8月より本格始動!?Go To Eat キャンペーンとは?飲食店にもたらされる効果は?

新型コロナウイルスの影響を受けた、飲食業や観光業、イベント・エンターテインメント事業などを支援し、再活性化するための需要を喚起しようと取り組まれている、官民一体型キャンペーン「Go To キャンペーン」。そのなかでも、飲食業に一番関わってくるのが「Go To Eatキャンペーン」です。今回は、そんな「Go To Eatキャンペーン」を中心に制度の内容や注意事項をご紹介します。

新型コロナウイルスの緊急事態宣言は解除されたものの、世の中は未だ感染防止活動が不可欠であり、経済活動も両立させなくてはいけない、「withコロナ時代」へと突入しています。
持続化給付金、家賃支援給付金など政府や自治体もさまざまな経済支援策を打ち出していますが、そんな中、これから始まる支援策として今最も注目を集めているのが「Go To キャンペーン」です。
「Go To キャンペーン」の中には、飲食業向けの「Go To Eat キャンペーン」というものもあるので、この記事で詳しくご紹介します。 
 
※この記事は、2020年7月17日正午時点での情報です。
f:id:tentsu_media:20200710132930j:plain

「Go To キャンペーン」とはどんな制度?

そもそも「Go To キャンペーン」とは、どのような制度で、どんなものがあるのでしょうか?まずは、基本的なところからおさえていきましょう。
 

「Go To キャンペーン」とは?

新型コロナウイルスの影響を受けた、飲食業や観光業、イベント・エンターテインメント事業などを支援し、再活性化するための需要を喚起しようとはじまった取り組みです。感染防止の徹底と雇用の維持、事業の継続を最優先とし、期間限定の官民一体型キャンペーンとなっています。
日本全国を対象としており、予算1兆6,794億円という、これまでにない規模で実施されます。
 

「Go To キャンペーン」の種類は?

「Go To キャンペーン」には、4つの種類があります。
 
Go To Eat キャンペーン >>> 飲食事業向け
Go To Travel キャンペーン >>> 観光・運輸業向け
Go To Event キャンペーン >>> イベント・エンターテインメント業向け
Go To 商店街 キャンペーン >>> 商店街向け


「Go To キャンペーン」の開始時期は?

7月17日、国土交通大臣より「Go To Travel キャンペーン」に関しては、7月22日より先行して開始するという発表がありました。その他のキャンペーン事業については、7月10日時点では未定で、早ければ8月上旬には開始される見込みです。
実施期間は、今のところ2021年の春頃までとされていますが、こちらも正式発表待ちとなっています。
 

飲食店の救世主となるか?「Go To Eat キャンペーン」の詳細を学ぼう!

f:id:tentsu_media:20200710161902j:plain
Go To キャンペーンのなかでも、飲食業に一番関わってくるのが「Go To Eat キャンペーン」です。そこで、「Go To Eat キャンペーン」が具体的にどのようなものなのか、詳しく確認しておきましょう。
 

「Go To Eat キャンペーン」とは?

外出自粛の影響を受け、経済的打撃を受けた飲食業に人の流れと賑わいを創り出すことを目的としています。制度としては、以下の2つです。
 
◆オンライン飲食予約サイト経由で、期間中に飲食店を予約・来店した消費者に対し、飲食店で使えるポイント等を付与(最大一人あたり 1,000円分)
 
◆登録飲食店で使えるプレミアム付食事券(2割相当分の割引等)を発行

 
参照:『令和2年度国土交通省関係補正予算の概要』

つまり「予約した飲食店に訪れた際、割引が受けられる」ものと、「特定された店舗で使用可能な食事券」の2種類があります。ですが、この2つを同時に利用することはできません。
その他にも注意点があるので、以下にまとめておきます。
 
< 注意点 >
●2種類あるサービスを同時に利用することはできない。
●当日来店したお店ですぐ利用できるのではなく、事前のオンライン予約が必要。
●付与されるのは現金ではなく、ポイント。
●ポイント付与のタイミングは支払時。
 
例)3,000円のコースを5名で予約した場合
付与されるポイント1,000円分×5名分=5,000円分の割引ポイントが会計後予約した人にまとめて付与されます。付与されるポイントは分割することができないので、その点も注意が必要です。
 

「Go To Eat キャンペーン」の利用方法は?

