【トレンド大予想】ニュースやキーワードから考える2019年の飲食業界とは

2019年の飲食業界は何が流行ると思いますか? 増え続けるフードトラックやキッチンカー。無断キャンセル問題の対策として経済産業省が発表したNo showとは。消費増税対策の目玉として公表されたポイント還元施策『キャッシュレス決済をした消費者へ5%還元』とは。 給与即日払いサービスや外国人雇用だけじゃない、人材不足の解消法とは。今年も勝手にやります!飲食業界トレンド大予測!

2019年、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
店通-TENTSU-編集部、『オー!ぎはら』です。

昨年(2018年)は店通-TENTSU-にとって大きな転機を迎えた年となり、記事をお読みいただいた皆さまにおかれましては、心よりお礼申し上げます。
(大きな転機とは?については『2018年を振り返る3つの大きな出来事』と題して、記事を公開していますので、ぜひお読みいただけたらと思います)

www.tenpo.biz

さて、昨年の振り返りはここまでにして、話を2019年に戻しましょう。

突然ですが、2019年は飲食業界にとって、どのような年になると思いますか?
ということで、今年も昨年同様、勝手にやってしまいます!飲食業3つの大予想です。

最後までお付き合いください。

1.今年も諦めません、横丁予想 今年はフートラ横丁

これまでも横丁に関しては、毎年妄想を繰り返してきましたが、今年も妄想してしまいます。
2018年、飲食店を求めて街中を毎日のように探索して歩き回りましたが、日頃良く感じていたのはフードトラック(キッチンカー)による移動販売が増えたこと増えたこと。私ども店舗流通ネットは東京都港区浜松町の世界貿易センタービルに事務所を構えているため、浜松町・大門、新橋、芝公園といったエリアがランチテリトリーとなります。これらのようなビジネス街でもフードトラックにたくさんの人が並んでいるのを毎日のように見かけながら、フードトラック需要に感心していました。そんな中、TLUNCH(トランチ)といったビルのスペースとフードトラック事業者をマッチングするアプリが話題になったことも相まって、更に増え続けていきそうです。

そこで、妄想してみました・・題してフートラ横丁

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フートラ横丁とはフードトラック横丁のことで、フードトラックがビルとビルの間に所狭しと並び、その間で料理やお弁当、ドリンク(お酒も含む)を購入した方々が食べて呑んで楽しんでいる空間となります。

これは想像するだけで楽しめませんか。しかもノスタルジックなカラーリングのフードトラックが現れたら、もう最高の空間の完成です。また、あえて狭い場所を効率的に利用したフートラ横丁フェスなるものが開催されたら、これは流行るかもしれません。


2.キャッシュレス化の波に飲み込まれる年

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業界内にいらっしゃる方でしたら、誰もが思い考えているかもしれませんが、今年2019年は『キャッシュレス化の波に飲み込まれる年』になると予想します。
って、もはや予想ではなく現実問題かもしれませんが、まずはこちらから。

もう知らないでは済まされない、No show対策問題

先日、経済産業省から「No Show(飲食店における無断キャンセル)対策レポート」が発表され、さらにPRTIMESにこのようなリリースが掲載されました。
※『No show』とは、予約をしておきながらキャンセルの連絡もせずに、当日現れない行為。つまり、無断キャンセルのこと。

www.meti.go.jp prtimes.jp

詳細は、経産省の対策レポートおよびリリースをお読みいただきたいのですが、要約すると以下のような話です。

  • 飲食店の無断キャンセル(以下、No showと呼ぶ)は、年間損失額は約2000億円に及ぶ社会問題となっている。
  • No show発生時には、消費者に対してキャンセル料を請求できる(コース予約の場合は全額、席のみの場合は平均客単価を設定)。
  • 消費者にキャンセル料を請求する場合は、キャンセルポリシーを事前に示し、キャンセル料の設定理由を説明する必要がある。
  • (株)TableCheckが実施した意識調査によると、調査に回答した約4割の飲食店がNo show被害を経験している。
  • 同調査によると、全体の7割の飲食店がNo show対策を実施していない。
  • 対策を行なっている飲食店では、半数以上が「来店日前に予約確認の電話をする」といった、手間や人件費を要するアナログな対策を実施している

