【熊本・天草観光】極上の風景と絶品の魚を味わう・世界遺産登録決定地、天草の極楽旅

熊本から天草・本渡へ渡り、帰りはフェリー&大人気の特急「A列車で行こう」で戻るという3日間の旅。 その土地土地のお魚・お寿司・地鶏・郷土料理を頂きながら、世界遺産・潜伏キリシタン関連遺産の崎津集落、陶芸王国・天草の窯などを巡りました。 見るもの食べるものすべて絶品の天草をお届けします。

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おひさしぶりの凧です。これまでに2回ほど旅行の記事を書かせてもらいました。
www.tenpo.biz

今回は、私が前から一度は訪れてみたかった熊本・天草をご紹介します。
 
天草へは福岡または熊本から直行の飛行機・天草エアラインで入ることもできますが、今回は予算の都合とお天気の心配もあって、行きは熊本からバスにて天草・本渡ほんどへと渡ります。帰りはフェリー&大人気の特急「A列車で行こう」で熊本に戻るという計画です。
 
それ以外の移動手段はレンタカー。バスで巡ることもできますが、本数が多いわけではないので運転ができる方は車での移動をおすすめします。
 

 

羽田から熊本へ。熊本で見つけた、地元家庭料理のお店

3日間の計画なので慌てて行くこともないのですが、当社・店舗流通ネット株式会社の所在地が浜松町モノレール駅直結ということもあり、羽田発の熊本行き最終便にも余裕で間に合います!
 
さっそく前泊地の熊本に到着して最初に立ち寄ったお店はこちら。通町筋駅近くにある居酒屋「食のさんぽ道 自遊人」

食のさんぽ道 自遊人

自遊人ファサード
自遊人惣菜全体

このお店は熊本に住む友人がすすめてくれた、母娘お二人で切り盛りしている熊本家庭料理のお店です。カウンターには旬の野菜をふんだんに使った手作りのおそうざいが所狭しと並んでいるのですが、あまりの種類の多さに目移りしてしまい、注文がまとまりません。

一文字のぐるぐる

そしてこの料理は、熊本の歴史ある郷土料理「一文字ひともじのぐるぐる」。ちょっと変わったおもしろい名前ですが、“一文字”とはネギの一種である“わけぎ”に近いもので、こちらではよく食べられている食材なのだそうです。どんなものだろうと味わってみると、シャキシャキとした良い歯ごたえと、独特の風味が口の中に広がります。
 
お二人の気持ちのよい接客と心温まる手料理に、あっと言う間に時間が流れました。

■食のさんぽ道 自遊人
住所  :熊本市中央区安政町5-20
電話番号:096-322-3900
営業時間:月~土 17:30〜23:00(L.O.22:30)
定休日 :日曜・祝日
https://retty.me/area/PRE43/ARE142/SUB14201/100000038767/


寿司舟で流れてくる!?“水流”の回転寿司屋へ!

さて、翌日は約2時間のバスの旅。熊本から天草・本渡間を結ぶ、「快速あまくさ号」というバスで向かいます。
★快速あまくさ号 時刻表・詳細はコチラ
熊本⇔天草(本渡) 快速バスあまくさ号 | 産交バスポータルサイト


 
天草方面に近づくにつれて海面のキラキラが輝きを増し、退屈する暇はありません。

海 風景海 風景

本渡に到着し、ここからは移動手段をレンタカーへ変更します。
南へとしばらく走ると、おもしろいお店を発見しましたのでご紹介しましょう。お店の名前は「鮨ざこや」

鮨ざこや

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一見、普通の回転寿司屋なのですが、店内に入って目に飛び込んできたのは、ちょっと変わったこんな装置でした。

鮨ざこや 流れ鮨ざこや造船マーク
なんと回転レーンならぬ“水流レーン”に船を浮かべて、注文した寿司が流れて出てくるしくみ!この装置はわざわざ造船所にお願いして作ってもらった特注品で、毎日何人かは船を沈没させる!のだそうです。(笑)
 
新鮮な地魚が取りそろえられており、味もコスパも、そしてインパクトも文句なしです!

鮨ざこや 流れてくる様子

両手で船をつかんでねーっ、とご主人の愉快な声が響く店内。子供はもちろんでしょうが、こういうの、大人も結構愉しかったです。

■鮨ざこや
住所  :熊本県天草市亀場町亀川2414-1
電話番号:0969-24-4034
営業時間:11:30~21:00
定休日 :毎週火曜
http://zakoya.com/

 

陶芸王国・天草の窯元を巡る

さて、今回の旅のお目当ての一つ、天草陶芸の窯元かまもとへと訪れてみます。実はここ天草は陶芸文化が非常に盛んな土地であり、今回訪れた場所の周辺だけでも、少なくとも20以上の窯元がありました。
 
天草で17世紀に発見された「天草陶石」が、江戸時代・平賀源内に「天下無双の土」と絶賛されたことによって全国へと広まりました。天草陶石は、現在でも国内で最高品質の高級磁器の白磁原料とされています。
 