制度の内容を見ると、「オンライン飲食予約サイト経由で」とありますが、具体的なサイト名はまだ発表されていません。代表的な飲食予約サイトはいくつかありますが、それら全てが対象となるのか、どれか1つに絞られるかなども発表待ちとなっています。
また、ポイントの利用方法についてですが、ポイントは支払い完了後に付与されるため、利用できるのは次回以降ということになります。
 
飲食店にはどのような効果が期待できるのか?

飲食店にはどのような効果が期待できるのか?

いつもよりお得に食事を楽しめるならと、外食を控えていた方が飲食店へ足を運ぶきっかけのひとつになるのではないでしょうか。今回の制度は、支払い後のポイント付与となっているため、お客さまにお店を気に入ってもらえれば、再来店してもらえる可能性が高いです。
また、予約をした上での来店となっているので、お店側としても事前の準備が行いやすい制度になっています。
 
withコロナが叫ばれる今、消毒、座席の間隔、換気と、きちんと感染症対策を施したうえで、お客さまをお出迎えできれば、この店は安心して食事ができるお店だと、認識してもらえるきっかけにもなります。
「Go To Eat キャンペーン」を賢く利用して、ただ来店してもらうだけで終わりではなく、次につなげていきましょう。
 

「Go To キャンペーン」その他の制度について

「Go To キャンペーン」の中には飲食業向けのものだけでなく、旅行やイベント向けのものなどもあります。それぞれどのような制度なのか簡単にご紹介します。
 

「Go To Travel キャンペーン」とは?対象外事項は?

7月17日国土交通大臣より、以下の条件に当てはまる場合は「Go To Travel キャンペーン」の対象外とする、という発表がありました。条件をご確認の上、ご利用ください。
 
「Go To Travel キャンペーン」対象外事項
◆東京発着とする旅行 
◆東京居住者の旅行
◆若者や高齢者の団体旅行
◆大人数の宴会を伴う旅行
◆検温や本人確認など事業者からの指示に協力しない旅行者の利用
 
「Go To Travel キャンペーン」参加条件
◆「新型コロナウイルス対応ガイドライン」の徹底
◆チェックイン時に検温・本人確認を100%実施(対面を避けるなどの感染予防を講じて実施)
◆週末を含め保健所に連絡し、指導を仰ぐ体制を確立
◆食事の際の三密を回避(座席の間隔を空ける、ビュッフェ方式の食事では個別提供を行う等)
◆浴場や飲食施設で三密対策を徹底(人数制限、時間制限を設ける等)
 
また、今回の発表で東京発着の旅行が対象外とされましたが、既に予約済みの旅行のキャンセル料について、国としては負担しない考えです。
 
参照:7月17日国土交通大臣発表内容
 
f:id:tentsu_media:20200713155520j:plain
「Go To Travel キャンペーン」とは、旅行業者などを経由して、期間中の旅行商品を購入した消費者に対して、 代金の1/2相当分のクーポンなど(宿泊割引・クーポンなどに加え、 地域産品・飲食・施設などの利用クーポンなどを含む)を1人1泊あたり最大 2万円分付与する制度です。
 
旅行代金の35%(補助額の70%)については、宿泊や日帰り旅行商品の割引を行い、残りの15%(補助額の30%)については、旅先の登録加盟店(飲食店・地域産品・観光施設など)で利用できる地域共通クーポンが発行されます。地域共通クーポンを発行することで、観光地全体の消費を促すことを目的としています。
 
