初心者向けのワイン知識!自分に合うワインを見つけよう!【ワイン食堂 がっと 渋谷・神泉】

下北沢担当ライター、とんこです。今回のテーマはワイン!

ワインは最も多くの地域で飲まれているアルコール飲料のひとつだそうです。なのに!ワインのこと、よく分かりません。挑戦したいけどたくさんの種類や銘柄があって、選び方や自分好みのワインを探すのはすごく難しそうなイメージです。
そこで、知識を身につけてワインを楽しめる大人を目指すべく、今回は下北沢からほど近い神泉駅にある「ワイン食堂 がっと」店主の佐藤 大介さんにご協力いただきました。

ワインの基本知識

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ワインとは、果実を原料とする醸造酒です。原材料と醸造方法により、大きく分けると「スティルワイン」「スパークリングワイン」「フォーティファイドワイン」「フレーバードワイン」の4つに分類されます。

スティルワイン・・・炭酸を含まず、なにも添加せずに自然の工程で醸造されたワイン。

スパークリングワイン・・・発泡性ワイン。二酸化炭素を含有しているのが特徴。飲みやすいため、食前酒として定番である。

フォーティファイドワイン・・・酒精強化ワイン。醸造工程でアルコール(酒精)を添加し、アルコール度数を15~22%ほどに調整するワイン。代表的なワインに「ポート」や「シェリー」がある。

フレーバードワイン・・・香味付けワイン。スティルワインに果汁、スパイスなどを加え、独特の風味を醸し出すのが特徴。代表的なものには「サングリア」や「アブサン」がある。

その中で、一般的に多く飲まれているのがスティルワインです。フォーティファイドワインと比べて、アルコール度数が低く、約9~15%ほど。さらに、使用するぶどうの品種や造り方よって、「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」の3種類に分類できます。今回は初心者にもなじみのある、赤ワインと白ワインについてご紹介します。

赤ワインと白ワインの違いは?

赤ワインと白ワインの色味と味わいが違う理由は、ぶどうの品種と醸造方法が違うためです。

赤ワインはぶどうの果皮や種子ごとつぶし発酵させてから、圧搾するという醸造方法を用います。赤ワイン特有の渋みは、果皮や種子に含まれる「タンニン」によるものです。

白ワインは、ぶどうの皮を取り除き、絞った果汁のみをアルコール発酵させます。白ぶどうを使用することが多いですが、場合により黒ぶどうを使うこともあります。フルーティーな香りと甘みが特徴で、度数が低いものが多く、初心者の方でも飲みやすいです。

味わいの表現方法も違う?!

赤ワインの味わいを表現する際には「ボディ」という言葉が使われます。味わいや濃厚さ、重みやコク、広がりなどを表現するもので、ライトボディ→ミディアムボディ→フルボディの順番で味わいが変わります。さらに、赤ワインは「ボルドー系」「ブルゴーニュ系」の2種類に分けることができます。

f:id:tentsu_media:20191118092311p:plain■ ボルドー系・・・ワインの色が濃く、ぶどうの渋みを楽しむことができるワイン。いかり肩のボトルが特徴です。


f:id:tentsu_media:20191118092329p:plain■ ブルゴーニュ系・・・ボルドー系よりもワインの色が薄く、その年のぶどうのできにより味が変わる繊細なワイン。なで肩のボトルが特徴です。


そして、白ワインは含まれている糖分の量により、「辛口」と「甘口」に分かれています。発酵の過程において、ぶどうの糖分がアルコールに変わるのですが、その途中で発酵を止めると糖分が残り、甘口ワインになります。それにより、甘口のアルコール度数は辛口より低くなるのです。

店主厳選ワインを楽しめる「ワイン食堂 がっと」

さて、「実際にワインを味わおう!」ということでやってきたのは、個性豊かな店舗が点在する人気のエリア、神泉にある、アットホームなたたずまいの「ワイン食堂 がっと」。

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こちらでは、ワインインポーターが地元のワイナリーから直接買い付け、店主自ら試飲し気に入ったワインを、常時約30種類取りそろえています。

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また、フランスで修行した女性シェフが腕を振るう本格フレンチも楽しめます。
ワインが好きな男女30代から50代と幅広い年齢層の方々に愛され、仕事帰りに会社の同僚や友人と利用される方が多いそうです。

敷居が高いように感じるフレンチですが、「誰でも気軽においしい料理とおいしいワインを楽しんでいただきたい!」をモットーに、フランスの家庭料理をベースにしたフレンチをリーズナブルな価格で提供しています。親しみやすく落ち着いた空間のレストランです。

ワイン食堂 がっと」店主の佐藤 大介さんへインタビュー

f:id:tentsu_media:20191113185121j:plain「ワイン食堂 がっと」店主の佐藤 大介さん

f:id:tentsu_media:20191115170133p:plain本日はよろしくお願いします。早速ですが、フランス以外の地域のワインも置いてあるんですか?

f:id:tentsu_media:20191115163410p:plainはい、ありますよ。
フランスの他、スペイン、イタリア、アメリカ、アルゼンチン、チリなども取りそろえています。幅広くいろんなものをというよりは、個性はあるけど飲みやすいものを中心に選んでいます。

f:id:tentsu_media:20191115170133p:plain私はワイン初心者なんですが、何かおすすめはありますか?

