【お店レポ】人気のクラフトビールを味わおう。量り売り専門店「TAP&GROWLER」店内で角打ちも!

耳にすることが多くなったクラフトビールとその魅力とは? 下北沢のクラフトビールの『量り売り専門店』TAP&GROWLER(タップアンドグロウラー)の金井圭司さんにお話しを伺いました。 瓶詰専用機でグロウラーという瓶容器にビールを詰めて量り売りするTAP&GROWLER。常時18種類の樽生クラフトビールと、持ち込みOKの角打ちのスペースを提供しているという珍しい運営スタイルについても調査します!

下北沢担当ライターとんこです。今回のテーマは私も大好きなビール!その中でもクラフトビールと呼ばれるビールについてご紹介します。
 
近年、耳にすることが多くなったクラフトビールですが、そもそもクラフトビールって何?と思っている方も意外と多いのではないでしょうか?そこで、今回の記事では今さら聞けないクラフトビールとその魅力について調査していきます!
 

今さら聞けない、クラフトビールの基礎知識

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小規模醸造所で醸造される小規模生産のビールをクラフトビールと呼びます。「クラフトビール」と聞くと、なんとなく「手作りのビール」というざっくりとしたイメージを持っていたのですが、醸造所の規模によって呼び名が変わるのですね。各地域で生産されている地ビールもまた小規模醸造所による小規模生産であればクラフトビールとなるわけです。
 

発酵方法「エールとラガー」の違い

ビールは酵母が発酵することでつくられます。その中でも代表的な発酵方法が①上面発酵(エール②下面発酵(ラガーの二種類なのです。私たちが普段飲んでいるビールは、ほとんどこのどちらかといって良いでしょう。発酵方法によって、それぞれ違った味わいのビールとなります。
 
①上面発酵(エール

常温で時間をかけずに発酵させます。特徴としては芳醇ほうじゅんで飲みごたえがあり深い味わいを楽しめます。

②下面発酵(ラガー

低温でじっくり時間をかけて発酵させます。特徴としては雑味のないクリアな味わいを楽しめます。

 
日本の大手ビールメーカーでは②のラガースタイルによる醸造が主流なため、日本人に最もなじみ深い味といえます。一方、小規模醸造所による小規模生産のクラフトビールは①のエールスタイルが主流で、多く醸造されています。
 
大手メーカーのラガーに比べ、エールが主流のクラフトビールの方が「味わい深くコクがある」と感じていたのは、このスタイルの違いによるものなんですね!エールビールにはエールビールの良さ。ラガービールにはラガービールの良さがありますので、違いを理解した上でぜひ飲み比べてみてください。
 
 

常時18種類の樽生クラフトビールが楽しめるお店は下北沢にあり!TAP&GROWLER(タップアンドグロウラー)

さて、入門知識を身につけた上で、知れば知るほど「やっぱりおいしいビールが飲みたい!」ということでやってきました、わがホーム下北沢。この地でクラフトビールが味わえる、ちょっと珍しいお店を発見しました。それがこちらのお店です!
 

クラフトビールの『量り売り専門店』TAP&GROWLER

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全国各地の醸造所よりセレクトしたクラフトビールを直接仕入れ販売。常時18種類もの樽生クラフトビールを量り売りしているお店です。それにしてもビールの量り売りって珍しくないですか?TAP&GROWLER店主の金井圭司さんにお話しを伺います!
 
 

TAP&GROWLER店主 金井圭司さんインタビュー

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とんこ:本日はよろしくお願いします!早速ですが、量り売り店にしようと思ったのはなぜですか?
 
金井さん:ビールの量り売り店があまりなかったので面白そうだなと!笑
 
とんこ:、、、笑
 
金井さん:面白そうっていうのも、うそではないんですが、実は醸造所を立ち上げてオリジナルのクラフトビールをつくるのが夢なんです。醸造所を作るには年間6,000ℓの販売実績が必要でして…。
 
とんこ:えっ!自分でビールをつくっちゃうんですか!?
 
