【10月15日は世界手洗いの日】正しい手洗いが飲食店を救う!

飲食店が絶対に起こしてはならない『火災と食中毒』。 特に食中毒は夏場の細菌系、冬場のウィルス系とヤマ場が2つもある厄介なもの。 そして日本の食中毒の60%以上が飲食店で起こっているという。 飲食店の食中毒を防ぐための最大の予防対策『正しい手洗い』をマスターしましょう。

飲食店を経営されている方が、絶対に起こしてはならない事故。それは火災と食中毒なんていわれます。特に食中毒は夏場の細菌系、冬場のウィルス系とヤマ場が2つもある厄介なもの。
 
f:id:tentsu_media:20161007165037j:plain
10月15日は世界手洗いの日です。
 
この日は、正しい手洗いを広めることを目的に、ユニセフによって2008年に定められました。平成26年に発生した日本国内の食中毒件数は976件。うち飲食店での食中毒は590件と、60%以上が飲食店で起こっています。
(出典:原因施設別発生状況 (平成26年)| 厚生労働省)
  
日本は水がきれいで設備もしっかりしていますが、毎年これだけの食中毒が起こっています。これらは手洗いを正しく行うことで防げていた可能性があります。
 
感染症への最大の予防は手洗いです。私たちの周りには目に見えないバイキンがたくさんいますが、彼らはみずから動けません。ですから、手やせき、くしゃみなどに混ざって移動し、口や鼻、目などから体内に入ってさまざまな悪さをします。
 
この悪さを起こそうとする力が、身体が持つ抵抗力より強くなると、風邪をひいたり、腹痛をおこしたり・・・具合が悪くなります。そこで、手洗いやうがいをすることで、菌の侵入を防ぐことができます。ノロウィルスやO-157などのウィルス系はこれからの季節、用心の必要性が生じてきます。
 
 

ノロウイルスの実体験

f:id:tentsu_media:20161007194211j:plain
発症は突然。食事中に突然やってきてトイレに直行。まさに水状態なものを数回繰り返したことで席を中座。その後も治まらずに医者へ。しかし下った診断は急性胃腸炎でした。
 
当然ノロの宣告はなく、薬も処方してくれない。仕方なく薬局で下痢止めを買い服薬。これが失敗。菌を出すことを押えてしまうので、症状が疑われる場合は絶対に下痢止めを服用しないでくださいね
 
翌日も治まらず会社へ報告。検査キッドを受取り、検査の結果は見事陽性。さてさてここからが大変です。次亜塩素酸ナトリウム(塩素系の漂白剤)で室内を徹底清掃。丸1日過ぎたら元気に。でも陰性確認までの5日間ひたすら待機。
 
運悪く発症したのが飲食店内でした。もちろん、ノロウイルスは感染すると、24~48時間ほどの潜伏期間を経て感染症や食中毒を発症しますので、このお店に罪は一切ありません。しかし私が排泄はいせつしてしまったことで、トイレから二次感染の危険性は十分あり得ます…。
 
このように店側がいくら食材の衛生管理に気をつけていても、お客様がトイレで起こした事態は止められません。。
 
 

ノロウイルスについて

f:id:tentsu_media:20161007195536j:plain
さてこのノロウィルス、症状は前々からあったと思われますが、命名されたのは平成14年の8月と比較的新しい病気です。主な感染経路は3つあります。
 
生食又は不十分な加熱の二枚貝を食べること
調理人の手から食品にウイルスが付き、それを食べること
感染者の排泄はいせつ物からウイルスが空気中を漂い、それを口などから取り込むこと
 
ノロウイルスは少量で感染するため、一度ウイルスが発生すると多くの人を巻き込んでしまう可能性が高いです。調理人の手からウイルスに感染した料理を出してしまった…となると、お店の信頼や飲食に大きく関わりますから、飲食店を営む人たちにとっては、本当に気をつけなければならい問題です。
 
症状が重くなると子供や高齢者など命を落とす危険もあるノロウィルスは、昨年も新型の流行がみられたように進化を遂げています。それだけに正しい手洗いの励行や、牡蠣などの2枚貝の食べ方など、注意することが重要だといえるでしょう。
 
ちなみに夏が旬の深海にある岩牡蠣は比較的安全で、気をつけなければならないのは浅瀬にある冬場の牡蠣だそうです。
 
でも、牡蠣を食べても、食事前手洗いをしない人でも、かからない人はかからないですよね、かかった人からみると不公平だと思います、本当に。
 
 

正しい手洗いは「世界手洗いダンス」で覚えよう

予防のための正しい手洗い方法はご存じですか?飲食店の食中毒を防ぐためには、従業員全員の協力した対策が絶対条件です。社員だけでなくアルバイトメンバーも含め、どのように普及していけば良いのでしょうか…。
 
そんなお悩みをお持ちの方には、ユニセフが提案する「世界手洗いダンス」をご紹介します。
 

ユニセフ 世界手洗いダンス/Global Handwashing Dance /日本ユニセフ協会
 
この記事を書くに当たり、リクルーター時代の旧友を頼り、和洋中のさまざまなレストランにて手洗いマニュアルを拝見したのですが、各店ともほぼこの手洗いダンスの内容と同様でした。つまりこの手洗いダンスをマスターすれば、正しい手洗いが覚えられます。
 
いやいや、いくらアルバイトでも、もう子供じゃないんだから…。こんな子供っぽい普及の仕方はないでしょう。そうお思いの方もいらっしゃるでしょう。
 
しかし、「歌で覚える」手法の歴史は古く、立派な記憶定着手段なのです。歌は覚えやすくて忘れない。人間の記憶メカニズムとも大きな関係性があります。このあたりは今回は深く触れませんが、とにかく「大人」「子供」と恥ずかしがらずに、歌って踊って覚えると、案外ボケがくるまで忘れないものですよ。ぜひご活用ください。
 
studyhacker.net

だめたもり

 


f:id:tentsu_media:20161007195536j:plain