■山の口焼
数ある窯元の中でも、ぜひとも訪れたかったのが、「山の口焼」の窯元。山の口焼の陶器は、天草の土を使って焼き上げた、日常を豊かにする普段使いの素朴な器です。
山の口焼き 焼き物

器はもちろん、お店と庭のたたずまいもすてきなところです。

石の焼ファサードf:id:tentsu_media:20180521120234j:plain
カフェも併設されていますので、この器でのランチなんて、とても雰囲気がありますよね。
山の口焼き店内
■山の口焼
住所  :天草市本渡町本渡1755-3
電話番号:0969-24-2072
営業時間:10:00~18:00
定休日 :不定休
https://www.t-island.jp/p/spot/detail/382

 
その他もすてきな窯元があちらこちらに点在しています。
 
■丸尾焼
丸尾焼は1845年創業と歴史が古いのですが、現在は個人としてではなく集団でモノ作りに取り組まれているそうで、店内では自由な作風が感じられました。ここから多くの陶芸家が輩出されており、山の口焼の窯元・辻口さんもこちらで修行されたのだそうです。

丸尾焼丸尾焼 店内
丸尾焼器
■丸尾焼
住所  :熊本県天草市北原町3-10
電話番号:0969-23-9522
営業時間:10:00~18:30
定休日 :年中無休
https://www.maruoyaki.com/

  
■高浜焼
こちらの高浜焼も、1762年に開釜した歴史のある窯元です。この独特な模様は、江戸中期に描かれていた海松紋みるもんという海草模様の復刻シリーズです。

高浜焼f:id:tentsu_media:20180521120711j:plain
■天草高浜焼 寿芳窯
住所  :熊本県天草市天草町高浜南598
電話番号:0969-42-1115
営業時間:8:00~17:00(平日)/8:30~17:00(土日祝)
定休日 :年末年始・盆期間
http://takahamayaki.jp/shop/index.html

 

贅沢天草はしご酒!天草ならではの地鶏と地魚を堪能!

天草・本渡に滞在の夜はこちらの2軒のお店をはしごします!

鳥料理 鳥蔵

まず立ち寄ったのはこちらの鳥料理店「鳥蔵」
鳥蔵ファサード
内装が山小屋風の造りとなっていて、なかなか味があります。こちらのお目当ては何と言っても天草の名物、天草大王地鶏
大王地鶏やきとり
この鶏は昭和初期に一度は絶滅してしまったのですが、その味の良さ、大きさを惜しむ声から、熊本県農業センターが10年かけて復元した幻の地鶏だそう。なるほどなるほど、評判どおり味よし、食感よし。
鳥刺し
こちらは九州ならではの甘めのしょうゆでいただく、「大王刺身の盛り合わせ」 。食感がコリコリ、シコシコと楽しく、とても食べ応えがありました。幻の地鶏・天草大王、ぜひ天草へお越しの際はご賞味ください。

■鳥料理 鳥蔵
住所  :熊本県天草市港町5-15
電話番号:0969-22-7088
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日 :毎週月曜日
http://www.tori-amakusa.com/


居酒屋 丸髙

そしてもう一軒は、地元でも人気の居酒屋、「丸髙」さん。

f:id:tentsu_media:20180524185034j:plain丸高 メニュー
メニューの数が驚くほどたくさんあって、どれを注文しようか迷ってしまうのですが、いただいたのは本日の超おすすめ、カワハギの姿造り。

天草丸髙 カワハギの姿造り

これだけ大きいと脂のノリが全然違います!もう、これは絶品!!時価とあるので少々ビビりながら注文するも、これで1,200円とは唖然。。。さすが地元ならではの居酒屋さんですね。実は天草、カワハギもとても有名なのです。
 
地元の方もたくさんいらっしゃって、なんと昼間に会った窯元のご家族とも鉢合わせ。みんなおいしいところに集りますね。
 
そしてこの丸髙といえば、創業以来ダシを継ぎ足ししているというおでんが有名!
丸髙 おでん これ
天草のおでんは黒いダシが特徴で、一見濃そうな見た目をしていますが、意外にも味付けはさっぱり。カツオと昆布のうまみが口いっぱいに染み渡ります。たくさんの具材が大きな鍋に、これでもかと賑やかに刺さっているのを見ると、それだけで期待感が高まるというものです。

■丸髙 中央新町店
住所  :熊本県天草市中央新町12
電話番号:0969-23-4728
営業時間:18:00~翌3:00
定休日 :毎週月曜
https://tabelog.com/kumamoto/A4305/A430501/43009139/


天草最南端の町・牛深へ

翌日は天草の東側・八代海の海岸沿いに、これぞ天草というような美しい風景を堪能しながら、県道26号線を最南端牛深うしぶか町まで走ります。
 

 
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牛深大橋牛深上から全体

さて、ランチのお目当ては、牛深では外せない「鮮魚料理店 魚正」さんです。

魚正

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1階が鮮魚店で、2階が食堂の造りになっています。今回はお昼時間から外れていたのですんなり入ることができましたが、ランチタイムは混むでしょうね。とても人気のお店です。
 