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金井さん:はい。私のオリジナルビールを皆さんに飲んでいただきたいのです。
 
とんこ:本当にビールがお好きなんですね!
 
金井さん:やっぱり好きなことって極めたいじゃないですか!その方が楽しいし。そこで、販売実績を達成するためにこの酒店をOPENしました。普通に販売するだけじゃつまらないし、人と同じことをするのも嫌だったんですよね。何か新しいこと、面白いこと、を探していく中でこのスタイルにたどり着きました。
 
とんこ:なるほど。ビールに対する愛情が伝わってきました!そして発想と行動力がすごい!
 

ビールの量り売りという新しいスタイルを実現

TAP&GROWLERの楽しみ方は2通り。店内スペースで気になるビールを角打ち(かくうち。酒屋さんの店頭でそのまま飲むこと)して試飲すること。そして気に入ったビールを量り売りしてお持ち帰りすること。持ち帰りの際は、グロウラーという瓶容器に入れてもらいます。
 
クラフトビール瓶詰専用機TAP&GROWLERオリジナルグロウラー
瓶詰専用機とTAP&GROWLERオリジナルグロウラー
 
ビールの鮮度を保ったままグロウラーと呼ばれる量り売り用の容器にビールを詰めるには、専用機を用います。しかし、日本での市場はまだまだ小さく求める製品をそろえることが難しかったそう。海外から取り寄せたり特注品で対応しなければならず調達に苦労したとのことでした。
 
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こちらが海外から取り寄せた瓶詰専用機。見た目もスタイリッシュでとてもカッコいい。樽生クラフトビールは、テイスティングのグラス1/2パイント(284㎖) 、量り売りのグロウラー32オンス(900㎖)または64オンス(1,800㎖)より購入できます。
※グロウラー(ガラス製またはステンレス製)は、別途購入してください。
 
 

他店では味わえないビール・こだわりの泡

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とんこ:TAP&GROWLERさんのビールのこだわりポイントについて、教えてください。
 
金井さん:樽生ビールの炭酸ガスは一般的には二酸化炭素を使用しますが、TAP&GROWLERでは二酸化炭素と窒素を混合しビールの特性に合わせて配合率を変えています
 
とんこ:緑色の二酸化炭素のガスボンベはよく見かけますが窒素とは!初めて聞きました。
 
金井さん:窒素を加わえることで、きめ細かでクリーミーな泡ができマイルドな飲み心地となります。さらに黒色のビールには専用タップを使用し、よりクリーミーでなめらかなクリーム状の泡を楽しむことができす。他店ではなかなか味わうことができないと思います!
 
とんこ:こだわりの泡とマイルドな飲み心地ですかぁ〜。ここでしか味わえないビールなんですね!絶対飲みたい!
 
 

店主の金井さんに聞く!人気のクラフトビールスタイルについて

先程文頭にもご説明した通り、ビールの発酵方法は大きく分けて2種類「エールとラガー」があります。その中で原料や醸造方法の違いにより分類したビールの種類のことをスタイル(ビアスタイル)と呼びます。おすすめのスタイルと特徴についても、店主の金井さんにお聞きしました!
 
◆Pale Ale(ペール エール)

最もスタンダードなスタイル。爽やかな香りがあり、飲みやすくクラフトビール初心者の方にもオススメです!

◆India Pale Ale(略称 :IPA/アイ ピー エー)

イギリス発祥でペールエールよりもホップの味や香り、苦味を強く感じられます。世界中で非常に人気があり、IPAから派生し誕生したビールも多数存在します。

◆New England IPA(略称: NEIPA/エヌ イー アイ ピー エー)

アメリカのニューイングランド地方のIPA。強い濁りが特徴で、苦みはやや弱くフルーティな香りと甘味を楽しむことができる、近年トレンドのスタイルです。

◆stout(スタウト)

黒色が特徴のエールビールで、強い苦味と香ばしい香りや味わいが人気のスタイルです。

 
量り売りビールは、ご自宅用はもちろん、BBQやホームパーティー用に購入される方や、ギフトとしても人気があるそうです。また、店内には樽生の他、瓶や缶のクラフトビールも取りそろえていますので、自分好みのクラフトビールを探してみるのも楽しそうですね!
 
