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忘年会シーズン到来!キャッチとお客の在り方を見つめ直してみよう。

お久しぶりです。SASUです。


世間は忘年会シーズン真っ只中。いつもは居酒屋のキャッチを使わない方も、2次会のお店探しに困る時期になりました。用意周到な方は2次会、3次会までお店の予約をしていますが、大抵は最初のお店しか予約していないことも・・・。こんなときに良質な客引(以下、キャッチ)と出会っていれば、急なお店選びに対応できます。


私はこれまで、経営者のキャッチ脱却について話をしてきました。あえて今回はそのキャッチについて見つめ直したいと思います。果たして、本当にキャッチは必要ないのでしょうか?


キャッチは「うざい、邪魔、しつこい」などの悪い印象が多く聞こえてきますが、過去に良い思いをした人も居るはずです。時代の流れと共にキャッチの資質は低下し、年々印象も悪くなっています。ですが、そういった実情とは裏腹に、良質なキャッチも存在していることを忘れてはなりません。

居酒屋のキャッチについてのおさらい

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キャッチ行為は、路上でお店に来てくれそうなお客に対してお店のPRをし、お店まで連れて行く仕事です。その対価として給料をもらっています。お客を多く連れて行けば、短時間でも稼げる成果主義の仕事です。

良い部分だけではなく「客引き行為の防止に関する条例」「迷惑防止条例」があるため、違反すると罰金や禁固刑になります。しかし、キャッチは多くの収入を得ることもあるので、リスクを犯してでもやめられないのです。


※過去の記事はこちら
居酒屋キャッチ:初心に戻れ!ビラ配りの勧め! - 店通 -店舗流通ネットメディア-
なくならない、なくせない居酒屋キャッチ!顧客離れはここから始まる - 店通 -店舗流通ネットメディア-


なぜ、キャッチの印象が悪くなっているのか?

主に迷惑している理由としては、以下のような点が挙げられます。


・通行の邪魔⇒誰彼かまわず声を掛けてくる
・失礼で馴れ馴れしい⇒フレンドリーな対応が、相手への距離を縮めると思っている
・しつこい、うざい⇒怒られない限りチャンスがあると思っている
・平気で嘘をつく⇒実は空いているお店を満席だと言うなど


他にも迷惑行為はありますが、形振り構わないキャッチ行為が悪い印象を与え、世間の目は厳しくなってきています。また、キャッチだけが悪いわけではなく、キャッチを使うお店にも原因があります。


・料理がおいしくない
・ぼったくられる
・接客が悪い
・店が汚い、臭い等・・・


上記の理由でイヤな思いをしたことがある人は、2度と同じお店を使いたくなくなります。結局「キャッチとお店は、=(イコール)」ということを忘れてはいけません。


キャッチの仕事で稼ぐためには、高単価のお店に連れていきます。そのようなお店はサービス全般が良くないことが多く、お客が満足することは少ないため、キャッチの利用に悪い印象を持ってしまいます。


しかし、本当にキャッチを利用することにメリットはないのでしょうか?逆にキャッチをうまく利用し、お客のお店選びの幅を広げるという点では、キャッチを逆にうまく利用する手もあります。


キャッチ居酒屋の利用時に心がけること

キャッチ居酒屋によくあるのが、お通しや料理が割高なお店が多いこと。


キャッチとの交渉の際、飲み放題をいかに安くするかに関心が向きます。そうすると、お店ではつまみを数品頼んだだけで安く済ますつもりが、思ったより高い金額を支払うはめになります。こんな思いをしないためにも、キャッチとの交渉時点で条件を確認するようにしましょう。


・飲み放題の交渉⇒あまり飲まない場合はドリンクの値段を確認する。
・お通しの金額の確認⇒この時点でいらない場合は伝えておく。
・料理の金額設定の確認⇒キャッチに言われた値段に相違はないか。
・チャージ料等の有り無し⇒事前に条件を決めていた場合は確認の必要があります。

最低限この4つは確認しましょう。また、キャッチとの交渉内容と会計が合わない場合もあるため、お店に入ってからもどういう条件で交渉したかを店員に確認することで、トラブルを未然に防げます。


昔はこんな付き合い方が普通だった

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今では条例も厳しくなってしまったため、キャッチに直接電話してお店を探させるのは難しいとは思いますが、いろんなキャッチと交渉するよりも、自身のお気に入りのキャッチを決めておくのもいいでしょう。


キャッチの基本は自身の稼ぎが優先ですが、何度も顔を合わせることによって長期的なお客と認識し、より良心的なお店の紹介をしてくれる場合もあります。良質なキャッチと付き合えればお店選びの幅を広がるはずです。


ではどんなお客がキャッチを必要としているのでしょうか?



キャッチを必要としているお客
・お店探しが苦手で優柔不断な方
・最寄りの地理に詳しくない
・とにかく安く飲みたい
・探すのが面倒臭い等・・・


こういったニーズはなくならないものの、キャッチの悪い印象のせいで、潜在的なお客を逃しているケースが多々あります。せめてこれからのお客を大切にすることを考え、改善すべき点を挙げていきましょう。


キャッチの改善点
・声を掛ける方を選別する
・歩いている方の進行方向をふさがない
・相手の後ろからいきなり声を掛けない
・清潔感を出す
・礼儀を忘れない
・相手の状況を判断し、執拗な声掛け、付きまといはしない

ここまでは、改善可能ですね。キャッチ会社は警察の取り締まりを警戒し、キャッチの勤務地を限定せず、1日、1週間等、期間を設定しローテーションさせるケースが多いです。このような理由でキャッチは一つの街に留まれません。いくつかのエリアで信頼のおける関係を構築する事が、キャッチとうまく付き合う第一歩かもしれません。

まとめ

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キャッチを取り巻く環境に変化を求め続けるのは、限界があるかもしれません。お店の良し悪しもなくなることはないでしょう。しかし、キャッチはお客の売上が自身のお給料に反映してくるため、可能な限りのサービス精神は持たないといけません。消費者もそのことを理解し、お店の料金設定などは自身でしっかり確認する必要があります。


条例が制定されたのは悪質なキャッチによる印象が大きいですが、良質なキャッチが居ることも忘れないで下さい(過去にはいました)。


より厳しい罰則が制定されない限り、キャッチはなくなることはないでしょう。相手は同じ人と人です。きちんと対話さえできれば、キャッチを撲滅する風潮は勢いが収まるのではないでしょうか。ルールを明確にし、ルールを守るための仕組み作りをしていくことで、客引き行為が両者にとってより良いものになることを願います。



※この記事は個人的な見解を述べており、客引き行為を勧める内容ではありません。





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