まだ詳細が未定なことが多い「Go To キャンペーン」ですが、「Go To Travel キャンペーン」の開始時期については、7月の連休前である7月22日より開始すると発表されました。ですが、7月22日から開始される内容は、旅行代金の35%(補助額の70%)割引のみで、地域共通クーポンの発行実施については9月以降になるとされています。
 
< 注意点 >
●対象外事項がある。
●当日行き先ですぐ利用できるのではなく、「旅行業者経由」で購入する必要がある。
●現金が付与されるのではなく、宿泊代の割引やクーポンにて付与。
●1人あたり1泊2万円まで。
●日帰りも対象となるが、1人あたり1万円まで。
●7月22日から開始されるのは旅行代金の割引のみで、地域共通クーポンの発行開始は9月以降。
 
例)4人家族で3泊4日、1泊4万円の宿を対象の旅行業者経由で予約購入した場合(9月以降)
1泊4万円の1/2である2万円の内、70%にあたる1万4千円×4名分×3泊分=16万8千円は割引対象となり、残りの30%である6千円×4名分×3泊分=7万2千円はクーポンなどで付与されることになります。

■『Go To トラベル事業の概要』
■国土交通省/観光庁 『Go To トラベル事業関連情報』
 

「Go To Event キャンペーン」とは?

f:id:tentsu_media:20200713175813j:plain
チケット会社を経由して、期間中のイベントやエンターテインメントのチケットを購入した消費者に対して、2割程度の割引・クーポンの付与を行う制度です。
 
ライブなどのコンサート、演劇や伝統芸能などの舞台、美術館、博物館、遊園地、映画館、スポーツ観戦などが対象です。
ただ、あくまで新型コロナウイルス感染症による影響を受けたイベントであり、国内で有償にて不特定多数に対し行われるものが対象になります。
 
開始時期ですが、まだ未定です。
というのも、2020年7月21日まで、委託先事務局の公募をしている段階なので、もう少し先になることが予測されています。
 
< 注意点 >
●当日行き先ですぐ利用できるのではなく、「チケット販売業者」で購入する必要がある。
●現金が付与されるのではなく、チケット代の割引か、クーポンまたはポイントにて付与。
●1人あたりチケット代の2割相当額まで。
 
例)1万円のコンサートチケットをチケット会社経由で購入した場合
1万円の2割である2千円引きでチケットを購入できます。
または、1万円の2割である2千円分のクーポンかポイントが付与されます。
 
■経済産業省『Go To イベント事業について』
 

「Go To 商店街 キャンペーン」とは?

キャンペーン期間中の商店街でのイベントやプロモーション、観光商品の開発といった取組みを支援する制度です。
商店街あたり最大300万円を上限とする、となっていますが、広い範囲でプロモーションを行う場合や、観光商品の開発を実施する場合は、さらに最大500万円の上乗せが可能です。
 
開始時期は、まだ未定となっています。こちらも、Go To Event キャンペーン同様、2020年7月21日まで委託先事務局の公募をしている段階です。
 
< 注意点 >
●商店街あたり300万円が上限となっているが、プロモーションが広域の場合、観光商品の開発に取り組む場合は、最大500万円の上乗せが可能。
 
■中小企業庁『Go To 商店街事業について』
 

まとめ

f:id:tentsu_media:20200713181401j:plain
新型コロナウイルスの影響を受けた地域における、需要喚起と地域の再活性化を目指すためのこのキャンペーン。実施開始時期については、まだ未定のものが多いですが、現時点では8月頃と言われています。
新型コロナウイルスの流行が完全に終息したわけではありません。引き続き感染を広げない行動を心がけながら、キャンペーンなどをお得に活用していきましょう。
 
■『令和2年度国土交通省関係補正予算の概要』 
■『令和2年度 観光庁関係補正予算』
 

Ms.小わっぱ

 

こんな記事も読まれています

この記事をご覧になられた方々に、おすすめの記事はこちら。
まだお読みでない方は、ぜひお読みください。 
 


 

f:id:tentsu_media:20200710132930j:plain