加速する飲食店のDX化 スタッフ教育にも感染症対策が根底に

グルメ杵屋が323店舗のスタッフ教育をDX化凸版印刷とトレタが協業し新たな飲食店向けDX事業創出へ衛生管理オペレーションや非接触ツール導入にDXは不可欠か コロナ禍で煩雑化する業務杵屋・そじ坊を運営する株式会社グルメ杵屋 […]

グルメ杵屋が323店舗のスタッフ教育をDX化

凸版印刷とトレタが協業し新たな飲食店向けDX事業創出へ

衛生管理オペレーションや非接触ツール導入にDXは不可欠か

コロナ禍で煩雑化する業務

杵屋・そじ坊を運営する株式会社グルメ杵屋レストラン(以下、グルメ杵屋)は、全国323店舗の飲食店に株式会社soeasyの開発した動画マニュアル&SNSツール「soeasy buddy」を導入し、コロナ禍のスタッフ教育DX化に活用している。

soeasy buddyは、あらゆる業種において店舗間の情報共有や商品管理、従業員教育といった企業のノウハウを集約し、スマートフォンを使って活用することで生産性を向上させるナレッジマネジメントツールだ。

グルメ杵屋では、スタッフの体調管理や入店時の検温・消毒といった対応、清掃や消毒といったコロナ禍における衛生管理、感染症対策に関する業務の知識を集約し、スタッフ教育の効率化を図るため、soeasy buddyを活用しサービスレベルの向上を目指している。

モバイルオーダーや広告コンテンツへの応用も

一方、凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)は飲食店の予約や顧客台帳サービスを提供する株式会社トレタ(以下、トレタ)と飲食店向けDXソリューションの開発に向けて資本業務提携を締結した。

凸版印刷の持つ販促支援ソリューションやBPO業務のノウハウを、トレタの飲食店向けソリューションに組み込むことで、飲食店向けコールセンターやモバイルオーダーシステムの分野で協業し、飲食店におけるDXを推進し業務効率化に貢献する新事業の創出を目指す。

感染症対策がDX化の前提に

2020年以降に拡大してきた飲食店のDX化ツールは、クラウドPOSレジや在庫管理、原価率計算など、純粋な業務の効率化と収益性の向上を目指すためのツールではなくなってきている。

その根底にあるのは、新型コロナウィルス感染拡大における感染症対策だ。

今後は、店舗の衛生管理や、従業員の健康管理、非接触でのスタッフ教育など、様々な要素を1つのサービスで網羅できるかが、新たな飲食店DX化ツールに求められる機能となるだろう。