バレンタインの由来とは?チョコレートの歴史をたどる!第4のチョコレートの登場!?

おさえておきたい3種類のチョコレート「ビターチョコレート」「ミルクチョコレート」「ホワイトチョコレート」の違いとは?そして各社こぞって導入している第4のチョコレート「ルビーチョコレート」とは、なぜピンク色なのか、味はどうなのか?チョコレートの誕生の歴史や、バレンタインデーの由来、世界のバレンタインも紹介します。

こんにちは、Ms.小わっぱです。デパートやお菓子屋さんを巡るのが楽しくなってくるこの季節、そうです、バレンタインの季節がやってきました!チョコレート好きなMs.小わっぱにとっては、チョコレート食べすぎ注意月間でもあります。前回はカカオポリフェノールがもたらす、ココアやチョコレートの効能・効果についてご紹介しましたが、今回は、バレンタインの由来や歴史に触れながら、チョコレートについて、さらに学んでいきたいと思います。
 
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チョコレートの由来や歴史をひもとこう!

さて、みなさま、昔は固形のチョコレートではなく、飲むチョコレートの方が一般的だったということをご存じでしたか?では、私たちが当たり前のように口にしている固形のチョコレートは、いつどのように誕生したのでしょうか。まずは、チョコレートの歴史からひもといていきましょう。
 

聞いたことのある単語が・・・チョコレートの歴史

「チョコレート」という名は、スペイン語の「チョコラテ」からきているといわれています。「チョコラテ」の由来にも諸説あるのですが、“チョカ”=「泣く」という意味と、“アトル”=「水」という意味が合わさり、そこに“コロア”=「回す」という意味が加わったというものが一般的です。他にもチョコレートを作る際、混ぜ合わせている音が“チョコ、チョコ”と聞こえるからという説もあります。つまり、語源自体はハッキリしていないのです。

ですが、それらの説からうかがい知れることがあります。
そう、それはチョコレートが固形ではなく、液体であったということ!f:id:tentsu_media:20190122180514j:plain
 

飲みにくさを解消!ココアパウダー

飲み物であったチョコレートは、あぶらっこく消化も悪いものでした。その問題を解決したのがココアパウダーです。1828年、カカオ豆からココアバターの一部を搾り出す技術がオランダ人によって開発され、値段も比較的安くなり、富裕層から一般の人にも広く飲まれるようになりました。そう、ココアパウダーを発明した人物こそ、ココアの商品名でも有名な、あのバン・ホーテンなのです!
 

“飲む”から“食べる”へ

1847年、イギリスのジョセフ・フライは、固形のチョコレートの原型を生みだしました。ココアパウダーに砂糖とココアバターを混ぜて、チョコレートを成型する方法を発明したのです。その後イギリスでは、チョコレート製造業のブームがおこり、1849年キャドバリー兄弟が“食べるチョコレート”の発売を始めました。
 

万人向けの甘いチョコレートへ

それでも、当時のチョコレートはとても苦いものでした。そこで、1876年スイスのダニエル・ピーターは、ネスレ社のコンデンスミルクを使い、ミルクチョコレートを開発したのです。あっぱれピーター。甘いチョコレート万歳!
 

チョコレートの魅力、あの口溶け、とろりとした舌触り

チョコレートの魅力といえば、あの口溶けとなめらかな舌触り。その2つは、1879年、スイスのロドルフ・リンツが、チョコレートの生地を練り上げ、粒子を細かくすり潰す機械を発明したことにより実現しました。偉大なる先人のみなさまのおかげで、今のチョコレートは存在しているのですね。 
 

おさえておきたい3種類のチョコレート

チョコレートに歴史があることが分かったところで、バレンタインも近いことですし、基本となる3種類のチョコレートを確認していきたいと思います。
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チョコレートは基本的に次の3種類に分けられます。それは、ビターチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートの3種類。この3種類の違いが分かりますか?
■ビターチョコレート
乳製品がほとんど入っておらず、カカオ成分が高い(カカオマスが40~60%をしめる)、苦味があるチョコレート。ブラックチョコレート、スイートチョコレート、プレーンチョコレートとも呼ばれる。最近では、カカオマスの割合が高い大人向けチョコレートも人気。
 
■ミルクチョコレート
乳製品が入っている(カカオマスが20~40%をしめる)チョコレート。乳製品というのは、脱脂粉乳・全脂粉乳・クリーム粉乳などのことで、中でも、クリーム粉乳を使用して作った場合は、クリームチョコレートと呼ばれる。濃厚な甘みとクリーミーさがあり、舌触りが滑らかな特徴を持っている。 
 
■ホワイトチョコレート
ココアバターに乳固形分と砂糖を加えて作ったチョコレート。白色なのは、カカオマスを使用していないため。苦味のあるカカオマスを使用していないので、3種類の中では1番甘く、ミルキー。その反面、大変残念なことに抗酸化成分も取り除かれてしまっている。
 

第4のチョコレート!?ルビーカカオから生まれたルビーチョコレート!

チョコレートの基本は3種類とご説明しましたが、2017年約80年ぶりに第4のチョコレートと言われる、“ルビーチョコレート”彗星すいせいのごとく登場しました。では、ルビーチョコレートとはどのようなチョコレートなのでしょうか? 

