【他人事ではない!?】情報漏洩対策、大丈夫ですか?パソコンは処分が肝心です!!

機密情報が流出したら大問題!パソコンやデータの処分はどうしていますか。 削除したデータは表面上見えないだけで実は残っている? 売上や仕入、顧客や従業員の個人情報、メール、マイナンバーの保護措置など厳しい情報管理が求められる現代、データを完全に消去する方法を紹介します。

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こんにちは、ポンコツライターのシステム屋さんです。


本日9月28日は何の日か、ご存じでしょうか?1979年のこの日、日本電気(NEC)がPC8001を発売し、後のパソコンブームの火付け役となったことにちなんで9月28日は『パソコン記念日』に制定されています。



それから37年の時が流れ、現代のパソコンはデスクトップやノートブック、タブレットやスマートフォンなど、多岐に渡り毎月のように新しい機種が登場しています。


新しい機器や商品には話題を欠くことのない現代社会ですが、一方で古くなったパソコンや壊れたパソコンなど、必要の無くなった機器の処分についてはその時に最適な方法を調べなければなりません。そこで、今回は古くなったパソコンや保存データの処分のオススメ方法を私『ポンコツシステム屋さん』がご紹介します。



いまではIT機器*1を持つことが当たり前になりましたが、機器に記録された個人情報や仕事上の機密情報など、万が一流出したら大問題になる危険性と隣り合わせであることを忘れてはなりません。パソコンなどの機器は最後の処分が肝心です。



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パソコンは捨てずに売ってしまおう


皆さんは古くなったパソコンや壊れたパソコンの処分はどのように行っていますか。メーカーに送り返しますか?それとも、廃棄業者を手配しますか?


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2003年に施行された「資源の有効な利用の促進に関する法律」(通称PCリサイクル法)により、パソコンは再資源化が義務づけられ、簡単に捨てることができなくなりました。もしご存じでない方がいらっしゃいましたら、以下の参考サイトをご確認ください。


参考
1 一般社団法人 パソコン3R推進協会 家庭系リサイクル :: PC3R
2 経済産業省 3R政策(METI/経済産業省)


ここで、1つ質問です。『今お使いのパソコンに、PCリサイクルマーク(※1)は貼付されていますか?』

(※1)PCリサイクルマークについて PCリサイクルマークについて :: PC3R


PCリサイクルマークが付いている場合

お使いのパソコンに「PCリサイクルマーク」が貼付されている場合は、処分の際に購入したメーカーへ申し込めば無償で引き取ってもらえます。パソコンの購入価格に引取費用が含まれているため、後々追加費用を負担する必要はありません


パソコンの購入時期が比較的新しく、外箱や添付品が揃っているようでしたら高値買取を期待してメーカー、中古ショップの下取買取査定を受け売却してしまうこともオススメです。


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PCリサイクルマークが付いていない場合

2003年以前の法律施行前の古いパソコンや、ビジネス用途で発売されたパソコン、パーツ毎にカスタマイズした自作パソコンなどには、残念ながらリサイクルマークが貼り付けられていません。


中古買取ができない場合は廃棄費用が必要です。1台数千円~送料含め合計1万円程度になる場合もあるので、あなどれない出費です。しかし最近ではアーバンマイニング(都市鉱山)の考え方から、通常では中古ルートに乗せづらいパソコンでも買取を行ってくれるサービスが登場してきています。


パソコンや携帯電話などの情報機器には金銀銅、レアメタル、レアアースといった希少金属が材料の一部に使われています。役に立たない機械でも資源として見れば価値あるものとして買取の対象になります。資源買取なので故障品でも買い取ってくれます。


あ、でも自分で取り出そうとは思わないでください。パソコン100台単位でで数グラムの金が取れたというレベルですので、労力に合わないこと折り紙付きです。

パソコンの保存データはどうする?


パソコンを処分するにあたり一番の肝はハードディスクに保存されているデータの消去です。


『データは既に消したから安心!』という方がいらっしゃったら、それは大きな誤りです。


削除したデータは通常「ごみ箱」へ移動されるだけなので、すぐ元に戻せます。「ごみ箱」から削除した場合でも表面上見えなくなっているだけであり、実はパソコン内にデータが残っているため市販やフリーの復旧ソフトから比較的簡単に復元できてしまう場合があります。ハードディスクを初期化した場合でも同様です。


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業務で使用している以上、売上や仕入の金額、顧客や従業員の個人情報、取引先とのメールでのやりとりなど、さまざまな情報がパソコンに保存されているでしょう。また最近はマイナンバーの保護措置など厳しい情報管理も求められており、事業主の責任が日に日に大きくなっている様に思われます。


盗難や不正売却を除き、ビジネス用パソコンの売却処分において大規模な情報漏洩が発生した事例はさほど見受けられておりませんが、漏洩してからでは遅いのでしっかり消去を行いましょう。


パソコン内のデータを完全に消去するには以下の方法が有効とされています。


1. 専用の消去ソフトを使用する
「データ消去ソフト」を使用し無意味なデータを上書きし元のデータを消去します

2. 消磁装置を使用して削除する
強磁気を当てることでハードディスクを消磁し、データを消し去ります

3. ハードディスクを物理破壊する
専用の装置を使って穿孔(せんこう)などの破壊を行い、ハードディスクを使い物にならなくします

重要なデータの事前バックアップは忘れず行ってください。

どの方法でも構いませんが、「消去ソフトの使い方が分からない」「専用装置を買うのがもったいない」「そもそもハードディスクがどこにあるのか分からない」方も多いと思います。


買取を行っている量販店や、中古買取、資源買取の業者では消去サービスも一緒に行っている場合も多く、ホームページなどに詳細に消去の手順や説明を行っています。別途有償になることが多いですが、消去証明書の発行も行ってくれます。「近場だから」「買取額がいい値段だったから」だけでなく、消去サービスも基準に安心安全な売却処分を行いましょう。



【本日の結論】

・古いパソコンは壊れていても売却して処分しましょう
・データ消去は素人が判断せず、しっかりした消去サービスを行ってくれる業者へ依頼しましょう

ポンコツシステム屋さん



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*1:IT機器:情報にアクセスするための機器・機械(情報用ハードウェアなど)のことを指す。