コラボカフェの相乗効果とは?カフェ併設のタイ古式マッサージ「ASIAN BREEZE 三宿店」

カフェ併設のマッサージ店「ASIAN BREEZE」さん。マッサージとカフェ業態をコラボさせた理由やきっかけ、開業時のハードル、二業態の相乗効果、マッサージ店・カキ氷専門店・ハンモックヨガ合計8店舗を運営する秘訣など、詳しくうかがいました。ASIAN BREEZEのおすすめのカフェメニューも紹介します。

最近増えてきているカフェ併設の店舗
そこで今回は、コラボ業態についてご紹介したいと思います。

いざ出店しようとした際に、何かとご相談をいただくこともある『業態』。
漠然としたコンセプトやイメージはあるものの、悩ましい部分もあるのかと思います。

そういった話を聞いた時にふと思い出したのは、以前から仲良くしていただいている私の好きなお店、タイ古式マッサージ兼カフェ業態で営業している『ASIAN BREEZE 三宿店』さんです。
 
カフェをやりたい!と思いつつ、他のお店との差別化を図ったり、販売促進を具体的に考えたりして行き詰まる。そうしたときに、思い切って『業態をコラボさせてみる』ということをひとつの選択肢として紹介させていただきます。

【Cafe×マッサージ】15年の実績に裏付けられる秘訣ひけつとは!?

現在、15年の実績というマッサージ店4店舗、カキ氷専門店1店舗、ハンモックヨガ3店舗運営しているという『ASIAN BREEZE 三宿店』店長の石井さんとスタッフの方々に取材させていただきました。 
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ASIAN BREEZE 三宿店 店長 石井さん

-マッサージとカフェを併設されている理由やきっかけについて教えてください。
代表がタイに行ったとき、路面のお店の前を通ると、タイの気さくなおばちゃんが、『別に食べなくていいから、ちょっと寄ってきなよ~』と話しかけてきたそうです。そんな『ちょっとしたおせっかい』がキーワードになっています。
普通のマッサージ店だと、予約時間の少し前に来店したら、カウンターで受付をしてすぐ施術をしますよね。当店の場合はカフェを併設しているので、『時間通りに行かないと』などと、時間に縛られるストレスがないんです。マッサージのお客様にはドリンクを1杯サービスしているので、30分前に来て、カフェで食事や読書をしたり、施術後にゆっくりしたりして自由に過ごしていただくこともできます。そういった、心身ともにリラックスしていただけて、また来たいと思ってもらえる空間を提供したかったんです。

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くつろぎのカフェスペース。カウンター席もあります

-確かに、せっかくマッサージを受けたのに余韻にも浸れなかったり、体がほぐれている状態でいそいそ帰るなんて事ありますね。
そうなんですよ。当店では施術の後にカフェでゆっくりすることもできるので、少しマッサージがうまくいかなかった場合にアフターケアなんかもできます。心身ともにリラックスしている状態で、何気ない話をしていただけたりも。そういうちょっとした時間を楽しんでくださっているお客様も多いですよ。お客様とスタッフのコミュニケーションを通じて距離が縮まることによって、より居心地の良い空間として利用していただいています。

-当初からそういったことを狙って、お店を始めたんですか?
いえ、当時、代表の決定は軽かったと思うんです。マッサージ店を出店する際に、カフェがはやってたのでくっつけちゃえって感じで(笑)
それだけにオープニングからスタッフと一緒に作り上げて来ましたし、その分苦労したこともたくさんありました。
 

コラボカフェの可能性

-最近はカフェとのコラボ業態はよく見かけますよね。取り扱っている商品をじっくり見て、納得したものを使ってもらいたい、お店の空間や時間も重要視したいから、カフェというスペースを提供しているという話を聞きますね。
やはり、それと通じるものがあると思います。
治療院などは治ったら行かなくなりますが、当店の場合は『癒し』や『リラクゼーション』を求めて頻繁に来店していただけます。マッサージも含めて施術後のカフェでその癒しの空間と時間を味わっていただけるので、長くお付き合いできるのです。
 
また、雑貨も置いているので、お買い物をしに来られるお客様もいらっしゃいます。
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雑貨スペース。タイパンツやおしゃれ雑貨なども取り揃えられていました。
-ちなみに、マッサージとカフェのお客様の割合はどのくらいですか?
8割のお客様はカフェとマッサージ併用の方で、カフェ利用のみのお客様が2割くらいです。
  
-カフェを利用して、その流れでマッサージも受けるお客様はいますか?
はい、そうですね。カフェの来客で間口を広くしています。気軽にマッサージを受けていただける利点があります。
 
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-客層や男女比などを教えていただけますか?
年齢層は幅広く、男性のお客様も多いです。
ご夫婦でいらっしゃる方もいます。施術の部屋は12部屋あるので、同時に受けてからお二人でカフェでくつろいでもらったりしています。
 
心身ともに癒されていただくためのリラクゼーションを追求していきたいですし、メニュー開発にも力を入れていきたいと思います。
 
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仲の良いスタッフの皆さん

ASIAN BREEZEのカフェメニュー

ASIAN BREEZEさんは、マッサージとカフェを掛け合わせることで、『内側も外側も美しくなれる』という相乗効果を生み出しています。

「リラクゼーションサロンに来る方は、健康に気を遣っている人が多い」とおっしゃる石井さん。栄養バランスについても考え、栄養価が高いといわれる旬の食材を取り入れて、食事メニューは店長さんが、ドリンクメニューは他のスタッフの方が開発しています。

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こちらは『トムヤムクン~おじやVer.~』と、季節の飲み物『チア・マンゴーオランジュ』。

『トムヤムクン~おじやVer.~』はピリ辛ですが、卵が入ることでマイルドになっていて、とても食べやすいです。エビの風味もスープによく溶け出て深い味わいに。
 
『チア・マンゴーオランジュ』は、チアシードが入ったドリンクで、プチプチとした食感。マンゴーの果肉も楽しめるスムージーで、下層にはヨーグルトが入っています。かき混ぜると、味が大きく変わって2度楽しめます。

「チアシード×ヨーグルト」善玉菌を増やす効果が期待でき、「マンゴー」にはアンチエイジング効果があります。
 
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マッサージ×カフェ業態について

いきなり2つの業態を開業するのはハードルが高いように感じますが、それ以上の相乗効果があって、お店とお客様の相互に利点があることを感じました。

取材を通じて感じたことは、単純に業態を掛け合わせるだけでなく、"よりよい時間を過ごして欲しい" "よりお客様の要望に応えたい"というお店側の思いが強いこと。
それがお客様にメッセージとしてしっかり伝わっているため、長く愛されるお店になり、集客につながっているのだと思います。

今後出店を検討する際に、こういった角度から業態作りの選択肢を増やすこともできるのだと感じ、紹介させていただきました。
以上、長々とお付き合いありがとうございました。
 

今回取材したお店

【ASIAN BREEZE 三宿店】

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東京都世田谷区池尻3-13-1 コーポウィルロウン 1F
営業時間:12:00~28:00 L.O27:30(ランチ:12:00~16:00)
定休日: 大晦日・元旦のみ
TEL:03-5486-6321
ホームページ:ASIAN BREEZE
 

マウンテンゴリラの様にやさしく

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