ルビーチョコレートは、“バリー・カレボー”というスイスのチョコレート会社が開発したチョコレートで、その名のとおりルビー(ピンク)色をしています。着色料を使用しているわけではなく、自然に存在する前駆物質が女子ウケ間違いなし!のかわいいピンク色を生み出しているのです。
では、味はどうなのかと言いますと、これも狙ったかのように女子が大好きな、甘い中にもフルーティーな酸味が広がるベリー味。もちろん、フレーバーの使用は一切しておりません。アナタは正真正銘第4のチョコレートです! 

昨年は、まだ普及しきっていないルビーチョコレートでしたが、今年はバレンタインのチョコレート商戦に各社こぞってルビーチョコレートを導入してきています。自然なままで愛らしいピンク色のルビーチョコレートは、ハートやバラの花をかたどるのにおあつらえ向き。これからますます注目のルビーチョコレートですが、この機会にぜひ一度、味わってみてください。

一体いつから?バレンタインデーの由来

いろいろな方の研究や発明をへて、世界中で愛される存在となったチョコレート。そんなチョコレートが主役となり、いつの間にやらチョコレート業界に多大な経済効果をもたらすようになったビックイベント・バレンタインデー。その風習はいつ頃から始まったのでしょうか?
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日本でバレンタインデーにチョコレートを送るようになったのはなぜ!?

キリスト教には聖人暦というものがあり、2月14日は、兵士達の結婚を禁止した教皇に反対して、殺されてしまった聖ウァレンティヌスの殉教の日でした。死を悼む行事だったはずが、時代の流れとともに、愛を尽くした聖ウァレンティヌスにちなんで愛の告白を行う風習へと移り変わっていったのです。
 
1936年、そんな欧米の風習をアメリカ人記者から聞いた、神戸のチョコレート店、モロゾフのオーナー葛野友太郎(くずのともたろう)が、新聞に「バレンタインデーにはファンシーボックス入りのチョコレートを贈りましょう」という広告を掲載しました。これが日本でバレンタインデーはチョコを贈る日となったきっかけです。
 
その後、バレンタインデーには各メーカーが、ハート型のチョコレートを積極的に販売するようになり、日本人の行事の1つとして根付いていきました。イベントの裏にメーカーの努力アリ!ですね。

では、他の国のバレンタイン事情はどうなっているのでしょうか。
 

これでワールドワイドなロマンスも安心!世界のバレンタイン

日本でバレンタインデーといえば、“女性から男性へ想いを伝える日”という印象が強いですが、アメリカやヨーロッパでは、“恋人や夫婦がお互いの愛を確かめ合う日”として考えられています。
では、チョコレートを贈る風習はあるのでしょうか?調べてみると、チョコレートを贈るという風習は、万国共通ではないことが分かりました。そのかわり、各国それぞれに独自の風習があったのです!!
■アメリカ
男性から女性に愛の告白をする日。贈り物としては花束が定番。
 
■イギリス
夫から妻に花束を贈る日。結婚していない男性は、想いを寄せる女性に「From someone who loves you(君のことが好きな誰かさんより)」と、名前を明かさず花束を贈るロマンチックな風習が!その他、有料ですが2月14日の新聞には、愛のメッセージを掲載することができるのだとか・・・。
 
■イタリア
愛を確かめ合うお祭りの日。恋人や夫婦間でプレゼントを交換します!男性からはバラの花束や貴金属をプレゼントするのが定番。
 
■カナダ
男性が恋人や奥様のために、手料理を振る舞う日。その他、花束やチョコレートをプレゼントしたりもします。
 
■韓国
日本と同様に女性から男性へチョコレートを贈ります。ただ、日本にはないユニークなイベントが・・・。それは、バレンタインデーにもホワイトデーにも縁がなかった男女が、黒いジャージャー麺を食べる日、“ブラックデー”です。
 
■フランス
予約したレストランで男性から女性に花束を渡し、愛を確かめ合うのが一般的。そのため、バレンタインの特別メニューを用意する飲食店も多くあります。
 
■メキシコ
好きな女性の家の前に男性が赴き、窓越しにラブソングを歌うという、ラテンの国らしい風習が!日本人には、なかなかハードルが高いですね。
 
バレンタインという行事1つにしても、国の特色がでていて面白いですね。
グローバルなロマンスに向けて、今の内に知識を得ておいても損はないはずです!

まとめ

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バレンタインの由来もチョコレートの歴史も奥が深い!
“女性から、想いを寄せる男性へチョコレートを贈る日、バレンタインデー”という色が強かった昔を考えると、本命チョコ、義理チョコ、友チョコ、マイチョコ(俺チョコ)と、贈るチョコレートのバリエーションも現在では、随分豊富になりました。バレンタインデーの起源を考えると、“愛を尽くす日”ですから、それも道理のような気がします。 
 
それぞれが、それぞれの方法でバレンタインデーを楽しむ!その時期限定のチョコレートを楽しむ!チョコレートが時代とともに形を変えてきたように、バレンタインデーも変わっていくのだと思います。 
 

Ms.小わっぱは、これから本番を迎える各デパートのバレンタインデー催事をはしごしつつ、これまたバリエーション豊富なチョコレートを存分に楽しみたいと思います。え?ああ、はい。もちろんマイチョコ重視です!
 
 

Ms.小わっぱ

参照:『チョコレートの大研究』日本チョコレート・ココア協会 PHP研究所
books.google.co.jp


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