【1日15万個!】551蓬莱の豚まんが売れる訳は、半端ない2つのこだわりと551の由来にあった?!

大阪だけでなく関西で絶大な人気を誇るソウルフード、551蓬莱(horai)の豚まん。お土産にも大人気な551豚まんと肉まんの違いは、肉肉しくジューシーな豚肉ミンチとたまねぎの旨味。豚まんの代名詞551が誕生した由来、その半端ないこだわりの製造方法、ブランド戦略をお伝えします。 1日の平均販売数はクルーザー級? 東京~名古屋間の豚まん大渋滞とは? 勝手に試算もしてみます。

どうも、こんにちは。半年ぶりの登場、ポッポ鳩です。


前回は、表参道にある大人気のロブスター専門店がどのくらい儲かっているのか?を「勝手に試算してしまう」という記事を執筆しました。この企画が思いのほか好評でしたので、試算企画から飲食店にとって生かせる記事をお届けしたいと思います。

 
さあ、今回のテーマはこちら。
 
f:id:tentsu_media:20170117150744j:plain551蓬莱(HORAI)の 豚まんです。


皆さんは、551蓬莱(HORAI)の豚まんをご存じでしょうか。


豚まんと聞いて、「551があるとき~♪ないとき~♪」のCMが頭によぎる大阪出身もしくは関西出身者は少なくないはず。私もその1人、大阪だけでなく兵庫・奈良・京都に行った際は必ず食べます。(現地で食べられない場合は、新大阪駅などで必ずお土産を買って帰ります。)
 
そう、551蓬莱(HORAI)の豚まんは、大阪を中心とした関西で絶大な人気を誇るソウルフードなんです。
 
「どうしてそんなに好きか?」からお話しますと、幼い頃の思い出の味ということもありますが、それだけではありません。実は私、コンビニエンスストアなどで売っている肉まんはあまり食べません。
 
その理由はズバリ、具の違いです。豚まんの具は、豚肉と玉ねぎがメインで余計な野菜が入っておらず、肉肉しくジューシーな豚肉ミンチとたまねぎの旨味がたっぷりです。が、それに比べて肉まんには「しいたけ」や「タケノコ」、その他にも野菜がたくさん入っていて、肉肉しさにちょっと物足りなさを感じてしまいます。個人的にはそれが豚まんと肉まんの大きな違いだと思っています。
 
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見てください、この豚まん。あー思い出しただけで、お腹がすいてきました。あー豚まんが食べたい。


そんな551蓬莱(HORAI)の豚まんですが、何と1日の平均販売個数は15万個、15万個です。とんでもない数ですよね。そこで今回はこの15万個がどんな数字なのかを試算し、その凄さから飲食店として学ぶべきことを紹介したいと思います。


※551蓬莱(HORAI)の公式サイトでは一日の平均販売個数は約14万個!と記載がありますが、2016年3月に放送されたTBSのテレビ番組「ジョブチューン」で取締役の方が「1日に作られる15万個の豚まんは1個1個すべて手作り」とぶっちゃけてましたので、この15万個を引用いたします。
引用元:551蓬莱(HORAI)公式サイト 商品案内ページ 豚まん/551蓬莱


1日分の重さはクルーザー級!1ヶ月分の長さ(直径)は東京~名古屋間!


まず、1日15万個という販売数から単純計算してみると…次の通りです。
 

■販売個数試算■

1店舗あたりの1日の販売個数:約 2,500 (=15万個÷59店舗)
1時間あたりの販売個数:約 200 (営業時間は店舗によって異なりますが、13時間と想定)
1ヶ月あたりの販売個数:約 450万(=15万個✕30日)
1年あたりの販売個数:約 5,400万(=450万個✕12ヶ月)


■豚まんだけの売上試算■
◎1個あたり売上 170円 5,400万個✕170円=91億8,000万円


公式サイトによると551蓬莱(HORAI)の1年の売上高は150億円、となると半分以上が豚まんによる売上ということになりますね。驚異的な数値です。豚まんの凄さを、もっと具体的なイメージで紹介していきます。まずは重さの試算から。
 

■重さの試算■

1日あたりの販売数から試算する重さ:約 19.5トン
(551豚まん1個あたりの重さ:130g✕15万個=19,500,000g=19,500Kg=19.5トン)

1ヶ月あたりの販売数から試算する重さ:約 585トン
(551豚まん1個あたりの重さ:130g✕450万個=585,000,000g=585,000Kg=585トン)


1日あたりの重量19.5トンと聞くとどのようなモノを想像しますか?19.5トンという重さのモノを探してみた結果、見つかったのがこれです。
 
f:id:trn_y_ogihara:20170119155702j:plain巡航型ヨット、クルーザー
1日の平均販売数15万個はクルーザーと同じくらいの重さなのです。想像の域を超えてしまいました!



