【台湾 結婚式】台湾の結婚式は日本と違う!?ご祝儀、服装、マナー・タブーをご紹介

結婚式で台湾に行ってきました。国が違うと結婚式のマナーも違います。同じ中華圏でも地区によって風習も文化も異なります。今回は台湾式の結婚式の招待状「紅色炸彈」と欠席する場合のマナー、結婚披露宴の男女の服装マナー、ご祝儀袋「紅包」の書き方とご祝儀相場と計算方法、縁起のいい数・悪い数、贈っちゃダメなプレゼント、お祝いの言葉などをご紹介します!

こんにちは。お久しぶりです。
社内唯一の外国人社員、香港からのくぼたんです。
ついに、結婚ラッシュ期に突入しました!台湾の友人が多数いるのですが、この間結婚式のため、台湾に行ってきました。やっぱり国が違うと、結婚式のマナーも違います。同じ中華圏でも、文化はそれぞれだね、とあらためて思うことがありました。せっかくなので、今回は自分が経験した台湾の結婚式、服装、ご祝儀、マナーをご紹介します!

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「赤い爆弾」が届きました!


台湾のご祝儀「赤い爆弾」
台湾にも、結婚式の招待状が存在します。それは喜帖シーテェーというのですが、日本と少し違い、受け取ったら、欠席でも必ずご祝儀を渡さなくてはいけません。
伝統的な喜帖は真っ赤なもので、中華圏では紅色炸彈ホンシェジャァタン(赤い爆弾)と呼ばれています。これは結婚式に招待されることが、爆弾を投げてくるタイミングのように、突然だということに由来しています。

また、ご祝儀によって出費という「被害を受ける」意味もあります。
中華圏には、あまり親しくもない人も結婚式に招待する習慣があります。新郎新婦に一回も会ったことがないのに、喜帖を受け取ってしまい、困る人が多いようです。香港でも結婚式のことで、新郎新婦とけんかになったというニュースがよくありました(そんなことがニュースになるなんて、本当に平和ですね)。
争いをさけるために、最近結婚式に誘う際には、SNS、メール、または口頭で出欠の意思を確認してから、喜帖を送ることが多くなりました。一旦喜帖を受け取ってしまうと、席の確保もされてしまうので、行けない場合は、最初の時点で欠席の旨を相手に伝えるようにしましょう。

結婚披露宴の服装マナー、日本スタイルだと派手すぎ!?


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台湾では、結婚披露宴に参加する際の服装は、結構自由です。
実際に私が行った結婚披露宴にも、普段着で参加している人もいました。

男性はシャツで、女性がスマートカジュアル、簡単なワンピースで十分です。日本人のようなドレスアップ・ヘアセットは、台湾人にとっては少し派手なので、できるだけカジュアルにしましょう。
洋式のウェディングドレスは台湾でも流行っており、白色は花嫁の色になるので日本と同じくNGです。赤色はお祝いの色ですが、主役とかぶったり、目立ってしまうので、そちらもさけましょう。

ご祝儀袋(紅包)の表書の書き方

台湾のご祝儀のことを「紅包ホンバオ」といいます。結婚式だけではなく、お正月のお年玉、その他のお祝いの時にもよく使用されています。日本のご祝儀袋でもおしゃれなので、普通に喜んでくれます。ただ、白はお葬式の色なので、絶対に使用してはいけません。紅包は、AMAZONのような通販サイトでも販売されているのですが、なければ赤い封筒でも大丈夫です。

台湾 ご祝儀の表書書き方 結婚 紅包

表書きの書き方は、右上に新郎新婦の名前。真ん中にお祝いの言葉。お祝いの言葉は簡単な四字熟語で十分です。そして最後に左下に自分の名前を書きます。

お祝いの言葉の例

・永結同心、百年好合、愛之永恒(末永くお幸せに)
・美滿姻緣、天作之合(天与の良縁)
・心心相印、相親相愛(相思相愛)

