TRNグループの福利厚生 仕事と子育てを両立させる子育て支援制度

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TRNグループには、ワークライフバランスの実現へ向けた子育て支援制度を利用しながら、仕事と子育ての両立をする社員が多く在籍しています。
今回は、3名のワーキングマザーに、仕事と子育てを両立させるための工夫や、制度を利用して感じたことを聞きました。

仕事と子育ての両立のポイントは積極的な制度活用と周りの理解

加藤 / 業務ソリューション部 案件推進チーム 課長代理

2022年5月に復職した1児の母。復帰後は育児時短勤務制度を活用しながら店舗リース事業部の稟議資料作成業務などを担当

芳村 / 業務ソリューション部 精算チーム 主任

2児の母。経理などの部署を経験し、現在は転貸の請求業務などを担当

飯田 / エリア事業部 大阪支店

1児の母。現在は育児時短勤務制度を活用しながら大阪支店のバックオフィス全般を行い、主に物件サイトに登録されている物件情報の更新やメール配信、稟議作成を担当

ーー産休・育児休業制度に入る前の心境はいかがでしたか
芳村

私は2人目の時に店舗流通ネットで産休・育休を取っていますが、休みに入る前は上司や周りの方からも「無理しないでね」などと温かい言葉をいただいていたので、安心して制度を利用できる雰囲気がありましたね。

飯田

関西のエリア事業部では私が初めて産休・育休を取ったのですが、産休前にあらかじめ業務を引き継ぐ後任の方を手配してくださったおかげで、仕事への不安は全くなかったです。引継ぎで多少慌ただしい日もありましたが、無理することなく、頼れるところは周りに頼りながらスムーズに産休・育休に入ることができました。

加藤

周りのサポートもあったお陰で、産休前に心配に思うことはありませんでしたね。どちらかというと、復職前に不安な気持ちが募ることが多かったような気がしています。

ーー復職前に感じた不安はどのようなことだったのでしょうか。どのように解消していきましたか
仕事と子育ての両立をしていく上でママ同士共感できることも多い様子
加藤

お休みをいただいている間は社内に関する情報がほとんど入ってこなかったので、自分だけ取り残されているのではという不安がありました。いざ復帰することをお伝えすると、仲の良い同僚や人事の方がこまめに社内の情報を共有してくださり、その不安も少しずつ解消されていきました。また、人事の方と直属の上司からも”無理のない範囲で”と配慮をいただき、現在はバランスの良い業務量で働けています。

今年に入り、店通や社内報などのコンテンツが増え、どこにいても常に会社の動きや情報が受け取れるようになったので、今後休職される方も安心できるのではないでしょうか。

飯田

私も同じです。1年3ヶ月程休職していましたが、子どもが生まれてからはとにかく毎日目が回るほど忙しく、仕事のことまで考える余裕がありませんでした。復職が近づくに連れ、子育てをしながら働いていけるか不安に感じていきましたね。
そんな中、出産後に大阪支店と以前赴任していた名古屋支店へ挨拶に伺った際に「出産おめでとう、お疲れ様」などと職場の方々に気遣いの言葉をいただけたことはとても嬉しく励みになりましたし、復職への活力にも繋がりました。
復職してからは、今までと違った生活サイクルに慣れるまで大変でしたが、周りのみなさまがサポートしてくれたおかげで無理なく働くことができました。

ーー復職後、どのように仕事と子育てを両立していますか
加藤

私は現在遠方に住んでいるため、在宅勤務制度を利用してテレワークで業務を行っているのですが、通勤に使っていた時間を育児に充てられるためとても助かっています。また、育児時短勤務制度で通常よりも勤務時間を短くしているため、子どもの保育園のお迎えやそのあとの寝かしつけを早めに終わらせることができ、自分の体を休ませる時間も充分に確保できています。翌日に疲れを持ち越すことなく仕事をするためにも、この2つの制度はとてもありがたいですね。

飯田

私は出社していますが、通常の勤務時間だと子どもの保育園の送り迎えができなくなってしまうのですが、育児時短勤務制度を使うことで余裕を持って送り迎えができています。早く帰る分、子どもとの時間を多く取れることも嬉しいですが、限られた時間の中で業務を行うことになるので、仕事においては時間内に終えられるよう効率を意識しています。

芳村

両立できているのは、職場のみなさまの理解と協力のおかげだと思っています。子どもが小さい頃は体調を崩したり、ケガをしたりと何かと急な呼び出しが増えます。私自身、仕事の途中で帰ることへの申し訳なさで何度も胸が痛くなることがありましたが、そんな時でも同じ部署の方々の理解と協力もあり問題なく業務を遂行することができました。
あと、育児や家事でときどき力を抜くことも大切にしています。仕事と子育て、どちらも完璧にしようとすると疲れてしまうので、できる限り手を抜けるところは手を抜き、無理なく両立できるようにしています。

桜の下で記念ショットの飯田親子
お出かけでご機嫌な様子の加藤親子
ーー最後に、制度を利用したからこそ言える、より良い子育て支援制度になるためのアドバイスをお願いします!
芳村

制度があっても活用しづらいという会社が多くある中で、当社のように制度取得に前向きな環境が整備されていることは嬉しいですし、休職中も安心して子育てに専念することができました。

今後は、産休前の段階でもう少し手厚いサポートがあると嬉しいですね。妊娠初期は悪阻からくる体調不良や産休前は体も重くなるので、一時間単位の休暇やフレックス勤務等のサポートがあると、より心強いのではと感じました。

飯田

子どもの検診等がある際は、半日休暇制度を活用しているのですが、検診の1~2時間のために半休を使ってしまうのは少しもったいないと感じることもあります。一時間単位の休暇などを活用できれば、仕事に回せる時間も増えて今以上に業務を効率的に行うことができると思います。

加藤

仕事と子育てを両立していくには、家族の協力も重要になってきます。育休はどうしても女性ばかりが取るイメージがありますが、今は制度として男性も取得できるようになっているので、今後は働くパパさんたちにも積極的に育休を取ってほしいですね。

TRNグループの子育て支援制度

当社では、子育てを行う社員が安心して働き続けられる環境を整えています。2022年6月現在、産休・育休取得後の女性社員の復職率は100%で、復職後も多くの社員が自身のキャリアを形成しながら働いています。

産前産後休暇制度

産前6週間、産後8週間の休業が可能

育児休業制度

子どもが最大満2歳になるまで、段階的に取得が可能

育児時短勤務制度

復職後、子どもが3歳に達するまでの期間、所定労働時間についての変更が可能。状況に応じて、最大で中学校就学の始期に達するまでの期間まで延長が可能

子育てをしながら働くワーキングマザーにとって、時短勤務や在宅勤務などの制度活用と周囲の理解やフォローはとても大切です。店舗流通ネットでは、ワークライフバランスの実現に向け、子育て支援をより充実できるような取り組みや環境づくりを今後も積極的に行い、それぞれのライフステージに沿った働き方を提案していきます。