f:id:tentsu_media:20191115163410p:plainそうですね、白ワインだと近年日本でも人気の、ビオワイン(化学薬品を使わずに、有機農法で栽培されたぶどうから造ったワイン)や、ルネッサンスブラン(フランス)なんかはおすすめですよ。
辛口ですが芳醇ほうじゅんな味わいを楽しめるワインです。生牡蠣ガキや魚介系の料理との相性が良いですね。
ビオワインは緑がかった色が特徴で香りの良いワインです。トマトソース系の料理との相性が良いですよ。しっかりとした味の料理にも合います。

f:id:tentsu_media:20191115170133p:plainほー。赤ワインにも挑戦してみたいんですが、おすすめはありますか?

f:id:tentsu_media:20191115163410p:plain赤ワイン初心者の方には、ライトボディのワインからスタートすることをおすすめする方もいますが、私はミディアムボディの赤ワインからスタートすることをおすすめしています。赤ワインらしさのあるミディアムボディを基準として、軽めのライトボディや重めのフルボディを試すことで、その違いがよく分かります。その違いを楽しんでほしいからです。

f:id:tentsu_media:20191115170133p:plainなるほど。

f:id:tentsu_media:20191115163410p:plainミディアムボディだと、シャトーブスケ(フランス)ですかね。基準とするワインとしても良いワインだと思いますよ。


早速おすすめのワインをいただきましょう!

佐藤さんがおすすめしてくれた順で飲んでみましょう!
白ワイン→ミディアムボディ→フルボディの順でいただきました。

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(左から) ニュートン シャルドネ、シャトー・デュ・ブスケ、
14ハンズ メルロー、ドメーヌ・クドゥーニョ フォジェール ルージュ

とんこはフルボディが好みで、酸味は少ない方がタイプだと判明しました。また、白ワインは赤ワインに比べると飲みやすい感じがしました。甘口より辛口がタイプです。

■今回いただいたワイン

~白ワイン~
■ ニュートン シャルドネ(アメリカ)

蜜の入ったリンゴや洋ナシが使われており、酸味がある白ワイン。ワインはあまり得意ではない方にもおすすめです。

~赤ワイン~
■ シャトー・デュ・ブスケ(フランス)

ミディアムボディのワインです。ほどよい酸味と果実味があって飲みやすくなっています。

■ 14ハンズ メルロー(アメリカ)

フルボディだけあってミディアムボディと比べると「重たい」という表現がよく分かります。まったりとした感じ?というんでしょうか、4つの中で、これが一番好きでした。

■ ドメーヌ・クドゥーニョ フォジェール ルージュ(フランス)

渋みはあまり感じずフルーティな味わいです。


ワインの飲み方で気を付けることは何ですか?

f:id:tentsu_media:20191115163410p:plain「飲み方」とはなかなか広い表現ですが、グラスにワインを注がれる際、一番下の丸い部分(プレート)に手を添えるのがマナーとされています。
飲む際には、ワインの香りを確かめ、そして口に含んで最初の印象や後味を楽しみます。
その後、テーブルの上でプレートに手を添えてグラスを回してみましょう。これを「スワリング」といい、空気に触れることで酸化が進み、香りや味の印象が変わります。その変化を味わうことも、楽しみ方のひとつです。


ワインと共にいただいたお料理はこちら


プリフィックコース(パン盛合せ付)3,150円(税別)

数種類あるメニューの中からオードブルを2品、メインディッシュを1品選びます。
今回チョイスしたのはこちらです!

■ 冷たい前菜:鶏レバームースとポークリエットの盛合せ
■ 温かい前菜:ハンガリー産フォアグラとポルチーニ茸のソテー
■ メインディッシュ:牛ほほ肉の赤ワイン煮

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一緒にいただいた料理はどれもワインと良く合っていました。ついついお酒が進んでしまいますね。この時期はオーソブッコ(牛テールと牛すね肉を特製ソースで12時間煮込んだ料理)もおすすめとのこと。他のお料理にはどんなワインが合うのか気になるので、また伺います!

まとめ

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ご協力いただきましたワイン食堂 がっとの皆様、ありがとうございました。「ワイン×フレンチ」って敷居が高い?と思っていましたが、とても気さくで親切な店主のおかげで、緊張せずに満喫できました。

スーパーや酒屋など、自分でワインを選ばなければならない場合は、あらかじめ基本知識やぶどう品種の特徴などについて知識があると、ワイン選びがもっと楽しくなると思います。レストランなどで注文する場合は、聞ける環境であれば、お店の方に聞いてみるのも良さそうですね。どちらにしても、自分好みの味を知ることで、より自分にも料理にも合ったワインをチョイスできると思います。みなさんもぜひ、自分に合ったワインを探してみてはいかがでしょうか?


今回取材したお店

■ワイン食堂 がっと 渋谷円山町店
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アクセス:京王井の頭線 神泉駅から徒歩1分
住所:東京都渋谷区円山町17-2
営業時間:[月~金] 11:30~14:30(L.O) 18:00~24:00(L.O.22:30)
     [土] 18:00~24:00(L.O.22:30)
定休日:日曜日、連休は最終日
ワイン食堂 がっと 渋谷円山町店 - 神泉/ビストロ [食べログ]


~おまけ~今年も、ボジョレー・ヌーヴォー解禁ですよ!

ボジョレー・ヌーヴォー(Beaujolais Nouveau)とは、フランスのブルゴーニュ地方ボジョレー地区で、その年に収穫されたぶどうで造る新酒のことです。もともとはその年のぶどうの良し悪しを確認するために造られていたんだそうです。
渋みはほとんどなく、やさしい口当たりでフレッシュな味わいを楽しむことができます。
毎年11月の第3木曜日の午前0時に販売が解禁されます。時差の関係で日本が一番早く解禁され、今年2019年は11月21日(木)です。今年はどんなできなんでしょう?興味のある方はぜひボジョレー・ヌーヴォーも楽しんでみてください。

とんこ


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