こちらの売りはもちろん鮮魚。ここ天草の獲れたてのお魚しか出しません。

魚正 定食f:id:tentsu_media:20180524185241j:plain
お刺身定食はもちろん新鮮!そしてほどよく脂がのった煮魚の味付けもちょうどよい!すべておいしいです。こちらへは夜にもう一度歩いて来たい!そんな声が上がったお店でした。

■魚正
住所  :熊本県天草市牛深町2286-101
電話番号:0969-72-3144
営業時間:11:00~18:00
定休日 :不定休
https://retty.me/area/PRE43/ARE253/SUB25301/100000951424/


世界遺産登録決定地・潜伏キリシタン関連遺産のひとつ、崎津集落を訪れる

さて、お腹が満足したら「崎津さきつ集落」へ向かいます。
 

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産にふさわしいと、2018年5月4日にイコモス(国際記念物遺跡会議)からユネスコに勧告がおこなわれ、とうとうこの地が今夏、世界遺産登録になることが確定しました。こちらが静寂の崎津教会です。

崎津教会2

江戸幕府から弾圧されたキリシタンたちが、1873年キリスト教解禁後、崎津諏訪神社の下に木造教会を建設。その後、禁教期に踏み絵が行われた崎津吉田庄屋役宅跡に、神父の私財、信者の寄付、労働奉仕によって1934年に建てられた教会です。内部は国内でも数少ない畳敷きとなっています。崎津は静かな漁村の集落で、夕暮れに教会が映え、それは美しい風景でした。

崎津教会神社から崎津漁港教会と夕景
そこから車で3分ほどのところにあるのが、天草夕陽八景の一つ、マリア像の夕陽(河浦町崎津)。東シナ海に沈む絶景の夕陽は天草の旅のクライマックスですね。

マリア像夕景

静かに、ゆっくり沈む夕陽を眺めながら、心がからっぽになっていく感覚も、非日常の醍醐味だいごみでした。
 

天草最後の食事は、とっておきの寿司屋へ

最終日は天草のとっておきの寿司屋「やっこ寿司」をご紹介したいです。

奴寿司

奴寿司ファサード

奴寿司の寿司ネタは、イクラと金目鯛の他はすべて地元のもの。握り一つひとつに応じた味付けがほどこしてあるので、2種類置いてあるしょうゆは必要ありません。
奴寿司 貝奴寿司 からすみのせ
ウニ塩、カラスミ塩、レモン塩、ポン酢、ゆず胡椒…唸るしかないくらいのおいしさです。お酒は日本酒「東洋美人」をいただきましょう。うーん、合います、合います。
 
ウニは手渡しでどうぞっ!
奴寿司 雲丹手渡し

■奴寿司
住所  :熊本県天草市東町76-1
電話番号:0969-23-4055
営業時間:12:00~14:30/17:30~21:00
定休日 :毎週月曜 ※月曜が祝日の場合は営業。翌火曜が休み。
https://www.t-island.jp/gourmets/%e5%a5%b4%e5%af%bf%e5%8f%b8


「A列車で行こう」で最高の旅の締めくくりを。

最後は本渡港から三角港までを結んでいる「天草宝島ライン」というフェリーで向かいます。
フェリー地図
★天草宝島ライン 時刻表・詳細はコチラ
天草宝島ライン 公式サイト|JRと船で天草 と熊本・福岡を結ぶ定期航路 |天草宝島ライン 公式サイト|JRと船で天草と熊本・福岡を結ぶ定期航路
 
三角駅からは、憧れの列車、特急「A列車で行こう」で熊本へ。最後の最後まで、余すところなく天草を堪能しちゃいます。
特急 A列車で行こうf:id:tentsu_media:20180524185510j:plain
列車内にはジャズが流れ、ステンドグラスで彩られた内装からは豪華客船が連想されます。“大人旅にふさわしい列車”なんて詠われていますが、これはインスタ映え間違えなし!ですね。
列車ヨコ列車内
そして車内にあるバー「A-TRAIN BAR」ではカクテルを注文。
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カクテル片手に夕暮れの東シナ海を眺めながら熊本への帰途に着いたのでした。
列車夕景
 
ちなみに、熊本でフェリーと列車の通し切符を購入するとお得ですよ。(※特急は事前予約必須です)
特急 A列車で行こう | JR九州の列車たち ~JR九州 観光列車【D&S列車】・新幹線~
 
 
人も優しく、見るもの食べるものすべて絶品の天草。本当に大満足の旅となりました。ちなみに、春から夏にかけてはイルカウォッチングも楽しめますよ。ぜひ、3日お休みがとれたら、このとびきりおいしく、美しい楽園へいらしてみてはいかがでしょうか?
 
では、みなさまよい旅を。

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