【栄養の宝庫】リコピンやビタミンC、栄養素豊富のトマトで美容と健康効果抜群!

トマトは、低カロリーなのに生活習慣病の予防や老化を抑制してくれるリコピン、美肌効果や風邪予防に役立つビタミンCなどさまざまな栄養成分が豊富な緑黄色野菜です。そんな健康野菜であるトマトの起源は、なんと一千年前!トマトの栄養効果と共に、トマトとは一体どんな野菜なのか、その歴史と秘密を紐解きます。

こんにちは。水沢です。
今回、初めて店通記事を書かせていただきます。

最近、野菜にハマっているので、『トマト』について書いてみることにしました!
過去の店通記事には、「【きゅうりの効果・効能】食前きゅうりダイエット!~1ヵ月食べて感じた効果~」や「主食なのに!?もち麦の驚くべきダイエット効果・効能~1ヵ月食べてみた結果~」のように、1つの食材を継続して食べる企画が存在します。

継続は力なりと言いますが、毎朝トマトを食べ続けるとどうなるのでしょうか?
ダイエットを目的としているわけではありませんが、トマトについて調べる傍ら、とりあえず1ヵ月間朝食としてトマトを食べ続けてみました。
f:id:tentsu_media:20191029134726j:plain

トマトとは

f:id:tentsu_media:20191029154925j:plain
トマトは、日本語では「唐柿とうし」や「赤茄子あかなす」、「蕃茄ばんか」などの異称もある、ナス科に属する植物です。
ナス科には、多種多様な植物が含まれており、ナス、ピーマン、トウガラシ、じゃがいもなどもナス科に属しています。
トマトは日本では、種子から発芽し、一年以内に開花、結実したあと種子を残して枯死してしまう「一年生植物」として扱われています。ですが、熱帯地域では、複数年に渡って生存することができる「多年生植物」として扱われています。
 

トマトは世界一生産量の多い野菜

トマトは、じゃがいもやトウモロコシなどのでんぷん原料作物と大豆をのぞき、世界で最も生産量の多い野菜です。
その生産量は、食卓の常連である玉ねぎやキャベツを大きく引き離しています。どれくらいかといいますと、総務省統計局「世界の統計2013」によれば、トマトの生産量は、驚きの1億5,170万トン。2位の玉ねぎの生産量が、7,854万トンなので、世界でものすごい量のトマトが必要とされていることが分かります。
 
FAO(国連食糧農業機関)の統計によると、1人あたりのトマト年間消費量は、日本ではおよそ10kgなのに対し、1位のトルコではその10倍にあたる、99kgが消費されています。トマトの消費量1位の国がトルコだという意外な事実にも驚かされましたが、その消費量に唖然あぜんとしてしまいました。
 
意外といえば、トマトの生産量が最も多い国は、中国なのです。
 

トマトの起源は一千年前

南アメリカ大陸を南北に走るアンデス山脈には、今でも野生のトマトが生息していることから、トマトが生まれたのはアンデス山脈と言われています。では、どこで栽培され始めたのかというと、1000年ほど前にペルーで栽培され始めたという説と、メキシコで栽培されるようになったという説があります。
 
16世紀中頃、トマトはじゃがいもと一緒にヨーロッパに伝わりました。その当時は、鮮烈な赤色と青臭いにおいを放ったことから「毒草だ」とまで言われたトマトですが、1785年、フランスの権威ある園芸百科『善き園芸家』に「トマトは野菜である」と記載されたことから、トマトは野菜として認められました。
 
そして、19世紀にパスタと出会い、煮込めばおいしい、パスタと相性抜群のソースとして世界に広まっていきました。19世紀後半には、アメリカでトマトケチャップが大人気となり、その地位を確実なものにしました。
日本でトマトが栽培されるようになったのは、1960年代以降のことと言われています。
 

トマトの種類とトマトの中身

f:id:tentsu_media:20191030110014j:plain
まずトマトには、ケチャップやジュースなどになる「加工用トマト」と、サラダなどにしてそのまま食べる「生食用トマト」の2種類があります。
 
実はこの2つ、栽培方法から違っています。
一般的に「加工用トマト」は茎が地面をはうようにして伸びていますが、「生食用トマト」は茎を支柱で支えてビニール栽培をメインにしています。
「加工用トマト」は、おもにイタリアで作られた品種で、皮も厚く、水分が少なく、酸味が強くなっています。一方「生食用トマト」は、アメリカで品種改良されたものが多く、青臭さが少なく、甘みがあります。日本のトマトの代表品種である「桃太郎」もこちらに属しています。
 
