ミレービスケット、90年の『まじめな思い』は宇宙に届いた!?

どうも。こんにちは。ぽっぽです。
前回は、551の豚まんの凄さを紹介する記事を執筆し、ご好評いただきましたので、試算企画第3弾!試算企画と同時に、飲食店にとっても役立つ情報もお届けしたいと思います。
前回の記事:www.tenpo.biz
 
今回のテーマはこちらです。

まじめなおかし「野村煎豆加工店のミレービスケット」

「まじめなおかし」のフレーズが印象的な、野村煎豆加工店さんのミレービスケット。先日深夜のバラエティ番組でも話題になり、人気のご当地お菓子「ミレービスケット」。パッケージには「まじめなおかし」とありますが、一体何がまじめなのか?そのワケを思い切り「まじめ」に調べて記事にしてみました。
 
このお菓子をご紹介しようと考えた経緯というのも、「私がとにかくミレービスケットが大好き」ということに限ります。毎日食べていたほど、ハマっていたこともあります。今更ながら、なぜ好きで食べ続けてしまうのか?と、考えてみると、これと言った理由はないのですが、究極に「シンプル」な味付けで飽きがこないからだと思います。
 

あの有名人も物産展で爆買い?高知県民に馴染み深いお菓子

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f:id:tentsu_media:20170720120538j:plain上野開催の高知物産店「ミレービスケット推しがすごい」

私のミレー愛は伝わったかと思います。ですが、まだ「ただのビスケットじゃないですか」とお思いでしょう。
 
このミレービスケットは、高知県民に絶大な人気を誇るお菓子ですが、関東の方々にはあまり馴染みがありません。社内の高知出身者に聞いたところ、高知市内のスーパーやコンビニならどこでも手に入るそうです。
 
最近では、マツコ・デラックスさんも、大好きと公言したことでも話題になりました。「マツコの知らない世界」や「夜の巷を徘徊する」の番組で紹介されるやいなや、アンテナショップで常に売れ筋商品として、人気を博してまいす。


マツコ・デラックスさんの影響力は絶大ですね。


アンテナショップ人気ランキング独占!?

調べてみると、高知県のアンテナショップの物販部門において平成28年度(4月~3月)の年間売上ランキングTOP20のうち9商品もミレー関連商品なんです。ミレービスケット恐るべし。
 
順位 商品名 点数 順位 商品名 点数
1 四国健商万能おかず生姜130G 46,358 11 澁谷食品よさこい芋けんぴ 7,941
2 澁谷食品塩けんぴ 15,040 12 野村煎豆4連ミレービスケット 7,694
3 野村煎豆まじめミレービスケット130g 14,818 13 ヤマテパンぼうしパン 7,498
4 馬路村農協ごっくんアルミ缶 14,769 14 坂田信夫商店黄金生姜使用ゆずがり60g 7,354
5 野村煎豆ミレービスケット高知家ver130g 13,213 15 馬路村農協ごっくん馬路村180ml 6,626
6 はちきんの店安部さんの囲生姜 13,004 16 南国製菓240g巾着塩けんぴ 6,475
7 野村煎豆ミレービスケットコーヒー4連 11,118 16 野村煎豆健康ミレービスケット 5,777
8 野村煎豆ミレービスケット30g×6袋 10,476 17 野村煎豆4連ミレー高知家ver 5,777
9 野村煎豆キャラメル味ミレービスケット4連 9,177 19 青柳栗のマドレーヌバラ 4,126
10 南国製菓260g巾着芋けんぴ 8,132 20 野村煎豆午後のミレービスケットブラックペッパー 3,995

データ引用元:地産外商公社発表 まるごと高知レポートVol.25 2016/04~2017/03



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ランキングをほぼ独占できるほどの人気の高さと、種類の多さには他の追随を許さない企業努力がありそうです。



問い合わせてみたら対応もまじめな野村さん

有限会社 野村煎豆加工店様に直接、問い合わせてみました。
今回、記事で「まじめなおかし」について、まじめに情報収集をするため、有限会社野村煎豆加工店様に電話をしました。経緯を話したところ、以前、取材を受けたときの新聞記事を送ってくださることになりました。
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それから数日…
とある段ボール箱が届きました、「のむら」と書かれた箱。新聞を郵送していただく結果を想像していただけに中身が気になります。


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開けてみると、そこには…
新聞記事とミレービスケットの詰め合わせが同封されていました。
こちらの都合でお願いしたにも関わらず、このご厚意に私はとても感動し、ますますミレービスケットが好きになりました。




野村煎豆加工店様、お心遣いありがとうございます。(感謝)


野村煎豆加工店とは?どんな会社?

野村煎豆加工店様のご厚意に感動し余韻に浸ってしまいましたが、気を取り直して、まじめにご紹介してまいります。
 
創業は大正12年にさかのぼります。豆類の加工販売を行う野村商店として創業し、豆菓子や甘納豆を製造していたそうです。昭和30年頃に、ミレービスケットの製造がスタートし、そのビスケットは60年の歴史をもつお菓子となりました。今もなお愛され続けているその味は、創業当時から変わらない伝統製法を引き継ぎ、守り続けてきているからです。
 

野村煎豆加工店のまじめとは?

