業務用調理機器市場から見る、今後成長する飲食事業は?

世界的な市場調査を行うREPORT OCEANが、業務用調理機器の世界市場について調査を実施。2027年には世界市場規模が129億4,810万ドルまで成長すると予測。

  • 業務用調理機器の世界市場成長予測は2021年から2027年CAGR 5.2%
  • ホテルやクイックサービスレストランが成長を牽引
  • 業務用調理機器のトレンドから考える飲食業界で成長する業態とは

予測成長率2021年から2027年にかけCAGR5.2%

世界的な市場調査を行うREPORT OCEANが、業務用調理機器の世界市場に関する調査報告を明らかにした。


これによると、2019年に106億8,040万ドルだった業務用調理機器の世界市場規模は、2027年には129億4,810万ドルまで成長すると予測されている。

成長率としては2021年から2027年にかけてCAGR5.2%の予測だ。

どの分野に成長の見込みがあるか?

同レポートでは、外食産業の発展が業務用調理機器市場を成長させるとし、どの分野が市場の成長を後押しするのかも分析した。

今後の業務用調理機器市場の成長に影響を与える事柄として、同社が解説した文面を引用する。

ビジネス関連の旅行の増加、都市人口の急増、ホテルやクイックサービスレストランなどの飲食店の増加が、フードサービス産業の成長を促進し、市場の成長を後押ししています。さらに、消費者の食習慣の変化や多忙なライフスタイルにより、すぐに食べられる食品の需要が増加しています。さらに、可処分所得の増加、働く女性の増加、急速なデジタル化により、クイックサービスレストランの数が増加しており、これが市場全体の成長に大きく貢献しています。

また業務用調理機器のトレンドについては、多機能機器やキッチンスペースを節約できる機器であるとし、飲食業界としてはシェアキッチンやゴーストレストランなどの成長が予測される。

新型コロナウィルスの影響に関しても分析しており、外食産業に依存して成り立っている業務用調理機器業界の成長を大きく妨げる要因として解説した。

世界的には成長の予測だが

世界的な業務用調理機器市場は、新型コロナウィルスの影響を受けつつも、2021年から2027年にかけてCAGR5.2%の成長が見込まれるという調査報告。

この調査結果は、即ち飲食業界の成長が背景にあると示唆する。
ホテルやクイックサービスレストランなどの飲食店の増加により、業務用調理機器市場が成長するということは、この業態の飲食店に生き残りの見込みがあるという見方もできるのではないだろうか。

店通編集部