【栄養の宝庫】リコピンやビタミンC、栄養素豊富のトマトで美容と健康効果抜群!

トマトは、低カロリーなのに生活習慣病の予防や老化を抑制してくれるリコピン、美肌効果や風邪予防に役立つビタミンCなどさまざまな栄養成分が豊富な緑黄色野菜です。そんな健康野菜であるトマトの起源は、なんと一千年前!トマトの栄養効果と共に、トマトとは一体どんな野菜なのか、その歴史と秘密を紐解きます。

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こんにちは。水沢です。
今回、初めて店通記事を書かせていただきます。

最近、野菜にハマっているので、『トマト』について書いてみることにしました!
過去の店通記事には、「【きゅうりの効果・効能】食前きゅうりダイエット!~1ヵ月食べて感じた効果~」や「主食なのに!?もち麦の驚くべきダイエット効果・効能~1ヵ月食べてみた結果~」のように、1つの食材を継続して食べる企画が存在します。

継続は力なりと言いますが、毎朝トマトを食べ続けるとどうなるのでしょうか?
ダイエットを目的としているわけではありませんが、トマトについて調べる傍ら、とりあえず1ヵ月間朝食としてトマトを食べ続けてみました。
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トマトとは

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トマトは、日本語では「唐柿とうし」や「赤茄子あかなす」、「蕃茄ばんか」などの異称もある、ナス科に属する植物です。
ナス科には、多種多様な植物が含まれており、ナス、ピーマン、トウガラシ、じゃがいもなどもナス科に属しています。
トマトは日本では、種子から発芽し、一年以内に開花、結実したあと種子を残して枯死してしまう「一年生植物」として扱われています。ですが、熱帯地域では、複数年に渡って生存することができる「多年生植物」として扱われています。

トマトは世界一生産量の多い野菜

トマトは、じゃがいもやトウモロコシなどのでんぷん原料作物と大豆をのぞき、世界で最も生産量の多い野菜です。
その生産量は、食卓の常連である玉ねぎやキャベツを大きく引き離しています。どれくらいかといいますと、総務省統計局「世界の統計2013」によれば、トマトの生産量は、驚きの1億5,170万トン。2位の玉ねぎの生産量が、7,854万トンなので、世界でものすごい量のトマトが必要とされていることが分かります。

FAO(国連食糧農業機関)の統計によると、1人あたりのトマト年間消費量は、日本ではおよそ10kgなのに対し、1位のトルコではその10倍にあたる、99kgが消費されています。トマトの消費量1位の国がトルコだという意外な事実にも驚かされましたが、その消費量に唖然あぜんとしてしまいました。

意外といえば、トマトの生産量が最も多い国は、中国なのです。

トマトの起源は一千年前

南アメリカ大陸を南北に走るアンデス山脈には、今でも野生のトマトが生息していることから、トマトが生まれたのはアンデス山脈と言われています。では、どこで栽培され始めたのかというと、1000年ほど前にペルーで栽培され始めたという説と、メキシコで栽培されるようになったという説があります。

16世紀中頃、トマトはじゃがいもと一緒にヨーロッパに伝わりました。その当時は、鮮烈な赤色と青臭いにおいを放ったことから「毒草だ」とまで言われたトマトですが、1785年、フランスの権威ある園芸百科『善き園芸家』に「トマトは野菜である」と記載されたことから、トマトは野菜として認められました。

そして、19世紀にパスタと出会い、煮込めばおいしい、パスタと相性抜群のソースとして世界に広まっていきました。19世紀後半には、アメリカでトマトケチャップが大人気となり、その地位を確実なものにしました。
日本でトマトが栽培されるようになったのは、1960年代以降のことと言われています。

トマトの種類とトマトの中身

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まずトマトには、ケチャップやジュースなどになる「加工用トマト」と、サラダなどにしてそのまま食べる「生食用トマト」の2種類があります。

実はこの2つ、栽培方法から違っています。
一般的に「加工用トマト」は茎が地面をはうようにして伸びていますが、「生食用トマト」は茎を支柱で支えてビニール栽培をメインにしています。
「加工用トマト」は、おもにイタリアで作られた品種で、皮も厚く、水分が少なく、酸味が強くなっています。一方「生食用トマト」は、アメリカで品種改良されたものが多く、青臭さが少なく、甘みがあります。日本のトマトの代表品種である「桃太郎」もこちらに属しています。

トマトは、大きさや色、形、味とさまざまなものがあり、世界中には8,000もの品種があるといわれています。
私たちが八百屋やスーパーなどで、よく目にするトマトは「生食用トマト」になりますが、たいていは料理の目的に合った大きさのトマトを選びますよね。トマトには品種とは関係なく、大きさで分類する方法もあるので、そちらについてもご紹介したいと思います。

トマトの種類は3種類、大玉、中玉、ミニトマト

トマトを大きさで分類すると3種類に分けられます。
テニスボールくらいの大きさである「大玉」、ピンポン玉くらいの大きさである「中玉」(「ミディトマト」とも言います)、そしてお弁当でお馴染みのビー玉より少し大きいサイズの「ミニトマト」(「プチトマト」とも言います)です。

1本の房にたくさんの実をつけるミニトマトのほうが原種に近いとされています。

トマトの中身はうま味成分「グルタミン酸」と元気の源「クエン酸」

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トマトを真横に切ってみると、中には柔らかい仕切りがあって、いくつかの部屋に分かれています。部屋の中には、種とその種を覆うようなトロリとしたゼリー。これらは一体どのような役目があるのでしょうか?

子室ししつ(種の部屋)

とろりとしたゼリーと種が入っている空間のことを「子室」と呼びます。ミニトマトには、子室は2つしかありませんが、大玉になると5~8つほどになます。
最近の研究によると、小さな実をつける野生種のトマトが突然変異により、子室の数を増やして大きなトマトになったことが分かっています。

果肉かにく

子室の外を壁のように囲んでいるところが果肉です。食べた際に、歯ごたえがあると感じる部分です。

ゼリー

子室の中のゼリーには、種の発芽を抑える成分が含まれています。種を育てる環境が整ってから発芽できるように、種を守っているのです。
トマトは、甘みだけではなく、さっぱりとした酸っぱさがありますが、仕切り部分と比べるとゼリー部分のほうが酸っぱく、味が濃くなっています。これは、ゼリー状の部分にうま味の成分であるグルタミン酸と、身体の疲労物質を分解してくれるクエン酸を含んでいるためです
また、種子を運んでもらうために動物や鳥たちに飲み込まれやすくする働きもしています。

1個のトマトに、種は150~300粒ほど入っています。種がぎっしりとあるトマトは、その分ゼリーもたっぷりになるため、おいしくなります。