きな粉の栄養素はダイエット向き!?驚きの効果とヘルシーレシピをご紹介

きなこ餅やわらび餅と、和菓子には欠かせない存在のきな粉。料理にも使える万能なきな粉には、実は驚くべき栄養素や効能があったことをご存じでしょうか?そんなきな粉の栄養素がもたらすダイエットや美容効果について徹底解説!また、きな粉を使ったヘルシーダイエットレシピもご紹介します!

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きなこ餅やわらび餅と、和菓子には欠かせない存在のきな粉。料理にも使える万能なきな粉には、実は驚くべき栄養素や効能があったことをご存じでしょうか?
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きな粉とは?

きな粉

きな粉の由来

きな粉は、大豆の子実しじつを炒って粉末にしたものを言います。古くから食品として用いられているきな粉ですが、もともとは末女豆岐まめつきと呼ばれていました。平安時代の事典「和名類聚抄」には「大豆麩 末女豆岐」と記載があり、大豆を炒ってから臼でき、粉にふるい分ける工程からこの名前がついたとされています。
また、「きな粉」という呼び名は、見た目が黄色いということが由来しており、室町時代から徐々に上流階級の人々によって女房言葉として呼ばれていたようです。実際に、室町時代の「女房躾書しつけがき 」に「きな粉」の名称で記されています。しかし、一般的には「豆の粉」と呼ばれていたため、きな粉の名称が普及していったのは元禄の頃からとされています。

きな粉の種類

きな粉は、原料となる大豆の種類や製法によって、きな粉、黒須きな粉、こがしきな粉、うぐいすきな粉、黒豆きな粉の5種類に分けることができます。

それぞれどのような違いがあるのか、見ていきましょう。

きな粉
黄大豆から作られるきな粉のことで、香ばしい香りが特徴。

黒須きな粉
黄大豆から作られるきな粉で、通常のきな粉よりも少し長めの時間炒るため、色が茶色っぽく濃くなり、香りも強い。

こがしきな粉
黄大豆から作られるきな粉で、黒須きな粉よりも長い時間炒るため、色も香りもより濃くなり、苦味も少しある。

うぐいすきな粉
青大豆から作られるきな粉で、緑色をしていることが特徴。流通している地域が限られており、北海道、東北、北陸、甲信、中国地方で流通している。通常のきな粉よりも甘味が少し強い。

黒豆きな粉
黒大豆から作られるきな粉のことで、ところどころに黒いつぶが入っており、コクがある。


また、これらのきな粉の栄養素は、ほとんど変わらないとされています。
このように、同じ種類の豆の場合、長い時間炒ることで色も香りも濃くなっていきます。しかし、どの種類も栄養素はほとんど変わらないとされています。

では次に、きな粉にはどのような栄養素や効果効能があるのか、きな粉の栄養素についてみていきましょう。

きな粉の栄養素と効果効能、保存方法について

きな粉

きな粉の栄養素

◆きな粉/黄大豆/全粒大豆(可食部100gあたり)


エネルギー たんぱく質 炭水化物 食物繊維 カルシウム リノール酸 イソフラボン
451kcal 36.7g 28.5g 18.1g 190mg 8.0mg 12000mg 266.2mg
※文部科学省 食品成分データベース / 出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
※厚生労働省HP / 出典:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

100gあたりのカロリーを見ると高カロリーに見えますが、きな粉の1日の摂取目安量はおよそ20gと言われており、20gでのカロリーは90kcalになります。また、きな粉にはコレステロールを抑制する働きのあるリノール酸をはじめ、さまざまな栄養素が含まれています。

それでは、こちらの栄養素について詳しく見ていきましょう!

◎リノール酸
植物油に多く含まれている 不飽和脂肪酸のことを指し、体が正常に機能するための必須脂肪酸とされる成分。リノール酸は、人間の体内で生成が出来ない成分のため、食物から摂取する必要がある。コレステロールやLDLコレステロールを抑制し、心臓病などの予防に効果的だと言われている。

◎イソフラボン
きな粉に多く含まれているイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと構造が似ていることから同じような作用を持つとされている。そのため、イソフラボンには、エストロゲンのようにコラーゲンの生成を促し肌のハリを高めたり、肌の新陳代謝を促進する働きがあるとされている。

◎たんぱく質
たんぱく質は、筋肉や皮膚、髪の毛やホルモンなどを生成するのに欠かせない成分で、人間の体の約20%はたんぱく質でできていると言われている。たんぱく質は血管を丈夫にし、新陳代謝を良くしてくれる作用もあるため、老化予防にも効果が期待できる。

◎カルシウム
カルシウムは、骨や歯を丈夫にしてくれるため、骨粗しょう症などの予防に効果的だと言われている。その他、肌の水分量を保ち、肌を引き締める働きがあるとされている。

◎鉄
鉄は、血中のヘモグロビンを生成するのに必要な成分になる。鉄を摂取することで、体内でヘモグロビンが生成され、酸素が全身に行き渡るため、貧血の予防や抜け毛対策にも効果的とされている。また、鉄にはコラーゲンの生成を促す作用があるため、シミやシワを防ぐなど美肌効果にも期待できる。

◎食物繊維
食物繊維には腸内環境を整える作用があり、腸を綺麗にすることで便秘解消や美肌効果があるとされている。きな粉は、大豆の加工食品の中で最も多く食物繊維が含まれているため、整腸作用や美肌効果も高くなることが期待できる。

このように、きな粉に含まれる栄養素には、ダイエットや美容に効果が期待できる栄養素が多く含まれており、日々の生活の中で意識的に摂取していくことで、美しくなれる食品と言っても過言ではないかもしれません。

ですが、毎日きな粉を食べるとしても、保存を適切に行わないと風味を損ねる可能性もあります。次は、きな粉の保存方法についてご紹介します。

きな粉の保存方法

きな粉を保存する際は、チャック付きなどの密閉袋に入れ冷蔵庫で保存すると良いでしょう。なぜなら、きな粉は高温多湿の場所だと品質が落ちてしまうからです。冷蔵庫内は温度も低く乾燥していることから、きな粉を保存するには良い環境と言えます。また、空気に多く触れることで風味も落ちてしまうため、密閉できる袋に入れ保存しましょう。こうすることで、約1ヶ月間は開封時と同じ品質で楽しむことができます。

きな粉を使ったヘルシーなわらび餅の作り方