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クラフトビールを店内で角打ちも可能!

クラフトビール初心者のとんこは金井さんオススメのビールをいただくことに。
 
何種類かオススメビールをいただきましたが、その中でも私の一番のお気に入りは、トレンドのNEIPAスタイルのビールでJuice Tatsumaki という銘柄です。NEIPAらしくしっかり濁りがあり、苦味や甘みもバランス良くフルーティーな味わいです。グイグイいけちゃいます!
 
あ、でもクラフトビールはアルコール度数がやや高めなので注意しましょう!ちなみにJuice Tatsumaki のアルコール度数は6.2%でした。
 
私のように何を頼んだら良いか分からない方は、お好みのスタイルや風味(苦みや甘み香り等)を伝えると金井さんが希望に合ったビールをチョイスしてくれるので、初心者の方でも安心して購入することができます。
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店主の金井さんに教わりながら、さまざまな種類のビールを楽しむことができます。
 
店内には購入したビールをその場で飲むことができる角打ちスペースがあり、食事の提供はしていませんが持ち込みはOKなので、下北沢グルメを持ち込みビールのお供にしてみてはいかがでしょうか?下北沢には個性豊かな飲食店が沢山あるので、さまざまなフードとの組み合わせを楽しめるのも魅力です!
 
私は気になっていたハンバーガーを購入し持ち込みました!
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ボリューム満点のハンバーガーはEIGHT BURGER's TOKYOのエイトホットチリチーズバーガー。パティはお肉をしっかり感じられとてもジューシー。そして、爽やかだけどしっかり苦みのあるクラフトビール。この組み合わせ相性抜群です。
 
 

まとめ

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近年では大手ビールメーカーもクラフトビール市場に参入しており、クラフトビールの注目度の高さが伺えます。市場が拡大し多くのクラフトビールが誕生することで選択肢が増え、より自分好みのクラフトビールを発見できるかもしれませんね。ますます楽しみです!
 
そして、限られたスペースを有効活用し角打ちのスペースを設けたり、ビールの量り売りといった珍しい運営スタイルであったりと、その発想と行動力に驚かされたTAP&GROWLER店主の金井さんは、試行錯誤しながらもすごく柔軟に物事を捉えていて、何より自分も楽しみながら取り組んでいる様子はとても印象的でした。
 
金井さんの人柄にひかれてお店を訪れる方々の気持ちが少し分かったような気がします。お店の空間作りや雰囲気というのは、働いている方の人柄が大きく影響しているとあらためて実感しました。
 
今回取材にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。ビール好きが高じてお店をOPENした金井さんの夢「オリジナルクラフトビール」を近い将来いただけることを楽しみにしています!!
 
 

今回取材したお店

■クラフトビール量り売り TAP&GROWLER下北沢
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アクセス:下北沢駅 北口から徒歩3分
住所:東京都世田谷区北沢2-33-6 飯嶋ビル1階
営業時間:平日18:00-24:00 / 土日祝15:00-21:00 / 月曜日定休
電話:03-6416-8767
クラフトビール量り売りTAP&GROWLER 東京 下北沢店
 

今回テイクアウトしたお店

■EIGHT BURGER's TOKYO
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写真右:店主のオススメ!エイトチーズバーガー
アクセス:下北沢駅 北口から徒歩2分
住所:東京都世田谷区北沢2-24-9 M's下北沢1階
営業時間:[全日]11:30〜24:00
電話:03-5738-8069
EIGHT BURGER’S TOKYO – エイトバーガーズトーキョー
 

とんこ


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