過去から学ぶ!飲食店集客の歴史!時代に合った集客方法とは?


今や当たり前となっている、ウェブを使った集客ですが、大体5年周期で変わっていくと言われています。今回は飲食店の集客に関して、変遷の歴史を振り返ってみたいと思います。

年代別集客の歴史~インターネットの誕生と普及

1990年代 紙媒体や看板

電話
インターネットが普及していない当時、紙媒体や看板を使った集客が主流でした。
紙媒体といえば、折込チラシグルメ雑誌タウンページですね。私も小さい頃はタウンページを見てお店に電話していたのを思い出します。当時、タウンページの広告欄は掲載順位も広告費順での掲載となっていたようで、現在のリスティング広告に近いシステムといえます。
また、タウンページはアイウエオ順での掲載のため、「ア」から始まる企業が多くなっていたようです。昨今のSEO対策に似ていますね。

看板そして、今でも重要な広告手法である看板です。当時はインターネットもそこまで普及していなかったので生活の中で得られる情報は限られていました。そんな中、街中で目に飛び込んでくる看板という広告手法はとても効果的なものだったといいます。

1996年~ インターネットの普及、グルメサイトの始まり

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インターネットが普及しだした頃、日本初のグルメサイト『ぐるなび』が開設されました。
当時はホームページをもっていないお店も多く、ぐるなびをホームページの代わりに利用する店舗が増えていくことになります。
また、同年に元祖クチコミ型グルメサイト『askU東京レストランガイド』も開設されました。こちらはユーザーがクチコミを投稿していくスタイルのサイトで、2012年に閉鎖となります。

2005年~ 食べログサービス開始

ぐるなび登場以降、あまたのグルメサイトが登場する中、『食べログ』が開設されました。askU東京レストランガイドが荒らしなどに苦しむ中で、ブロガーを中心としたレビュー獲得戦略や、写真を充実させたコンテンツ制作などが成功し、ユーザー数を増やしていくことになります。

携帯端末の進化~集客サービスの進化

2009年~ スマートフォンの普及~オンライン予約完結型サービスの出現

f:id:tentsu_media:20200817111720j:plain2009年にiPhone3GS、2010年にはiPhone4が発売されます。いわゆるスマートフォンの登場により、グルメサイトだけではなくGoogleやYahoo!といった検索サービス上で「居酒屋」「カフェ」「レストラン」などのフリーワード検索が増加するようになります。
「各グルメサイトのトップページから検索をしてお店を探す」という挙動が、「GoogleやYahoo!などで検索をしてグルメサイトの店舗ページを閲覧」という流れに変化していきました。
また、システム面の変化としては、それまでのグルメサイトはウェブ上で予約は完結せず、お客さんから店舗への予約電話や、ウェブ予約をしたお客さんへ店舗から確認電話がいくなど、どうしても電話をする必要がありましたが、オンラインのみで予約が完結できるサービスが増えてくることになります。これにより、ユーザーや店舗側の電話確認の手間が減り、この利便性の向上が市場に受け入れられた結果、急速にグルメサイト対応店舗が増えていくこととなります。
また、食べログが順調に力を増していく中で、そのクチコミの質には疑問の声もありました。そんな中、2010年に『Retty』が開設されます。レビュアーが実名登録になっており、より信頼度の高いクチコミ投稿を獲得していきます。

2015年~ フリーワード検索の増加

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以前もこちらの記事でご紹介しましたが、スマートフォンの普及率の増加に伴い、フリーワード検索が更に増加してきています。上のグラフはGoogle内で特定のワードがどれだけ検索をされているのかを表にしたものです。各グルメサイトでの指名検索は徐々に下落していることが読み取れます。

2020年~ 決済完了型サービスが台頭してくる?

f:id:tentsu_media:20200817112606j:plainテイクアウトやデリバリー向けアプリとして、はやっているUberEats出前館などの事前決済サービスが勢いを増しています。現在は、デリバリーやテイクアウトのオンライン決済が主流ですが、店舗内で端末から注文するモバイルオーダーという仕組みも耳にすることが多くなってきています。
また、推論にはなりますが、現在加盟店を順調に増やしているQR決済系のサービスも、システム的に事前決済の仕組みを導入することはできると思われます。また、アプリの利用ユーザーに対しての販促活動も行えるようになっており、今後の店舗集客の要になっていくのではないでしょうか。今後、これらのサービスがどのような進化を遂げていくのか注目です。

まとめ

歴史を振り返ると、インターネットやスマートフォンの普及、そして携帯端末の進化など、技術の進歩するにつれて店舗集客も進化してきました。店舗、ユーザーの利便性向上の歴史と言っても過言ではありません。今後はどのように利便性が向上されていくのか、それを見据えて店舗側も集客施策を考える必要があります。時代は移りかわるものです。変化を恐れずに対応していきましょう。