 
商品と一緒にいただいた新聞の記事を読みおえて、やはり一番気になったのが、パッケージにも”まじめなおかし”と記載している”まじめ”という言葉です。”まじめ”とは、一体どういうことなのでしょうか。記事には、有限会社 野村煎豆加工店様の”まじめな思い”が書かれていました。

お客さまの求める商品の、その先を考える。
お客さまの求める商品のその先をそうぞうし積極的に新しいカタチを提案していくことで、オリジナル商品も長く愛されていくと思いますからね
引用:お仕事ピカラ通信PikaraTimes2014年3月号


私が感じた「まじめ」とは「お客様の求める商品の、その先を考える。」この言葉に尽きるのではないでしょうか。
ミレービスケットには、オーソドックスなもの以外にも、「朝、昼、午後、真夜中」と食べる時間をテーマにしたミレービスケットや袋に大量に詰められた姿が枕に似ている「ミレーの枕」、防災用アイテムにもなる「保存用缶」があります。このように、お客様のことを考え、お客様の求める商品の先を想像し、積極的に新しいカタチに提案していくことを心がけているそうです。
 

ぽっぽのまじめ商品開発企画

まじめな私なりの新しいミレービスケットのカタチを考える。いただいたご厚意のお返しになるかわかりませんが、「お客様の求める商品のその先を考える」。という作り手のまじめな思いにならい、私なりにいくつかの新しいミレービスケットのカタチを考えてみました。
 
まじめな商品企画
▷特大のミレービスケット
 大きいことには、夢があります。見たことのないものは、感動を与えます。
 通常サイズの10倍ぐらいをイメージしています。

▷ミニ・プチミレー
 小さいことには、かわいさや愛らしさを感じます。
 通常サイズの1/10ぐらいをイメージしています。

▷ミレーティラミス
 森永製菓株式会社のマリービスケットでティラミスを作ったことがありますが、
 生地の部分をミレービスケットで作る。
 甘じょっぱい感じとココアとミレーの独特で絶妙な風味が相まって斬新さを感じます。

▷贈答用ミレービスケット
 小分けにパックされており、5枚1セットで綺麗に重ねられて梱包されている。
 会社等でも配りやすい。少ない枚数が更に病みつきにさせる。


計算企画から生まれた商品企画
☆まじめな宇宙食『ギャラクシーミレー』
 保存缶とミレービスケットを積み上げたらどれくらいで宇宙にいくかを考え、思いつく。
 条件的には、十分クリアできると確信している。色々な意味で夢がある。
  

ちゃんと計算してました、ポッポの計算企画!宇宙食ミレーを考えたワケ

そもそも私の真骨頂は「計算」です。ミレービスケットの記事企画は当初計算メインでした。まじめミレービスケットを基準とし、サイズや重量などを測り、どのように比較していくかを考えていました。その中で、ミレービスケットを単純に積上げていく計算をしたところ、このような結果が出ました。
 
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計算方法

有限会社野村煎豆加工店 年間売上高13億7,000万円(高知県産品データベース調べ)

・まじめミレービスケット 一袋149円(価格.com調べ)
・一袋130g 55枚入り 一枚の高さ4.5mm(当社調べ)

年間売上高をまじめミレービスケットのみでの売上と仮定した場合の計算


 1,370,000,000 ÷ 149 = 9,194,631 袋
 9,194,631 × 55= 505,704,705 枚
 505,704,705 × 4.5 = 2,275,671,172mm ⇒ キロ変換 2,276km


一年間の売上高から導き出したビスケットを積上げた高さ 2,276km

結果
高さ2,276kmという答えが導き出されました。同様にビスケットの直径で考えると、17,700kmとなり、もはや地球という物差しでは図ることができませんでした。高さで言うと、大気圏は地上から100km、宇宙ステーションは400kmと、その高さは、優に超えています。
 
この計算をし終えた時に、「宇宙ステーションにミレービスケットを届けることができるのでは?」と夢のような考えが浮かびました。しかし現実的に考え直すと、長期保存用のミレービスケットを改良し「宇宙食にもできるのでは?」と考えたことが、商品企画をした経緯です。



まとめ

いかがだったでしょうか。ミレービスケットについてご紹介させていただきましたが、ここで改めて思う”お客様の求める商品の、その先を考える。という作り手の”まじめな思い”というキーワード。これは、まさしくお客様の潜在的なニーズへのアプローチのこと。
 
今の時代、食べログやretty・インスタグラム等のSNSですぐにおいしいお店や話題の商品を調べ、知ることができます。調べることで、お客様はおいしいお店や食べ物を知りたいという、顕在化されたニーズをすぐに満たせてしまうでしょう。
 
お客様がまだ気づいていない潜在的なニーズを想像し、積極的に新しいカタチを提案し、気づいていない潜在的なニーズを満たしてあげていくことが、飲食店経営にとっても、重要になっていくと私は思います。
 
そしてなにより、今回ご協力いただいた有限会社野村煎豆加工店様は、企業として90年続いています。それが何よりの答えなのではないでょうか。
 

ポッポ



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