受け付けの際に、ご祝儀袋を渡すのですが、その場ですぐに開封され金額を確認されて、名前と金額をメモされます。今後お返しの際に、間違えないように記録するためです。お返しというのは、次ご祝儀を渡した人が結婚する際に、もらった以上の金額をご祝儀にするためです。紅包はすぐに開封され、捨てられてしまうので、のりづけしなくても大丈夫です。

ご祝儀の金額の相場

新郎新婦との関係・披露宴の場所で異なる

金額の相場は、新郎新婦との関係と披露宴が行われる場所で決まります。台北市での5つ星ホテル、一人参加の場合は、2200~2600台湾ドル※です。詳細はこちらの一覧表にまとまっているので、ぜひ参考にしてください。
(※2019年2月現在、100台湾ドル=350円計算)

台湾 結婚式 ご祝儀の金額の相場

流水席リュスェイツィーは台湾の伝統的な結婚式。基本は屋外や街中で行います。

日本では、奇数は割り切れないので、ご祝儀として縁起のいい数ですが、台湾だと、偶数が吉祥の数字です。なので、金額は必ず「2200、2600、3200、3600、6000...」と偶数にします。ただ、数字の「4シー」と「8バー」の発音は「シー(死ぬ)」と「ベェ(別れ)」に近いので、さけましょう。台湾の結婚式は、新婦側の親戚や友人などに「喜餅シービン」というお菓子をもらいます。もし新婦側に誘われた場合は、さらに600~1000台湾ドルを用意するのがマナーです。子供連れ、同行の場合も、一人プラス800~2000台湾ドルかかります。

場所の費用から計算するのも一つのコツ

事前に披露宴の場所の費用を調べて、そちらから贈る金額を算出することもできます。
計算方法は、一つのテーブル席の価格帯から1人当たりの金額に、500~1000台湾ドルを加えます。例えば、10名用テーブル20000台湾ドルの場合、20000/10人=2000台湾ドル。そうすると、ご祝儀の金額は2200、2600台湾ドルとなります。

招待状が届いたが欠席する場合

欠席の場合は、中華圏は「禮到リーダォウ(お祝い、ご祝儀だけを送る)」という習慣があります。
ご祝儀は新郎新婦との関係により、600~2000台湾ドルです。

そんなの贈っちゃダメ!!なプレゼント!

台湾ではご祝儀を渡せば、結婚プレゼントは渡さなくても平気です。でも、せっかくのおめでたいことなので、どうせなら喜んでもらえるプレゼントを贈りたいですよね。相手を思う気持ちがあれば、どんなプレゼントでも喜んでくれるはずです。しかし、台湾でも日本と同じように、ダブーな贈り物があります。そんな台湾人にとって、縁起が悪い贈りものをご紹介します。

(掛け、置き)時計

中華圏のどこでも共通で、掛け時計や置き時計を人に贈るのは絶対にダメです。なぜなら中国語の送鐘ソンジョン(時計を贈る)は送終ソンジョン(人の最期をみとる)と発音が同じだからです。
※腕時計の中国語は手錶シォビォーと発音するので別です。

傘、扇子

サン」「サン」は「サン」と発音が近いため、こちらもNG。散る、人と別々になる意味があります。

中国語の「鞋」シェー「邪」シェーと発音が同じです。
なので「靴を贈る」は「有害のものを人に贈る」という意味になってしまいます。

刃物(ハサミ、ナイフ、包丁)

これから結婚生活が始まるのだから、調理器具をプレゼントにすれば、生活の役に立てると思いませんか?台湾では、刃物は「縁を切る」という意味があります。相手に誤解をさせないために、刃物はさけましょう。

緑の帽子

戴綠帽ダイルぃマォー(緑の帽子をかぶる)」中国語の俗語では「男性が妻に浮気、不倫される」という意味があります。ちなみに帽子だけではなく、最近の若者の中には頭に関する装飾品は、できるだけ緑色をさける傾向にあります。

まとめ

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同じ中華圏の結婚式といっても、地区によって異なることがわかって、香港出身の自分も今回の結婚式参加をきっかけに大変勉強になりました。

これから台湾の結婚式に参加をする予定がある方は、ぜひこの記事を参考にしてください。そうでない方も、国によって生じる文化の違いを楽しんでいただければと思います。



くぼたん

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