【知らなかったよ!】都内飲食店閉店数ランキング

飲食店の最重要課題“立地”。 人気エリアには非常に敏感に反応しているが、その一方で『物件情報が頻繁に出るエリア』が存在する。移り変わりの激しいTOKYOにおいて、最も物件情報が多く出る、つまり最も退店(閉店)が多いエリアはどこなのか?東京23区のトップ10を紹介したい。

f:id:tentsu_media:20160125182212j:plain2016年に入り、あっという間に1月も最終週。思っていた以上に月日の経過が早いことに焦った人も多いだろう。2015年の外食産業も様々な移り変わりがあったが、それは何もトレンドとなる業態や新興チェーン店の台頭だけではない。


飲食店にとって最重要課題と言っても過言ではない“立地”だ。


出店するなら◯◯駅が良い』
『◯◯駅の△△△坂の辺りで出店したい』
『オリンピック景気を睨んで◯◯区辺りで物件ない?』


日ごろ様々な飲食店経営者の方から、出店希望エリアのご要望を聞いているため、「近頃はどのエリアが人気なのか?」というテーマについては非常に敏感に反応している。その一方で、都内には『物件情報が頻繁に出るエリア』がいくつか存在する。


そこで、この移り変わりの激しいTOKYOにおいて、最も物件情報が多く出る、つまり最も退店(閉店)が多いエリアはどこなのか?東京23区内のトップ10を下から順にご紹介したい。

データ引用元:居抜き物件検索サイトテンポバックス 2013年1月~2015年7月
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東京23区飲食店へ移転数ランキング、まずは10位~5位

10位
『高田馬場』物件数:109件
学生の街、ババ。
その特性からか、客単価が安く、学校が夏、冬の長期の休みともなればその影響をモロに受ける。ラーメン店や丼ぶり業態は好調な様子だが、価格競争に生き残れないアルコール業態にとっては厳しい環境か。

9位
『六本木』物件数:110件
徐々に活気が戻りつつあるように感じるが、まだまだ“本来の六本木”の姿に回復するまでは時間が掛かるのか。外国人観光客などの増加もあり、その影響を最も受けやすいと言っても過言ではないエリア。

8位
『新橋』物件数:114件
サラリーマンの街の代名詞と言えば新橋。大手チェーン店はもちろん、古くからある大衆居酒屋やバル、ビストロ、海鮮など、多種多様の店舗がしのぎを削る人気エリア。その分競争も激しく、高い業態力が求められるのか・・・。

7位
『上野』物件数:117件
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こちらも山手線有数のビックターミナル駅であり、飲食店の入れ替わりも激しいエリアと言える。御徒町や湯島方面には、居酒屋だけでなくスナックやパブなども多くあり、長年営業する個人店も印象的。
6位
『神田』物件数:151件
都内でも有数のサラリーマンの街、神田。低価格帯の居酒屋が多いエリアであるが、昨今ワインバルや海鮮業態など若手飲食経営者が積極的な進出を果たし、従来のサラリーマン街というイメージが徐々に変わりつつある。が、ライバルとなる強豪店が多く、地域に浸透する前にギブアップしてしまう店舗が多いのか。

5位
『赤坂』物件数:186件
高級クラブや会席料理店など、一流と呼ばれるお店がある街、というイメージが強いが、一方で、韓国料理店や焼肉店など、外国人オーナーが経営する店舗も多く、依然入れ替わりは激しい。

閉店数ランキングいよいよ、ベスト4位~2位

4位
『池袋』物件数:228件
こちらも有数のターミナル駅であるが、昨今は赤坂同様、中国、韓国の方がオーナーを務める店舗も多くでき
街自体が様々な顔を持つエリアへと変わりつつある。
3位
『銀座』物件数:235件
銀座というブランドが強く、賃貸条件が高額な物件が多いためか、物件の流通量も多く3位にランクイン。ここ数年で出店ニーズは戻りつつあるが、高級志向の客層を掴むには、時間と労力が人一倍掛かるエリアかもしれない。

2位
『渋谷駅』物件数:319件
都内でもトップクラスの人気エリアであるも、商圏が広く再開発も進み、常に変わり続ける都市だけあって、その変化のスピードに着いていかなければ生き残れないエリア。飲食店も多く、トレンドに敏感な若者に受け入れられる店作りも生き残るためのポイントか。

残念ながら、一位になった都市は

第1位。
『新宿駅』物件数:320件
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世界で最も乗降客数の多いメガターミナル駅だけあって、競争は激化する一方。特に歌舞伎町界隈においては、退店密度も高く、店同士の顧客の奪い合いで条例が施行されるなどキャッチ(客引き)に対する規制も掛かる。マーケットも広いため納得の1位感は否めないが、業種、人種、性別が入り乱れるエリアであるからこそ、様々な顔を見せる街でもある。

まとめ

いかがでしたか?
トップ10内に「港区」が3エリアランクインしており、特に、赤坂、六本木については、比較的高級志向の店舗が多くあるエリアであることが伺える。これらの結果は、採算の合わない業態や立地での開業や、無理な事業計画によって引き起こるのかもしれない。もし現在の店舗の立地でお悩みでしたら、こちらの記事も参考にしてみてはいかがでしょうか。
www.tenpo.biz

このランキングも時代の流れで常に変化するすると思われるので、変化が見られた際にはまた報告したい。



元村民




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