季節の変わり目の体調不良は自律神経の乱れ!食事で改善、ストレスと腸内環境

どうして季節の変わり目は、体調不良を起こしやすいのでしょうか? 気温や湿度、気圧といった気候の変化による自律神経の乱れが原因とされています。 季節の変わり目に多い症状や、自律神経と腸内環境とストレスの関係性、自律神経と腸内環境を整える食事のポイント、『良いストレス』と『悪いストレス』のコントロールと、どうしても甘いものが食べたいときの対処法も紹介します。

日ごとに春らしくなってきましたが、ご健康にお変わりはございませんか。
節分の翌日の2月4日は「春が来る日」とされる「立春」ですが、季節の変わり目というよりも、とにかく寒くてしょうがないという時期でした。インフルエンザが流行し、家族4人の内、私以外の3人が感染してしまいました。みなさまの生活に少しでもお役に立てたらと思い、季節の変わり目に感じる体調不良とその原因について紹介します。

なぜ「季節の変わり目」に、体調不良が起こるの?

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どうして季節の変わり目は、体調不良を起こしやすいのでしょうか?
これは季節が変わる際の気温や湿度、気圧といった気候の変化に、からだの準備が間に合わないことが原因とされています。
特に2月~4月、9月~11月は朝晩の寒暖差が特に激しく、気候の変化を感じ易い時期なので、肉体・精神ともに憂鬱ゆううつになり、気持ちもソワソワしてしまうことで体調不良を起こし易いのです。
 

季節の変わり目に多い症状

風邪 頭痛 疲れ 発熱 だるさ せき ぜんそく 鼻水 鼻づまり 眠気 睡眠不足 食欲不振 胃腸のトラブル はき気 腹痛 便秘 下痢 腰痛 肌荒れ ニキビ じんましん アレルギー かゆみ しっしん 抜け毛 どうき めまい うつ イライラ
 
季節の変わり目に感じる体調不良の大きな原因として、自律神経の乱れがあります。
さまざまな症状を引き起こし、からだに多大な影響を与える自律神経とは、どういった役割を果たすものなのでしょうか? 

自律神経とは?

自律神経とは、どんな働きをしているのでしょうか。何となくストレスや精神不安の原因となるイメージが強いですが、人間の神経の中でも「自分の意思でコントロールできない」厄介な神経なのです。
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、仕事などの活動をしているときは交感神経が活発になり、休息時は副交感神経が活発になるのです。交感神経緊張副交感神経リラックスと捉えるとわかり易く、両方とも重要であり、バランスがとても大切なのです。
 

『良いストレス』と『悪いストレス』とは?

自律神経が乱れる直接的な原因は、ストレスではありません。
ストレスとは、からだや心に外部からの刺激による負荷がかかり、ゆがが生じることをいいます。さまざまなからだへの不調を引き起こす原因になるので、悪いイメージが強いですが、ストレスとして受けた刺激を、自律神経にうまく伝達できれば『良いストレスになります。さまざまな夢や目標、志しに対し、ストレスによる刺激が元気やる気奮起ふんきさせてくれます。
その刺激を悪いほうに作用させてしまうのが『悪いストレスで、現代社会で一般的にいわれるストレスであり、それにより自律神経の乱れが生まれるのです。
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どうしたら良いストレスを感じられるのか?

良いストレスというのは、目標を達成させる原動力や、頑張るための適度な刺激となり、自己成長につながります。自分を高めていくために必ず必要なもので、誰もが持ち合わせており、自分次第で良い刺激として関わることができるのです。
 
例えば、新しいことをやり遂げようという目標を持った時、その挑戦には必ずストレスが伴うものです。達成するために頑張る意欲や気持ちの高まりは、良いストレスとなり活力が沸いてきます。自らの気持ちのコントロールの仕方で、ストレスを良質なものにできるのです。
そして、うまくいかずに失敗したときでも再度奮起できる前向きな感じ方や考え方は、どこまでも自己成長させてくれる一番の手段に変わります。
 
では、ストレスと自律神経はどうやったら良いバランスを保てるのでしょうか?

ストレスと自律神経の良いバランスを作るには?対処法など

自律神経は自分の意思でコントロールできない厄介な神経で、四六時中刺激を与えることが良くありません。軽度な症状、疲れ、こり、痛み、冷えや頭痛、立ちくらみ、就寝中に夢をよく見る、寝起きがつらいなどといった症状を感じたときは、リフレッシュすることが大切です。
 

ストレスを改善し、リフレッシュする方法

  1. 山、海で叫ぶ
  2. 感動する映画や本などをみて泣く
  3. 適度な運動をする
  4. 快適な入浴をする
  5. 睡眠をとる
  6. 朝の太陽の光を浴びる
  7. 好きな香りでリラックスする
  8. 好きなものやおいしいものを食べる

 
人間にとってオンオフは重要で、何か一つに固執し囚われ過ぎてしまうことは、良くありません。
ただし、適度にストレスを感じ、自身に刺激を与えることは良いことですので、その分、しっかりとリラックスできる時間を取るようにし、ストレスと自律神経の良いバランスを保たなければならないのです。

腸内環境を整えて、自律神経を整える!

