飲食店の広告・宣伝方法11選!広告費の相場・おすすめ媒体は?無料で集客する方法も紹介

飲食店の集客に欠かせない広告・宣伝費。しかし、「どんな媒体に、どのくらいの費用をかければよいのかわからない」という悩みを抱えている飲食店経営者も多いのではないでしょうか?今回の記事では、飲食店の広告・宣伝費の相場と、広告の種類とその特徴について解説します。

広告・宣伝費をかける目的・メリットとは?

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認知度を向上させ、来店促進に

飲食店が広告や宣伝に費用をかけるのは、店舗の存在やサービスをより多くの人に知ってもらい、来店に繋げることが目的です。

具体的な広告・宣伝費の例としては、チラシの作成費、雑誌・インターネットなどの広告掲載費、グルメサイトへの登録料などが挙げられます。

特に新規店をオープンした際や、新発売の商品を売り込む際に広告・宣伝などのプロモーションが必要となってきます。あなたのお店の存在や新しい商品やサービスを始めたことは、お客様に知られなければ来店には繋がりません。その認知を広めるための手段が広告および宣伝なのです。
 

節税につなげる効果も

先ほど挙げた広告費の例は、広告・宣伝費の勘定科目として経費に計上することが認められています。効果的な広告や宣伝は、店舗の集客を増やすことと、経費に計上することで節税に繋げることができます。
 
しかし、集客効果や経費の削減が見込めるからと言って、とにかく広告・宣伝費を増やせばいいというわけではありません。あなたの店舗に適していない広告運用を続けていては、広告・宣伝費を経費として計上できたとしても集客には繋がらず、その結果として利益を伸ばすことはできません。

そのため、広告・宣伝費の運用は、自分の店舗の特徴に適した種類の媒体を選ぶ必要があるのです。
 

広告・宣伝費の相場はどれくらい?

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広告・宣伝費の相場

飲食店は広告・宣伝費にどのくらいの費用を使っているのでしょうか?一般的には、売上金額に対して5~10%ほどの金額が広告・宣伝費の相場と言われています。
 
例)月の売上金額が100万円の店舗
100万円×(0.5~1.0)= 5~10万円
⇒よって、費やす広告・宣伝費は5~10万円が妥当
 
上記は一例なので、すべての店舗に当てはまるわけではありません。
実際に、一等地の立地に店舗を設け、家賃が高い代わりにその立地に店舗があることで宣伝効果になっている、などという場合もあります。
上記の割合はひとつの目安として、自分の店舗の広告・宣伝費とどれくらいの差があるかの参考にしてみてください。
 

広告費割合を繁忙期・閑散期で変えることも効果的

また、広告・宣伝費は毎月一定額とは限りません。飲食店の繁忙期となるお盆や忘新年会シーズン、ゴールデンウィークは多くのお客様が来店されますので、これらの時期に広告・宣伝費を増やすことでより大きな集客効果を見込むことができます。
 
反対に、売上の落ち込みがちな閑散期に広告・宣伝費を増やすことで、集客アップを狙うという運用方法もあります。

広告・宣伝の種類

広告・宣伝はアナログとデジタルでいくつか方法があります。ここからは、
 
・グルメサイト
・SNS
・チラシや雑誌広告
 
上記3つに分けてそれぞれのツールと種類についてご紹介していきます。
それぞれ広告にかかる費用やユーザー層、運用の手間などの特徴があるので、自分の店舗に適した広告の種類の参考にしてみてください。
 

広告・宣伝方法①グルメサイト

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グルメサイトはご存じの通り、さまざまな飲食店の情報が掲載されているサイトです。店舗のメニューや店内の写真などをお客様に見てもらえる他、インターネット上で予約の受け付けが可能なサービスもあります。いまや飲食店の約70%はこのグルメサイトを利用しているとのデータもあります。
 

食べログ

・飲食店登録81万件の国内最大グルメサイト
・口コミでお店を評価するシステム
・費用(税別):ライトSプラン 月額1万円+従量料金(実際の来店客数に応じて算出) ~
URL:https://owner.tabelog.com/
 
国内で最もユーザー数の多いグルメサイトです。飲食店の掲載数は81万件、掲載口コミ数は3,800万件を超えており、ユーザー層は広く老若男女が利用しています。
ネット予約やクーポンの発行にも対応しており、グルメサイトの登録に迷ったときに最もおすすめのサービスです。
 