ここから読み取れることとして、今年は以下のようなことをNo show対策として実施しなければならないと予想します。

  1. 現状、対策していないとしても、今後は国全体の取り組みとして捉え、実施して行かなければならない
  2. 対策を実施することによる[問題]解消は飲食店・消費者双方の利益となるが、実施方法と実行コストが課題となる
  3. 実際に、飲食店で行うことのできる対策ツールやスキームが必要となる
  4. 今後、実行するための(手間や人件費を抑えることのできる)ツールやスキームが提供される
  5. 結局は、飲食店それぞれが、どのようなツールやスキームを使って対策するのか、を決めなければならない

皆さんのお店では、このNo show問題に対して対策を考えていらっしゃいますか?残念ながら、なかなか対策を考え実施されているお店は少ないかと思います。

そこで、店通-TENTSU-はこのNo show対策問題としっかりと向き合い、今後も対策方法をテーマとして記事を公開して行きたいと考えています。


そして、2つ目はこちらです。

2020年までに待った無し、消費増税対策(ポイント還元施策)の実施

先々月(2018年11月)、政府による消費増税対策の基本方針が公表されました。その目玉となったのがポイント還元策で、『クレジットカード』や『電子マネー』、『QRコード決済』などでキャッシュレス決済をした飲食店や中小小売店の消費者に対し、国の負担で購入額の5%を還元する、というもの。(ただし、外食大手系フランチャイズチェーンは還元率2%)しかも、還元期間は2019年10月から東京オリンピック直前の2020年6月までの9カ月間。

そうなると、ポイント還元を求めてキャッシュレス決済を行う消費者が急増することは間違いありません。となると、現金のみで商売をしている飲食店は、どうしても敬遠される可能性が高くなりますので、キャッシュレス決済を導入せざるを得ない状況となってしまいます。つまり、キャッシュレス決済対策を実行しなければならない、となります。 
そこで、店通-TENTSU-はこのキャッシュレス決済対策についても、今後も対策方法をテーマとして記事を公開して行きたいと考えています。

そして、最後にどうしても語らなければならないのが、次の予想です。

3.人手不足に対して、対策方法で差がでる年


これまで、店通-TENTSU-としても『給与即日払いサービス、Payme(ペイミー)』や『外国人の正社員雇用に関する記事』などを取り上げながら、人手不足問題の解決をテーマとする記事を公開してきましたが、今もなお飲食業界における人手不足問題はさらに広がり続けている状況にあります。


そんな中、店通-TENTSU-としては、人手不足対策は人以外で対策が進んで行くのではないかと予想します。

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先日、浜松町のとあるビルの飲食店フロアで、驚くべき光景を目の当たりにしました。
それは、ランチで入店しようと並んでいるビジネスパーソンの待機列で、何とお店のスタッフがメニューを聞きながら入店を促すよりも、新しいタッチパネル方式の券売(食券)機の方が入店スピードが明らかに早かったのです。良く観察してみると、その理由はタッチパネル方式の真新しい券売(食券)機にあったのです。そのビルは外国人の方が多くお店のスタッフは人数やメニューのやり取り(伝達)で苦労をしていたのですが、一方で券売機は多言語対応のため、タッチパネルの言語を選び、スピーディーに食券を買い入店していたのです。

これを目の当たりにした時、思ったのです。人手不足は券売機や機材などによって、対策できるところが多々あるのではいかと・・・
それが、『人手不足対策は人以外で対策が進んで行くのではないか』と予想する理由です。 

これまで当たり前のように人が行ってきたこと(業務)を機械やスマートフォンなどの機器を使って対策としいくことが求められる年となり、その対策を行うかそうでないかで、店舗経営にものすごい差がでてくる年になるのではないかと考えてます。

なお、店舗流通ネットでは、この人手不足問題としっかり向き合い、会社全体として人材支援事業に取り組み始めています。この人材支援事業については、発表ができる段階になりましたら、改めて店通-TENTSU-として公表させていただきたいと考えていますが、これに限らず人以外での人手不足解消法をテーマとして、記事を公開して行きたいと考えています。


今年は、どちらかというと現実的な予想となってしまいましたが、それだけ飲食業界が動かざるを得ない年になるかと思っています。
それには、情報の伝達が重要になってくるとも考えていますので、店通-TENTSU-として業界内の方々に役立つ記事をこれまで以上に公開していきたいと考えています。

本年も、店通-TENTSU-を何卒よろしくお願い致します。
 
 

店通編集部

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