次に長さ(直径)の試算です。


■長さ(直径)の試算■

1日あたりの販売数から試算する長さ:約 12Km
(551豚まん1個あたりの直径:8cm✕15万個=1,200,000cm=12Km)
1ヶ月あたりの販売数から試算する長さ:約 360Km
(551豚まん1個あたりの直径:8cm✕450万個=36,000,000cm=360Km)


1ヶ月あたりの長さ=360Kmと聞くとどのくらいを想像しますか?調べてみた結果、この距離感でした。

東京駅から名古屋駅までの距離
1ヶ月の平均販売数450万個を東名高速道路に並べると、東京から名古屋まで到達してしまうのです!高速道路に450万個の豚まん大渋滞、想像するだけでもう笑ってしまいます。


このように、1日平均で15万個販売されている551蓬莱(HORAI)の豚まんを重さや長さ(直径)で試算してみると、モノスゴイ物量であることを理解いただけるかと思います。
 
物量の凄さがわかったところで次は、なぜ?1日に15万個もの数が売れるのでしょうか?その凄さをご紹介したいと思います。


1日に15万個売れる訳は、半端ないこだわりにあった?!

すでに多くのメディアで取り上げられ、ブログなどでも紹介されているのでご存じの方もいるでしょう。が、ご存じないという方に改めて1日に15万個が売れる要因を探るべく、お店(店舗)を調査してきましたのでご紹介したいと思います。その要因は、半端ない2つのこだわりにあったのです!!
 

半端ないこだわり①製造方法:すべてが手作り!

 
551蓬莱(HORAI)の豚まんはすべてが手作り。
 

・創業70年以上経っても当時と変わらない材料と製造方法
・自社工場での生地と餡の製造
・店舗での職人さんによる一つ一つ手包み(10秒で1つ包めると1人前だそう)


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半端ないこだわり②品質管理・商品管理:鮮度と品質を守るワケ

 
鮮度が最優先!
551蓬莱(HORAI)の豚まんはけっして作り置きはせず、配送する距離(時間)にもこだわっています。
・毎日、販売するその日の分だけ製造・配送(保存料は、一切使用しない)
・生地の最適な発酵を考えて工場から150分圏内にしか店舗展開をしない。
 
商品の品質・保証!
そして、551蓬莱(HORAI)の豚まんは商品の品質を保証するためにも、こだわりを持っています。
・直営店でしか店舗展開しない。
・高い正社員比率(従業員 約1,300名のうち800名が正社員)
 
いかがでしたか?
551蓬莱(HORAI)の豚まんの凄さが少しはお伝えできたかと思います。
「お客様に最高の豚まんを提供したい!」という思いが強いこだわりとなり、長い間継続してきた結果が、この驚異的な販売を誇る要因になっていることは間違いありません。

1日に15万個売れる訳は、タバコから思いついたブランド戦略にあった?!


さて、ここで1つ質問です。
ここまで記事をお読みいただきましたが、一番頭の中に残っているキーワードは何ですか。おそらく、ほとんどの方が551と答えるのではないでしょうか?最後に、この“551”の由来から学ぶべきことをご紹介したいと思います。


551の名前が誕生した由来

ある日、蓬莱(HORAI)の前会長である故 羅邦強氏が休憩しようとタバコを手を伸ばした。
当時、羅邦強氏は外国産の555(スリーファイブ)というタバコを吸っていたが、その時、555という数字が目に飛び込んできた。
そして、こう思った。「漢字やカナ文字は日本や中国でしか通用しない。しかし、数字は万国共通で通じるし覚えやすいだろう」と・・・。当時本店の電話番号が64-551であったことから、「味もサービスもここがいちばんを目指そう!」という意味も込めて、551蓬莱(HORAI)が誕生したのであった。
引用:551蓬莱オフィシャルサイト [大阪名物 豚まん・肉まん]

 
というのが551蓬莱(HORAI)が誕生した由来なのだそうです。今や551といえば、豚まんの代名詞となっています。


まとめ

 

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ここからあらためて感じたことは、「551」という数字のインパクトと万国共通という重要性。
 
これからの2020年東京オリンピック開催を控え、ますます外国の方々の数は増えてくるでしょう。そういった幅広い客層を取り込んでいくために、万国共通である数字を屋号やメニュー等の名称に効果的に使い、共通性を生かしていけるのではないでしょうか。

以上、長々と豚まんの凄さについてご紹介させていたきましたが、551蓬莱(HORAI)の豚まんから学ぶべきこと、参考にしてみてください。

ポッポ鳩

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