トマトは、大きさや色、形、味とさまざまなものがあり、世界中には8,000もの品種があるといわれています。
私たちが八百屋やスーパーなどで、よく目にするトマトは「生食用トマト」になりますが、たいていは料理の目的に合った大きさのトマトを選びますよね。トマトには品種とは関係なく、大きさで分類する方法もあるので、そちらについてもご紹介したいと思います。
 

トマトの種類は3種類、大玉、中玉、ミニトマト

トマトを大きさで分類すると3種類に分けられます。
テニスボールくらいの大きさである「大玉」、ピンポン玉くらいの大きさである「中玉」(「ミディトマト」とも言います)、そしてお弁当でお馴染みのビー玉より少し大きいサイズの「ミニトマト」(「プチトマト」とも言います)です。
 
1本の房にたくさんの実をつけるミニトマトのほうが原種に近いとされています。
 

トマトの中身はうま味成分「グルタミン酸」と元気の源「クエン酸」

f:id:tentsu_media:20191030184035j:plain
トマトを真横に切ってみると、中には柔らかい仕切りがあって、いくつかの部屋に分かれています。部屋の中には、種とその種を覆うようなトロリとしたゼリー。これらは一体どのような役目があるのでしょうか?
 

子室ししつ(種の部屋)

とろりとしたゼリーと種が入っている空間のことを「子室」と呼びます。ミニトマトには、子室は2つしかありませんが、大玉になると5~8つほどになます。
最近の研究によると、小さな実をつける野生種のトマトが突然変異により、子室の数を増やして大きなトマトになったことが分かっています。

果肉かにく

子室の外を壁のように囲んでいるところが果肉です。食べた際に、歯ごたえがあると感じる部分です。

ゼリー

子室の中のゼリーには、種の発芽を抑える成分が含まれています。種を育てる環境が整ってから発芽できるように、種を守っているのです。
トマトは、甘みだけではなく、さっぱりとした酸っぱさがありますが、仕切り部分と比べるとゼリー部分のほうが酸っぱく、味が濃くなっています。これは、ゼリー状の部分にうま味の成分であるグルタミン酸と、身体の疲労物質を分解してくれるクエン酸を含んでいるためです
また、種子を運んでもらうために動物や鳥たちに飲み込まれやすくする働きもしています。

1個のトマトに、種は150~300粒ほど入っています。種がぎっしりとあるトマトは、その分ゼリーもたっぷりになるため、おいしくなります。
 

トマトの効果・効能とは?トマトの赤色は栄養満点の証!

f:id:tentsu_media:20191030202902j:plain
緑黄色野菜は「栄養の宝庫」と言われますが、トマトも緑黄色野菜の1つです。
西洋のことわざには「トマトが赤くなれば、医者が青くなる」や、「トマトのある家には、骨病なし」といったものがあります。昔の人は、健康な生活にはトマトの効果がとても良いということを経験から知っていたのです。
 

トマトに含まれる栄養素

緑黄色野菜に含まれている赤色・黄色・オレンジ色などの色素成分を「カロテノイド」と呼びます。トマトやスイカに含まれる赤い色素成分である「リコピン」もカロテノイドの一種です。カロテノイドは、生活習慣病予防や老化抑制に働くことが知られていますが、その中でもリコピンは、とりわけ効果が高いと言われています。また、体にとって有害な酵素を取り除く抗酸化作用もあり、ガンのリスクを減らしたり、白内障の発祥を遅らせる働きがあります。
 
また、太陽の光をたくさん浴びて育ったトマトには、「ビタミンC」がたくさん詰まっています。その他にも「ビタミンA」、「ビタミンB」、「ビタミンE」、「カリウム」、「カルシウム」、「鉄」、「葉酸」、「食物繊維」、「クエン酸」と、たくさんの栄養素が含まれています。
 

世界がトマトに大注目!トマトの効果効能とは

f:id:tentsu_media:20191031162842j:plain

◯内側からコラーゲンを生成し、うれしい美肌効果

美容ビタミンの代表格「ビタミンC」はもちろん、コラーゲンの増加を促すリコピンが内側からも作用し、体内も見た目も若々しく保ちます。
 

◯シミや小ジワを防いでアンチエイジング

血行の流れをよくするビタミンAと、抗酸化作用があるリコピンが老化の原因となる活性酸素を取り除き、肌の老化を防ぎます。ビタミンAには、目を健康に保つ働きもあります。
 

