幸楽苑、デリバリー・テイクアウトニーズを受け「伸びにくい麺」を開発

「幸楽苑」を展開する(株)幸楽苑ホールディングスは、新たに「伸びにくい麺」を開発したと発表。自社工場で製造する新しい麺は、麺の弾力を約9%、硬さを約40%高めている。

  • 幸楽苑が「伸びにくい麺」を開発
  • コロナ禍で増えたデリバリー・テイクアウト利用を意識
  • 中食でも店頭と変わらぬ品質と味わいを求められる時代へ

テイクアウトニーズを受け「伸びにくい麺」誕生!

ラーメンチェーン「幸楽苑」を国内外に展開する株式会社幸楽苑ホールディングスは、新たに「伸びにくい麺」を開発したと発表した。7月6日より全店舗への配送を開始し、順次導入・各メニューで提供していくという。

自社工場で製造する新しい麺は、従来のものに比べ麺の弾力を約9%、硬さを約40%高めている(同社比)。食感も改良され、食した際のもちもち度がパワーアップした。

テイクアウトでもお店で食べる品質と味わいを

コロナ禍で大きく高まった消費者におけるテイクアウトやデリバリーへのニーズを受け、店内でできたてを味わってもらうのと、可能な限り変わらぬ品質・おいしさを届けたいという想いから、今回の開発が行われ「伸びにくい麺」が誕生した。

通常の店内飲食はもちろん、デリバリーやテイクアウトでも試し、新しくなった麺の良さを実感してみてほしいとする。


幸楽苑では、早い段階からドライブスルー対応店舗を充実させたり、モバイルオーダーの導入で非接触化を進めてきた。迅速性・顧客の利便性向上を図るため、全商品をテイクアウト対応にするなどの取り組みもおこなっている。

今後も新しい生活様式に基づいたサービスを展開し、利用客の安心・安全志向に応えていきたいとした。

持ち帰り対応は当たり前。持ち帰りも質が問われる時代へ

新型コロナの流行による影響が長期化し、デリバリーやテイクアウトへの対応は、多くの飲食店が一通り基本を完了。消費者も、シーンに合わせて上手に利用するスタイルを身につけてきたとみられる。

一方で、できたてを提供できないデリバリーやテイクアウトは、どうしても食味が低下しがちだ。店内飲食の良さ、差別化を支える要素でもあるが、仕方がないと諦めていては利用客を満足させられないだろう。

そうした中、幸楽苑では「伸びにくい麺」へ改良を図ることで、より変わらぬおいしさを提供する姿勢を打ち出した。
感染対策が必要な日々がすぐには終わらぬ状況もあり、今後はテイクアウトもただできるか否かではなく、その質と価値、変わらぬおいしさや満足度が、より厳しく問われるようになっていくと考えられる。飲食店は早期にできる対策を考えておきたい。

店通編集部