ESG企業として「国連グローバル・コンパクト」に署名

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昨今、よく耳にするようになった「SDGs」という言葉。SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年に国連が定めた17の目標であり、2030年までに世界全体で取り組むべき項目を中心にまとめられています。
一方、期間の定めがあるSDGsと異なり「国連グローバル・コンパクト (United Nations Global Compact) 」は、企業や団体が持続可能な成長を実現するための長期的な取り組みです。

わたしたち店舗流通ネット株式会社(以下:店舗流通ネット)は、その趣旨に賛同し 、2021年12月2日付で国連グローバル・コンパクト (UNGC)に署名をしました。
国連グローバル・コンパクトに署名をするということは、ESG企業として、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに、自発的に取り組むことを全世界に宣言・約束したことになります。

そこで、今回はESG企業としての当社の取り組みについてご紹介します。

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国連グローバル・コンパクトとは

1999年の世界経済フォーラム(ダボス会議)にて、当時の国連事務総長コフィ・アナン氏が提唱した持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みのことです。

「国連グローバル・コンパクト」は、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、腐敗の防止、この4つの分野に関わる10の原則を掲げており、この原則に賛同し、遵守する企業または団体は、「国連グローバル・コンパクト」に署名をすることができ、この原則に則った企業活動が求められます。

日本では、2003年に「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)」が発足し、2011年に法人化されました。2021年10月22日時点でのデータでは、440の企業・団体が加盟しています。

国連グローバル・コンパクトとSDGs

では、国連グローバル・コンパクトとSDGsが相反するものかというと、そうではありません。この2つは、相互補完の関係にあり、より強力な効果を働きかけています。

国連グローバル・コンパクトとESG

また、国連グローバル・コンパクトに署名することで、企業は”ESG企業”として環境(Environment)・社会(Social)・組織(Governance)の3つの側面を意識した事業活動を行うことが重要となってきます。

国連グローバル・コンパクトと企業

欧州では早い時期から環境や社会に配慮しない企業は「規制されるべき」として、ビジネスに負の価値をもたらすといった認識が広がっています。人権や環境を尊重した企業活動を行っていることを証明するためにも、国連グローバル・コンパクトへの署名は重要な意味を担っているのです。

店舗流通ネットが行っているESGに関する事業

店舗流通ネットをはじめ、TRNグループでは現在、国連グローバル・コンパクトの10原則にも通じる「ESG」を重視し、企業経営を行っています。具体的には、自社事業およびオープンイノベーションでの協業において、人と環境にやさしい事業に取り組んでいます。

TRNグループが行っているESGに関する事業一例

担当者コメント

わたしたちはもともと、居抜き店舗を活用した店舗リース事業を主軸事業とし、老朽化したオフィスビルを飲食ビルへ再生するなど「持続可能な資源の使用」を行ってきました。

今回、ESG企業として形にしたものが国連グローバル・コンパクトへの署名です。これは、世界に「当社はESG企業である」と宣言することなので、その趣旨から外れることのない企業であるために、今ある規制をポジティブに発展していきたいと考えています。

社員一人一人が意識して日々の仕事を行うことができれば、安全な事業活動につながっていくと思います。

<担当:志賀>

店舗流通ネットは、今持っている常識だけを大切にするのではなく、年々変わっていく世界情勢・環境を絶えず意識し、時代の流れに臨機応変に対応しながら会社をアップデートしていくことで、ESG企業であり続けます。

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