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入社から4年、変化するTRNグループと自身のキャリア

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TRNグループは、個々の個性を尊重し、異なるバックグラウンドや視点から生まれる多様なキャリアの可能性を大切にしています。今回の記事では、異なる部署への異動を通じて独自のキャリアを構築してきたTIMの石塚さんにお話を伺いました。TRNグループがどのように変遷してきたのか、そしてそれが社員たちにどのような可能性もたらしているのか、石塚さんの経験を通してその魅力に迫ります。

新卒入社からこれまでを振り返る

石塚 あやか (イシツカ アヤカ) / TRNインベストメント・マネジメント 投資運用部 主任

2019年、新卒入社。入社当時は、店舗流通ネットの不動産開発課の営業担当として物件情報収集や購入物件の検討などを担当。2021年、TRNインベストメント・マネジメントへ異動。異動後は、不動産ファンドの期中運用とクロージング業務の補佐に従事

ーーTRNグループへの入社動機と、現在までの業務内容について教えてください

不動産関連の仕事に興味を抱いていた中、偶然にも説明会で店舗流通ネットに出会いました。その時、TRNグループのビジョンや仕事への姿勢に共感したことはもちろんのこと、最終面接で当時の石井社長(現在の石井統括)と直接お話できたことがとても印象深く、経営層との距離の近さに惹かれました。経営者と近くで働けることが成長にも繋がると感じ、個々の成長や貢献がしっかりと評価される環境だと思い、入社を決断しました。

入社してからの約2年半は、当時の店舗流通ネットの不動産事業部開発課で、営業担当として物件情報の収集や購入物件の検討を担当していました。その後、TRNインベストメント・マネジメント(以下、TIM)に異動し、現在は期中運用担当とクロージング業務の補佐を行っています。

現在のキャリアと業務

ーー現在、力を入れて取り組んでいることや、過去に印象的だった業務について教えてください

メイン業務として取り組んでいるのは、既存ファンドの期中運用です。具体的には、TRN新宿、TRN大宮、TRUNK福島、TRN川越、TRUNK椿町の5つの物件からなるファンドを担当しています。綿密な協力関係を築きながら、プロパティ・マネジメント(PM)、信託、会計事務所と連携し、投資家のみなさまに対してより質の高い商品を提供できるよう尽力しています。その他にも、TIMの保有物件の管理や、ファンド組成時のサポート業務も手掛けています。

過去の業務でこれまで特に印象深かったのは、現在担当しているファンド(Lively)のクロージング補佐です。新しい業務への挑戦と、日々の膨大な業務への対処は厳しいものでしたが、その中で先輩社員やファンドの関係者と協力し、新たな知識や仕事の習得を通じて成長できたことが何よりもの充実感でした。クロージングの終了とともに訪れた日は、これまでの仕事のなかで経験したことのないほどの達成感に満たされた瞬間だったことを覚えています。

TRNグループの変革と進化

ーーグループ間、部署間での異動を経て感じたTRNグループの特徴と、企業としての変化はどのような点でしょうか

入社当初は、保有している物件数も少なく、ファンドに関しては存在すらしていませんでした。しかし、現在では3本も不動産ファンドを自社で運用し、合計100億円を超える資産を保有するなど、不動産事業の驚異的な成長を目の当たりにしていると感じています。この急激な拡大は、TRNグループが変化した最も顕著な点だと感じていて、その成長には驚きと共に、グループ全体のビジョンと経営陣の強力なリーダーシップが大きな影響を与えていると感じています。

また、TIMの特徴として、メンバーは他社で様々な経験を積んできた方が多く、多様なバックボーンで学んだ知識や経験を活かし、ファンドや金融、会計など、多岐にわたるプロフェッショナルが揃っている印象です。自己裁量が大きい傾向があり、質問すれば教えてもらえる風通しはもちろんのこと、自ら問題を解決し、改善策を模索する姿勢が重要視されています。この柔軟で自由な働き方が、挑戦と学びの機会を提供してくれる一因だと考えています。

ーーTRNグループの変化に対し、自分自身に変わったところはありましたか

TRNグループの変化に合わせて、私もその変革に対応し、個人として成長を感じています。特に、異動を経て新しい業務にチャレンジする中で、自身の柔軟性や問題解決能力が大きく向上しました。これは、過去の業務経験と新しい知識を結びつけ、新たな役割に対応する自信を得た結果だと考えます。変化への適応力と新しい状況に対処する能力が向上したことで、より挑戦的な業務に取り組み、自身のキャリアに新たな深みをもたらすことができました。

未来への展望と目標

ーー今後、TRNグループにおいてどのような役割を持つ人になりたいと考えていますか

手始めに始まったファンド事業が、現在では3本のファンドを同時進行で運用するまでに成長しました。将来的には、不動産事業を更に推進していく中で、オフバランスとしてファンドの組成・運用を牽引していく役割を担いたいと考えています。経験を積む中で、ファンド事業で不可欠なスキルや知識を身につけ、その分野で求められる人材に成長することが目標です。

現在は主に期中運用が中心の業務ですが、将来的にはクロージングの主導権を握り、サポートから抜け出せるよう努力していきたいと思っています。TIMの人員が増える中で、これまでの経験を生かしながら、新たなメンバーからの知識や経験を吸収し、共に成長していきたいです。

ファンドの組成や運用ができる環境が整えば、出口戦略の構築に貢献し、不動産事業の推進に寄与できると確信しています。自身のスキルと経験を高め、TRNグループがさらなる発展を遂げる一翼を担える存在になれたらと考えています。

TRNインベストメント・マネジメント(TIM)紹介

TIMは金融商品取引業ライセンスを有するアセットマネジメント会社で、駅前好立地の店舗不動産に特化したファンド運用を行っています。店舗流通ネットのノウハウを活かし、これまでに4,000件以上の出退店支援の経験があります。TCPを含むグループ企業と連携し、土地・物件の仕入れからリーシング、建物管理まで一貫したサポートを提供しています。

TIMでは、店舗不動産への投資機会を投資家へ提供し、「明日の街をもっと楽しくするための街づくり」への貢献を目指しながら事業を展開しています。