不幸を表す意味が含まれるように、いつもより災いが降りかかりやすくなる年のため、慎ましく用心して過ごしましょうとされている年です。厄年は一生に何度か訪れますが、厄年の対象となる年齢は決まっています。厄年の対象となる年齢は男女で異なり、一般的に「満年齢」ではなく「数え年」で考えます。
厄年という風習がいつから始まったのか正確な時期は定かではありませんが、遅くとも1000年以上昔、平安時代中期には存在していたことが分かっています。なぜなら、紫式部が書いた『源氏物語』の中で、37歳の紫の上が厄年を過ごしているシーンがあるからです。
数え年とは?
生まれた日を1歳と考え、お正月(1月1日)を迎えるごとに1つ年をとる数え方です。なぜ、生まれた瞬間に1歳という考え方をするのかには諸説ありますが、母親の胎内にいるときから赤ちゃんは命を宿しているため、その期間も考慮していると考えられています。明治6年、『太政官布告第36号』で「年齢計算に関しては満年齢を使用する」と定められるまでは、日本ではこの数え年で年を数えるのが一般的でした。そのため、七五三や年祝いなどの日本の伝統行事は、数え年で考える風習が今でも残っています。
ただ、場所によっては数え年ではなく、満年齢で厄年を計算することもあり、厄除けで有名な神奈川県にある川崎大師は満年齢を採用しています。
数え年の計算方法は後述しているので、まずは2021年の厄年一覧を見ていきましょう。
2021年 厄年の年齢早見表(令和3年の厄年)
2021年(令和3年)の厄年一覧はこちらです。
厄払いをしなくてはいけない年齢かを確認してみよう
例えば、1989年(平成元年)12月1日が誕生日の女性の場合、記事公開時点で31歳です。普通に考えれば、2021年12月1日で32歳になります。少しややこしく感じるかもしれませんが、現在の年齢が数え年で考えた場合いくつになるかを知りたい場合、誕生日前であれば満年齢にプラス2歳、誕生日後であれば満年齢にプラス1歳をすることで求めることができます。
よって、2021年の誕生日を迎えていない例の女性の場合は、31歳にプラス2歳をすることになるので、数え年が33歳となります。
厄払い、男性女性で違いはある?厄年の注意事項や八方塞がりについて