照明をLEDに変えるメリットとは?飲食店舗における電気代削減について

供給者が電力会社を選べる自由化が企業だけでなく家庭でも始まり、消費電力の節減や節電という言葉を至るところで聞かれる今日、電気代削減は様々な方法で注目を集めています。今回は、その中でもLED照明への切替えに注目し、電気代の削減について考えてみたいと思います。


照明器具の種類、消費電力、寿命について

写真 名称 W(ワット)数 使用時間
f:id:tentsu_media:20170111133412j:plain ①白熱電球 38W 1000h
f:id:tentsu_media:20170112101344j:plain ②蛍光灯-A.直管タイプ 40W 12000h
f:id:tentsu_media:20170111133656j:plain 蛍光灯-B.シーリング 73W 16000h
f:id:tentsu_media:20170111133642j:plain 蛍光灯-C.電球型 21W 8000h
f:id:tentsu_media:20170112101357j:plain 蛍光灯-D.ハロゲン電球型 40W 3000h
f:id:tentsu_media:20170111133638j:plain ③LED 4.6W 40000h


あくまで目安となりますが、白熱電球に比べ、LEDの使用時間は40倍長持ちということが分かります。


照明機器の寿命について

LED      40,000時間    1日10時間→約11年
電球型蛍光灯 13,000時間    1日10時間→約3年半
白熱電球   1,000~2,000時間 1日10時間→約3ヵ月半~6ヵ月半

蛍光灯照明 VS LEDにて電気代のシミュレーション

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■15坪及び30坪での店舗内照明を通常のダウンライト(ハロゲンライト)からLED照明に変えた場合。
■2LDK~4LDKでのマンション・一戸建てのリビングと各部屋の照明を全てLED照明に変えた場合、電気代はそれぞれどのくらいお得になるかをシミュレーションしてみます。

*比較条件*
■1kWhあたりの電力量単価を26円とし、店舗は点灯時間を1日13時間に設定。
■リビング照明を1日10時間に設定。各部屋の照明をそれぞれ1日6時間に設定。

①15坪店舗(25個ライト使用)
・ダウンライト照明の消費電力を40Wh/個、LED照明の消費電力を4.6Wh/個
②30坪店舗(50個ライト使用)
・ダウンライト照明の消費電力を40Wh/個、LED照明の消費電力を4.6Wh/個
③14畳用・蛍光灯照明の消費電力を158Wh、LED照明の消費電力を58Wh
④12畳用・蛍光灯照明の消費電力を120Wh、LED照明の消費電力を50Wh
⑤6畳用・蛍光灯照明の消費電力を83Wh、LED照明の消費電力を38Wh



①15坪店舗 ダウンライト(ハロゲンライト)25個を全てLEDに変更した場合
 □通常ダウンライト(ハロゲンライト)の電気代:月10,140円
 □LEDダウンライトの電気代:月1,166円
 →LEDダウンライトのほうが、月額8,974円・年額107,688円お得になります。


②30坪店舗 ダウンライト(ハロゲンライト)50個を全てLEDに変更した場合
 □通常ダウンライト(ハロゲンライト)の電気代:月20,280円
 □LEDダウンライトの電気代:月2,332円
 →LEDダウンライトのほうが、月額17,948円・年額215,376円お得になります。


③2LDK リビングと各部屋全ての照明をLEDに変更した場合
 □蛍光灯シーリングライトの電気代:月1,712円
 □LEDシーリングライトの電気代  :月745円
 →LEDシーリングライトのほうが、月額967円・年額11,604円お得になります。


④3LDK リビングと各部屋全ての照明をLEDに変更した場合
 □蛍光灯シーリングライトの電気代:月2,397円
 □LEDシーリングライトの電気代 :月985円
 →LEDシーリングライトのほうが、月額1,412円・年額16,944円お得になります。


⑤4LDK(一戸建て)リビングと各部屋全ての照明をLEDに変更した場合
 □蛍光灯シーリングライトの電気代:月2,786円
 □LEDシーリングライトの電気代 :月1,163円
 →LEDシーリングライトのほうが、月額1,623円・年額19,476円お得になります。


上記は、各部屋の照明交換のみです。玄関・キッチン・トイレ・廊下・階段・洗面所などは含まれていません。
(計算例)消費電力(w)×点灯時間(h)=電力量(wh)(電力料÷1000=kwh)電力量(kwh)×電気料単価(1kwhあたりの)=電気代


LEDを取付する際の注意事項

上記のシミュレーションより、30坪の店舗が蛍光灯をLEDに変更するだけで、最大月額17.948円もの費用が削減できることが分かりましたね。では、LEDに変更するにはどのような手順を踏む必要があるのでしょう。


まず、LED照明を含む多くの電気機器は、電力会社から供給される交流電流(AC)を安定器やアダプター等の変換器を使い直流電流(DC)へ変換して作動します。そのためLED照明器具には、交流電流を直流電流に変換するLED電源ユニットが必要です。以下にて、手順を紹介します。


①電球や蛍光灯本体に、電流を直流電流に変換する電源ユニットが内蔵されているか外付けの電源ユニットがあること。

②ソケット(電球の受け口の金具)の劣化具合を確かめる。ソケットが劣化していると、正常に作動しない場合があります。
f:id:tentsu_media:20170111164439p:plain注)電球により、直結の配線工事(既存の安定器を使用しない)が必要な場合があります。


まとめ

電気代削減の方法としてだけでなく、LED照明化はますます進んでいくと思います。しかしながらLED電球への交換には専門的な知識や電気工事が必要です。万が一誤った製品を取り付けてしまいますと、火災やトラブル等の事故にも繋がり兼ねません


せっかくの省エネで節約をしようとしても、これでは復旧費用や工事費用等がかさみ金銭的負担やお店の営業等へ支障をきたしてしまいます。


現在設置されている器具へ工事無しでLED照明を取り付けられたとしましょう。LED照明は新品ですが、既存の照明器具はボロボロ…。そんな状況では長持ちしません。LED照明を賢く、お得に利用するには、正しい製品選びや信頼出来る業者選びが大事です。

参照:東京消防庁
参照:検索結果 - G13口金付き直管LEDランプの製品事故 powered by Yahoo! JAPAN一般社団法人日本照明工業会

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