◯脂肪の燃焼を促進し、肥満予防に糖尿病予防

脂肪の燃焼を促進する不飽和脂肪酸と、血糖値を下げるリコピンの働きで、脂肪が溜まりにくくなる体作りをサポートします。
 

◯腸内環境を改善し、血糖値の上昇をゆるやかに

食物繊維には、腸内細菌を増やし、腸のぜん動運動を促進する働きがあります。また、胃腸内をゆっくり移動するため、お腹がすきにくくなり、食べすぎ・血糖値の急激な上昇を防ぎます。
 

◯余分な塩分を排出し、むくみを防ぐ

トマトの栄養素の1つであるカリウムは、利尿作用を促し、日本人が摂取しがちな塩分を排出する作用があるため、むくみを防ぐ効果が期待できます。
 

◯疲労回復、運動のお供にも

トマトのゼリー状の部分に多く含まれるクエン酸には、疲労の原因となる乳酸の発生を抑える働きがあります。筋トレのお供にトマトジュースを飲めば、素早い筋肉ダメージの回復が見込めます。
 

◯二日酔いの予防・症状改善に

リコピンには、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの働きを抑える効果があるのと同時に、利尿作用や解毒作用があるため、お酒を飲む際はトマトジュースやトマト料理を上手に取り入れることをおすすめします。
 
トマトの栄養素を上手にとるには

野菜や果実などには、栄養の吸収を阻害してしまう「細胞壁」というものが存在します。ですが、この細胞壁は、「加熱」と「破砕」により壊すことができます。トマトの栄養素の1つであるリコピンは、熱にも強く、油にも溶けやすい性質があるため、炒めたり煮込んだりしても、栄養素が減少する心配はありません。
それどころか、「加熱」と「破砕」をすることで、栄養素を吸収しやすくなるため、生のトマトより加工品のほうが2~3倍リコピンを吸収しやすくなります
ですから、生のトマトにこだわらず、トマトジュースやケチャップ、トマトピューレなど生活のスタイルに合わせて、トマトを取り入れましょう!
 
 

トマトを1ヵ月食べ続けた結果と感想

冒頭で宣言したとおり、「トマトについての記事を書くぞ」と決めてから1ヵ月間、朝食をトマトだけにするという生活をしてみました。
凝ったトマト料理を作るというわけではなく、ただ、まるごとトマトにお好みで塩を振って食べるだけというもの。チャレンジし始めの10日間くらいは、すぐに空腹感を感じていましたが、朝食の時間が短縮でき、なんとなく体の調子がいいような気が・・・。そして、昼食や夕食に好きなものを食べても太りにくい体質になった気が・・・。
 
その証拠に、トマトを食べ始める前は77kgだった体重が、1ヵ月後には75kgに!!
なによりも、お通じが良くなりました。
 
お酒を飲むのも好きなので、二日酔い対策も兼ね、まずは3ヵ月を目安にもう少し続けてみたいと思います。
 

【おまけ】トマトを使ったお手軽おすすめレシピ

トマト1ヵ月チャレンジをする中で発見した、おすすめのトマトレシピをご紹介したいと思います。
レシピといっても、本当に簡単に作ることができるので、料理が苦手な方もぜひチャレンジしていただければと思います。

煮込みトマトの作り方

f:id:tentsu_media:20191031172645j:plainf:id:tentsu_media:20191031172656j:plain
●材料
中玉~大玉サイズのトマト お好きな数
お好みで、玉ねぎや人参、キャベツなどのお野菜、ソーセージ
(今回はポトフ向きの具材を一緒にいれました)

●作り方
お鍋にトマトと、トマトが浸からない程度の水を入れ、ポトフの素やおでんの素、鍋の素と一緒に煮込みます。トマトの皮にヒビが入ったらでき上がりです。トマトの皮は剥いて食べても、そのまま食べても、お好みでどうぞ。
この時点でも、ダシが染み込んでいておいしいですが、より味を染み込ませたい方は煮込む時間を長めにして下さい。
味に少し飽きてしまったら、鍋の中でトマトを潰して、白米を入れて、チーズをかければトマトリゾット風の雑炊になります。
 

まとめ

一見サラダの一部のように見えてしまうトマトですが、毎日食べるということを踏まえた上で調べてみると、驚きの栄養や効果が!トマトのポテンシャルの高さに感動してしまいました。
おいしく栄養補給ができるなんて素敵ですよね。引き続き、食べ方や調理方法を工夫して、トマトの新たな魅力を発見していきたいと思います。
 

水沢

 
 

この記事を読んでいる人におすすめの記事はこちら

 
www.tenpo.biz
 
www.tenpo.biz
 
www.tenpo.biz
 

 
f:id:tentsu_media:20191031173929j:plain