ホットペッパーグルメ

・雑誌・HP・アプリなどの複数の媒体あり
・優れたネット予約システム
・費用(税別):Bプラン 月額3万2,000~4万円 ~
URL:https://www.hotpepper.jp/keisai/
 
フリーペーパーからインターネットサイトへと発展したグルメサイトです。雑誌やホームページ、アプリなど多くの媒体を持つホットペッパーは、さまざまな場面でユーザーからの認知を狙うことができます。
 
また、ネット予約のシステムはほかのサイトよりも使い勝手が良いところも特徴です。さまざまな媒体から広告を打ち出したいときにおすすめのグルメサイトです。
 

ぐるなび

・宴会向け店舗やプランが豊富
・サラリーマン世代のユーザーが多い
・費用(税別):無料~(有料プランは月額1万円~)
URL::https://pro.gnavi.co.jp/kamei/
 
ぐるなびは宴会向けの大型店舗の掲載が多いことと、サラリーマン世代である40代の男性ユーザーが多い点が特徴です。そのため、席数の多い宴会需要が高い店舗はぐるなびの登録がおすすめ
 
また、無料から利用することができ、有料プランも1万~5万円と安価であるところも嬉しいポイントです。
 

Googleマイビジネス

・Google検索で上位表示されやすい
・マップ検索に強い
・費用:無料
URL:https://www.google.com/intl/ja_jp/business/
 
グルメサイトとは少し毛色が違いますが、最近はGoogle検索をグルメサイト代わりに使っている人が増えています。
Googleマイビジネスにしっかり情報を登録すると、Google検索およびGoogleマップ検索での上位表示がされやすくなります。特に、Google検索では他のグルメサイトよりも検索結果の上位に表示されるので、より多くのお客様への認知を期待することが可能です。
 
さらにサービス利用は無料。Googleマイビジネスの店舗ページに自店のホームページやSNS、他のグルメサイトのリンクを掲載することができますので、他のサービスとの組み合わせも可能です。
無料で利用でき、利用する人も増えているため、登録および詳細な情報入力は行っておくのがよいでしょう。

広告・宣伝方法②。SNSの運用方法は?

広告・宣伝方法②SNS

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SNSはいまやビジネスでも必須のツールとなりました。ほとんどお金をかけることなく運用することができるので、広告・宣伝費にお金を使いたくない方にもSNSの活用はおすすめです。
 
SNS上でも広告を運用することが可能で、SNS広告を利用することでより効果的な集客が望めます。広告予算は1円単位で組むことができ、費用はクリック率や広告掲載、フォロワー獲得数など目的に応じて設定することができる利便性の高さも魅力です。
 

Facebook(フェイスブック)

・リアルな繋がりの強いSNS
・20~50代が中心のユーザー層
・より細かなターゲティングのSNS広告運用が可能
URL:https://www.facebook.com/business/ads
 
Facebookは実名登録が基本のSNSであるため、実際に面識のある知人・仕事関係との繋がりが中心となりやすいです。投稿の特徴としては長文のものが多いため、Facebookを運用する場合は店舗のこだわりや商品の説明、営業を通じて感じたことなどを投稿するとよいでしょう。
 
また、Facebook広告はユーザーの年齢・地域・学歴など詳細なプロフィール設定を活かし、よりピンポイントな広告運用を行うことができます。さらにInstagramアカウントとの連携が可能で、Facebookに投稿した記事や広告をInstagramに載せることも可能です。
 

Twitter(ツイッター)

・拡散力が高い
・10~30代が中心のユーザー層
・拡散力を活かした広告の費用対効果が高くなる
URL:https://business.twitter.com/ja.html
 
Twitterは匿名性の高いSNSであるため、お客様のリアルな声や反応を拾いやすいという特徴があります。また、Twitterは投稿の拡散力が高いSNSであるため、店舗の魅力をアピールできる料理や調理風景などの写真や動画の投稿を上手く活用すると良いでしょう。
 
Twitterで投稿した広告は、拡散(リツイート)されたものに関しては費用がかからないというメリットがあります。「リツイートしてくれたらクーポン券配布!」などのキャンペーンを同時展開することで、集客の相乗効果を狙うことも可能です。
 

Instagram(インスタグラム)

・写真や動画に強い
・10~30代が中心のユーザー層
・より細かなターゲティングのSNS広告運用が可能
URL:https://business.instagram.com/?locale=ja_JP
 
Instagramは写真や動画の投稿を中心としたSNSなので、写真映えする料理や食材などを取り扱う飲食店には向いているSNSと言えます。Instagramは記事に関連性のあるキーワードを投稿に貼り付ける「ハッシュタグ」機能が他のSNSよりも盛んに使われているので、ハッシュタグを使いこなせるようになるといいでしょう。
 
