冬の飲食店を襲う、食中毒の脅威!!

食中毒は夏だけのものだと思っていないですか。皆が油断する冬にも食中毒の可能性は大いにあります。企業の信用にも関わるウイルス感染と衛生管理についてご紹介。 食中毒を発症した場合の対処や、休業期間、賠償費用、慰謝料の算出方法まで。しっかり理解して予防しましょう。

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冬だからと甘く見ないで!

食中毒というと梅雨や暑い時期に多発すると思われがちですが、実は今この時期の冬にも注意が必要なのです。

飲食店を経営するにあたり、避けては通れないトラブル事例の1つです。実際に食中毒事故は年々増えているようです。決して他人事ではありません。


まずはきちんとした衛生管理と食中毒についての知識をもち、お客様とのトラブルを起こさないよう、しっかり予防を行いましょう。

カンピロバクター

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食中毒事故で多く発症例が見られている菌の1つは、カンピロバクターです。これは生の鶏肉に付着している確率が高く、「鶏わさ」や「鶏の刺身」などの提供で発症してしまう事例が多く見られます。

禁止されているわけではありませんが、これらを提供するには高リスクがついてくることを認識して細心の注意を払う必要があります。

ノロウイルス

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続いて、これから旬を迎える「牡蠣」などの魚介類に多く存在するノロウイルス。こちらも食中毒全体の患者数が半数を占める代表的な細菌と言ってもいいでしょう。感染力が非常に強い為、二次感染であらゆる経路から感染する危険なウイルスです。



これら全てにおいて注意することは

・しっかり加熱調理をすること
・食肉・食材に触れた調理器具等は使用後洗浄・殺菌を行う
・器具等の加熱消毒は、85℃以上1分間以上とする
・厨房内の食品ゴミ・カスの除去を徹底し、細菌の繁殖と害虫・害獣の誘引(二次感染)を予防する


など、食材の扱いにはやり過ぎるくらい慎重に、また厨房内は常に清潔を保ちましょう。


では万が一事故が起きてしまったら??

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重軽度に関わらず、お客様が何らかのウイルスによる食中毒を発症してしまった場合、保健所から休業停止命令が通達されます。期間は様々ですが、運営側にとっては売上が減る損害です。

また、被害者への賠償を支払わなければいけません。治療にかかった費用、仕事が出来なかった分のお給料、治療にかかった交通費・雑費、そして慰謝料です。



一般的な慰謝料の算出方法は、1日あたり4,200円として対象となる日数分を合計します。対象となる日数は、以下の2つを比べて、少ない方を対象日数とします。


①治療離間(事故日から完治日まで)の全日数
②実通院日数の2倍



生産物賠償保険に加入して、事故に備えよう!

これら全てを補償してくれるのが生産物賠償保険です。予防・注意するのはもちろんですが、しっかりした補償内容の保険に加入しておくことは、飲食店運営するにあたり必須条件と言っても過言ではありません。

冬だからと言って気を抜かず、常に対策と予防を怠らないようにお客様にとって信頼出来るお店づくりをしましょう。

yuuuu




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