免疫力アップにも!産地とつながり健康野菜の商品化を促進・ワタミ

ワタミが群馬県産の有機きく芋を戦略商品とした 健康野菜として注目のきく芋を自社農場でも栽培 外食・宅食商品で順次メニュー化し販売する きく芋収穫で群馬県知事を表敬訪問ワタミ株式会社(以下、ワタミ)は11日、群馬県高崎市のワタミファーム倉渕農場で生…

ワタミが群馬県産の有機きく芋を戦略商品とした

健康野菜として注目のきく芋を自社農場でも栽培

外食・宅食商品で順次メニュー化し販売する



きく芋収穫で群馬県知事を表敬訪問

ワタミ株式会社(以下、ワタミ)は11日、群馬県高崎市のワタミファーム倉渕農場で生産した有機野菜「きく芋」の収穫報告で、群馬県知事の山本一太氏を表敬訪問したと発表した。県とタッグを組みながら、社をあげたプロジェクトとしてきく芋の商品化と普及を進める。

きく芋には、近年話題のイヌリンという食物繊維が豊富に含まれ、これが腸内細菌のえさとなることから腸内環境の改善が期待できるとされる。良好な腸内環境は免疫力向上につながるため、コロナ禍での訴求力も高い。

イヌリンだけでなく、亜鉛などのミネラル分、ポリフェノール、ビタミンB群など豊富な栄養素を含む健康野菜でもあり、幅広い層にアピールできると考えられることから、ワタミではこれを戦略商品と位置づけた。


国内最大級の有機圃場、自社生産で商品化

ワタミでは、ワタミファームとして全国11カ所に直営の農場と牧場を展開、国内最大級の有機場を有している。このうちの5農場できく芋生産を2020年春から開始、主力農場としたワタミファーム倉渕農場で今期、20トンを収穫した。ワタミファーム全体では40トンが収穫できたという。

ワタミグループでは、このきく芋を「スーパーBIOフードきく芋」として、国内外食事業の443店舗、宅食事業営業所の525カ所で展開させていく。今後は生産量の増加と商品化の推進を進め、海外外食事業にも展開を拡大させる方針だ。

第1弾として「ミライザカ」高崎西口駅前店では、「きく芋入りオーガニックシーザーサラダ」と「きく芋入り鶏炊込みごはん」の提供を開始させている。


国内に眠る健康野菜にスポットを

きく芋は、最近になって徐々にその知名度を上げてきているが、まだまだ一般認知度の低い食材だ。こうした国内市場に眠る健康野菜を戦略商品にオリジナルメニューを開発・提供すれば、ヒットを狙いやすく、差別化も図りやすい。

ワタミの取り組みでは、自治体とのコラボや自社での有機栽培生産といった手法も注目される。コロナ禍でこれまで以上に健康意識が高まる今、食材を見直すのも一案といえよう。

店通編集部