これらの対処法に加え、自律神経を整えるのに大切なのが腸です。心臓や肺、消化器官といった臓器は脳から指令が無ければ機能しませんが、第二の脳と呼ばれる腸には独自の神経ネットワークがあり、脳と腸は互いにストレスを伝達しあい、密接に関わっています。
そして、腸の動きをコントロールしているのが自律神経なのです。
 
わたしたちが喜怒哀楽を感じるのは、神経ネットワークを神経伝達物質が行き交うからですが、心を安定させ、気持ちをリラックスさせてくれる「セロトニン」や、喜びを高めてやる気や意欲を引き出す「ドーパミン」といった、心にとってプラスになる「幸せホルモン」を分泌することが、自律神経にとても良いのです。
さらに、体内のドーパミンの50%セロトニンの90%は、腸内細菌によって生成されています。腸内環境が良くなると神経伝達物質が多く作られるため、自律神経のバランスを整えるには、腸を整えることが大事なのです。
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前述の対処法で8.好きなものやおいしいものを食べるとあげさせてもらいましたが、もちろん節度が重要で、暴飲暴食をしたり、偏った食事をして良いということではありません。
また、糖質の取り過ぎによる高血糖は避けたほうが良く、血糖値が上がったり下がったりすることで自律神経が乱れるので、デザートなどの甘いものは控えたほうがいいでしょう。
(※それでも食べたいという方のために後程、その方法に触れていきます。) 

『自律神経と腸内環境を整える食事のポイント』

●食物繊維を取る

腸を整える代表的な栄養素。玄米、キノコ、海藻、こんにゃくなどに、多く含まれます。

●発酵食品を取る

ヨーグルトやキムチ、納豆、味噌といった発酵食品の乳酸菌が善玉菌を増やし、腸内環境が改善されます。

●水分を取る

消化器系(泌尿器系)を刺激し、良質な排泄を促進し、自律神経を整えます。

●体を温める

体を温めることで、血流を良くし、体温を高めることで免疫力もアップします。
 
仕事や家事で忙しかったり、疲れているからと、手軽なインスタント系の食事やお菓子で済ませてしまうと、栄養が不足し、リフレッシュどころかストレスが倍増し、心とからだに必要な栄養が失われ、体調まで崩してしまいます。 
そんなときは、必要な栄養素を手軽に摂取できる温かいスープが、自律神経を整え、新陳代謝や体の回復を促進できるので、おすすめします。
栄養素 働き 多く含む食材
ビタミンB 神経の動きを正常に保つ 玄米 豚肉 豆類
ビタミンC 抵抗力を高める 果物 緑黄色野菜 緑茶
ビタミンE 神経の動きを良くし、ストレスに強くなる 穀物 豆類 ナッツ類
カルシウム イライラを抑え、不眠解消できる 魚介海藻類 豆類 乳製品
亜鉛 神経伝達物質を作る 貝類 豆類 肉類 甲殻類

 

甘いものが食べたい!そんなときは『3時のおやつ』がおすすめ!

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先ほど、糖質の取り過ぎはだめと触れましたが、どうしても甘いものが食べたいときは、デザートや甘い物を間食として食べる方法をおすすめします。それは『昼の14時から15時ごろに食べる。』というもの。理由はこの時間帯が一日の中で、唯一脂肪をためこみにくい時間帯といわれているからです。ただし、同じ糖質を含む米や麺類を控えめにするなど、一日の摂取量を考慮して食べるようにしましょう。
 

まとめ

今まで自律神経のバランスについて、ほとんど考えたことはありませんでした。わたしは今年40歳になりますが、暴飲暴食には年々からだがついてこなくなり、体調を崩すことも増え、いろいろなことを振り返り見つめ直すことも多くなりました。まだまだ働き盛りを自負する私としては、健康を維持していくうえで自律神経とストレスのかかわりに興味を抱き、調べていくと、『良いことと悪いことの区別がついていなかった』『当たり前のような対処法を実践できていなかった』と、気づかされました。
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今の時代、便利さによって生活のリズムが乱れ、その乱れが自律神経のバランスを崩していると感じます。自律神経のバランスを整えるために、日常生活を見直し、それぞれの規則正しい生活習慣につなげて健康的な体を作り、ストレスを解消していくことを心がけてほしいです。

もし、こころとからだの不調を感じているときは、ここでご紹介したこと試してはどうでしょうか?しかし、症状が重く変わることがあるならば、まわりに助けを求めたり、場合によっては専門の先生にご相談ください。
 
この記事は自律神経の乱れが気になる方の参考になればと思い執筆しました。少しでもみなさまの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

SASU

 
 
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