【ウイルス対策】マスクの裏表の見分け方とは?マスクの正しい付け方・外し方のまとめ。

マスクを正しく着用しないと効果がありません。マスクの裏表の見分け方、着脱方法とは?なぜマスクが重要なのか、立体プリーツタイプ・ダブルΩプリーツ・下向きプリーツのマスクの裏表の見分けて、正しい着用方法と、正しい外し方を学びましょう。マスクは繰り返して使えるか、洗って再利用できるのか、ウイルスの感染経路と感染症対策も紹介します。

新型コロナウイルス感染症が国内・海外でも拡大しています。マスクを着用することで、ウイルスが含まれた飛沫ひまつから感染を最小限にできます。
しかし、マスクの付け方は間違っていないでしょうか?せっかくマスクをしていても、正しく着用しないと効果がなくなってしまうので、今回はマスクの裏表の見分け方、着脱方法を中心に、ウイルス感染症の対策を紹介します。



ウイルスの感染経路とは?

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厚生労働省によると、現時点で新型コロナウイルスなどのウイルス感染症は「飛沫感染」「接触感染」の2つの感染経路が考えらています。
■飛沫感染
感染者のウイルスを含んだ飛沫(咳、くしゃみなど)が空気中に飛散します。それを他の人が口や鼻から吸い込んでしまうと、ウイルスが体内に入り込んで感染します。

■接触感染
感染者がウイルスの付いた手で、周りのものを触ることでウイルスが付きます。未感染者がそれを触ることでウイルスが手についき、その手で自分の目、鼻、口などを触ることで感染します。よくある感染場所は、エレベーターのボタンや電車のつり革などです。

なぜマスクを着用することが重要?

厚生労働省によると、マスクを着用していない状態で、咳やくしゃみの飛沫は約2m飛ぶといいます。
マスクを着用すると、自分がたとえ無症状の感染者であったとしても、他者へうつすリスクを下げることができます。また、無意識にウイルスがついた手で顔を触ることによる接触感染のリスクを低減できます。

もちろん、マスクの着用で100%ウイルスを防げるとは言えませんが、少なくとも感染者からの飛沫はブロックでき、感染のリスクを抑えることができます。

マスクの裏表の見分け方!

マスク着用により飛沫感染のリスクを抑えられますが、意外と着用の仕方を間違えている人が多いです。また、実はマスクには裏表があるのをご存じですか?間違えるとマスクの効果は大幅に減少してしまいます。

市販はさまざまなタイプのマスクがあり、それぞれ着用方法も異なります。今回は「プリーツタイプ」のマスクの着用方法を紹介します。ネットで調べると、プリーツタイプのマスクは、ゴムひもの位置で裏表を確認する方法がありますが、実はメーカーによってゴムひもの位置は異なるので、正しい判断基準とは言えません。それでは、マスクの裏表の見分けるポイントを紹介します!

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メーカーにより、裏表が異なるので、着用する際にはパッケージの使用方法を確認することをおすすめします。

パッケージの使用方法以外であれば、マスクのプリーツの方向によりマスクの裏表を確認できます。そして、プリーツ型のマスクはプリーツの形により大きく2種類に分類でき、裏表の見分け方も異なります。

立体プリーツタイプ(ダブルΩプリーツ)



立体型タイプのマスクは上下を引っ張る際に、真ん中の部分が一番高くなるほうが外側です。口元空間が広くなるので、会話や呼吸もしやすい仕様になっています。
ちなみに裏表を間違えて着用すると、内側に凹んでしまうので、マスクが口にあたって会話や呼吸がしづらくなります。

プリーツが下向きのタイプ

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プリーツが下向きのマスクは、ひだが下向きのほうが外側です。プリーツが下向きになることで、花粉やほこりなどがたまりにくくなります。

以上、マスクの構造の目的を覚えると、裏表も簡単に見分けることができます。

「プリーツタイプ」の正しい着用方法

※下記のマスクの着脱方法は陸上自衛隊の感染症予防動画を参考に作ったものです。コロナ関連の災害派遣に参加した陸上自衛隊は、4/21の時点までに「感染者ゼロ」を維持しています。その感染防止策を学んで実践しましょう。

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①まず、マスクを付ける前に手を洗う。 ②マスクの裏表を確認。プリーツを上下に伸ばして、マスクを広げる。

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③鼻と口を覆って、ゴムひもを耳にかける。※顔のサイズに合わせて、ゴムの長さを調整。 ④マスクに顎の下まで確実に覆うように調節。指でワイヤーを鼻すじにフィットさせ、隙間がないように固定。

【注意】
※使用中のマスクの表面には病原体が付いている可能性があるので、着用している際にはなるべく触らないようにします。触る必要が場合は、触る前後は、手を徹底的に洗いましょう。また手で目や顔などを触らないようにします。

正しいマスクの外し方

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①マスクを外す際には顔に触れる可能性があるので、まずは手を洗う。 ②ゴムひもだけを持って、顔から外す。できるだけゴムひも以外の部分を触らないようにする。
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③ゴムひもだけを持って、蓋のついたゴミ箱に捨てる。 ④最後は再度手を洗う。


繰り返して使ってはいけない!

使い捨てマスクを繰り返し使うことはNGです。マスク不足が続く中、ネットでは使い捨てマスクの洗濯、高温消毒などの情報がたくさん拡散されていますが、洗濯や消毒をするとマスク本来の機能が失われてしまうのです。

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抗菌の使い捨てマスクは基本3~4層構造です。外側は飛沫をブロック、防水の性能があり、真ん中のフィルターが花粉やウイルスなど細かい粒子をブロックする性能を持っています。内側の不織布は呼気による水分や湿気などを吸収することができます。
高温消毒や水で洗濯などをすると、真ん中のフィルターの構造が破壊され、ウイルスだけではなく、花粉の侵入を防ぐ効果に影響する可能性もあるので、あまり予防に役立つものとは言えなくなります。

手洗いは大事!

マスクの着脱手順には何度も手洗う必要があることを述べました。接触感染を防ぐ基本は、しっかり手を洗うことだからです。では、「しっかり」とは、どのように洗えばいいのでしょうか?国立医薬品食品衛生研究所の発表によると、「ハンドソープで30秒以上の時間をかけて洗うと、手についた雑菌の量は約1万分の1に減少する」と言われています。


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厚生労働省「正しい手の洗い方」より


また、濡れた手は乾いた手に比べ多くの菌を運ぶため、手洗い後には水分を十分に拭き取りましょう。最後はアルコール製剤による手指消毒を行うことも効果的です。

まとめ

以上の対策を行っても完璧に感染症ウイルスをカットできるとは言えませんが、少なくても感染の拡大を低下させることは可能です。できるだけ必要のない外出や人混みを避け、健康管理を心がかけるとともに、予防に取り組みましょう。

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