居酒屋で二毛作営業 コロワイドが肉どんぶり専門店を開始

「三間堂」品川店と橋本店で併設型の肉どんぶり専門店がオープンした コロナ禍の消費者ニーズ変化に対応する 居酒屋間借りの二毛作営業で苦境を乗り切る新施策 居酒屋併設店舗で味わう豪快な丼株式会社レインズインターナショナル/CWカンパニーは15日、同社が…

「三間堂」品川店と橋本店で併設型の肉どんぶり専門店がオープンした

コロナ禍の消費者ニーズ変化に対応する

居酒屋間借りの二毛作営業で苦境を乗り切る新施策



居酒屋併設店舗で味わう豪快な丼

株式会社レインズインターナショナル/CWカンパニーは15日、同社が運営する創作和食居酒屋「地酒と京風おでん 三間堂」の品川店および橋本店において、新たに併設店「秘伝焦がしたれ焼肉丼 やきはち」をオープンさせたことを発表した。

新型コロナの流行は、飲食業界に大きなダメージを与えているが、中でも居酒屋経営の苦境は深刻だ。夜間営業の自粛や需要の低下で、忘新年会のかき入れ時も今年は望みが薄い。一方、ニューノーマルの中で“おひとりさまの食事”や中食需要には高まりもみられる。

そこで既存の居酒屋店舗を間借りし、ニーズのある新業態での二毛作営業を進め、収益の改善を図る。

がっつり肉で高満足度!

ニーズが見込める業態として開発されたのが、家ではなかなか味わえない豪快な肉丼が存分に楽しめる専門店だ。どのメニューもご飯が見えなくなるほどたっぷりの肉を敷き詰め、食欲をそそるにんにくを使用、濃厚なたれで箸を進ませる。

肉は香ばしさを引き出すため、提供直前に炙って仕上げるという。テイクアウトにも対応し、幅広くコロナ禍のニーズに応える。

一推しは「名物牛カルビ丼」、王道のカルビを特製のたれを絡めてがっつり味わえる丼とした。より手頃な価格で人気商品となっているのは、豚焼肉の「豚丼」だ。こちらも秘伝のたれを焦がし、コクのある旨みと香りを引き立たせている。

このほか、オリジナルの生姜焼きだれを用いた「豚しょうが焼き丼」、キムチの辛みをアクセントに、また違った味わいが楽しめる「キム豚丼」と「キムカルビ丼」も用意した。全メニューで「肉増し」も選択できる。

新たな収益源の確保を

Go Toも十分な好影響をもたらさぬまま、居酒屋には先の見えない苦境が続く。大手も対応を急いでおり、新たな収益源の確保に必死だ。

コロナ禍でさらに注目されている“肉”・“焼肉”を軸に、安定した1人食事利用が見込める丼の専門店を業態化し、居酒屋店舗で二毛作営業を行うこの事例は、時代のニーズを捉えた迅速な動きの例として参考にしたい。

店通編集部