Instagram広告を使う場合は、Facebookのアカウント取得と連携が必須なので注意が必要です。連携作業が少し手間かもしれませんが、Facebook広告と同じくInstagram広告も細かなターゲティングをした広告運用を行うことができます。
 

LINE(ライン)公式アカウント

・来店のリピートを促しやすい
・10~60代の幅広いユーザー層
・複数の媒体での広告運用が可能
URL:https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20191024/
 
LINE公式アカウントは、友達登録してくれたユーザーにメッセージやクーポンなどを配信することができるSNSです。不特定多数のユーザーに情報発信する他のSNSとは異なり、登録者のLINEに直接メッセージが届くという特徴があります。その反面、投稿がシェアされることは少なく拡散性はありません。
 
LINEは国内利用者数8000万人を超える圧倒的なユーザー数を誇っているので、LINE広告を使うことでより多くの認知を集めることができます。LINE広告が掲載される場所は、LINEのメッセージ欄やタイムライン、その他のLINEサービス、それら以外にもLINEが提携している他サービス・メディア上にも表示されます。
 
Instagramのハッシュタグの活用法など、具体的な各SNSの活用方法についてはこちらの記事でご紹介しているのでぜひあわせてご覧ください。

広告・宣伝方法③紙媒体

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紙媒体の広告はアナログな広告・宣伝の手法です。インターネットを活用した広告と比較して拡散性は低いですが、店舗のより身近な地域の顧客へアプローチをかけるのに適しています。飲食店の多くは来店型のビジネスモデルなので、来店しやすい近隣のお客様への集客手段として紙媒体の広告はおすすめです。
 

折り込みチラシ

・店舗の周辺地域の潜在顧客への訴求が可能
・ネット世代でない層にも効果的
・費用相場:1枚3~5円程度
 
新聞に挟んで配達される折り込みチラシは、近隣のお客様への広告として効果的です。配布する地域や日程などを選ぶことができるので、細かなターゲティングが可能です。
 
折り込みチラシは主に郵便物の多いファミリー層、インターネットにあまり触れる機会のない高齢者層がターゲットとなります。近隣住民やファミリー層、高齢者層をターゲットとしている店舗は、折り込みチラシを検討してみてはいかがでしょうか?
 
折り込みチラシの配達料はチラシのサイズや地域によって異なりますが、相場は1枚3~5円程度とされています。チラシの用紙代と印刷代にも数円がかかりますが、それを踏まえたとしても安いコストでチラシを配ることができます。
 
実際にチラシを活用し、売上が3割向上した店舗もあります。こちらの記事でインタビューさせていただいているので、ぜひご覧ください。 

雑誌・フリーペーパーへの出稿

・地域住民の集客に効果的
・掲載に数ヵ月時間がかかる傾向も
・費用相場:A4半分サイズで約30万~40万円
 
雑誌やフリーペーパーに広告を掲載することも、地域の住民の集客に効果的です。雑誌やフリーペーパーは月刊で発売されることが多いため、比較的長い期間購読されるという特徴があります。
 
しかし、発売期間が月単位なので、広告の掲載に数ヵ月の時間がかかるというデメリットもあります。
 
雑誌やフリーペーパーの広告掲載料はページサイズや掲載場所によって大きく変動しますが、A4半分サイズでだいたい30万~40万円が相場です。
 

ショップカード

・コンパクトで手にとってもらいやすい
・近隣の店舗などにおいてもらうという訴求も可能
・最安値目安:デザイン料5,000円~、印刷費100枚当たり5,000円~
 
ショップカードは店舗の情報をコンパクトなカード1枚にまとめたものです。気軽に持ち運びができるサイズであることと、地図やSNSへのQRコードリンクを掲載できるなど自由度の高さがメリットです。近隣の店舗に置いてもらう、というような交渉も可能でしょう。
 
ショップカードの作成費用はサイズやカラー、依頼する会社によっても大きく変わります。相場としてはデザイン料が5,000円~、印刷費100枚当たり5,000円~が最安値の目安なので、参考にしてみてください。
 

まとめ

広告・宣伝費は適切に運用すれば確実に集客を生むことができます。そのためには、あなたの店舗に合った広告・宣伝の種類を選ぶことが必須です。しっかりと効果の出る広告を運用して、お客様の来店数アップに繋げましょう。
 

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店通編集部