母国語のメニューは準備しましたか!?インバウンド需要に対応するメニューに隠された4つの秘訣

外国人が入りたくなる店作り、4つの方法! 日本への外国人観光客が年々増加しており、2020年の東京オリンピックまでに2,000万人突破を目指すなど、今後は飲食業もインバウンド需要への対応が必要不可欠です。 インバウンド消費者の悩みに対応できる4つの方法をご紹介します。

リオオリンピック・パラリンピックが終わり、次の舞台はいよいよ東京。エンブレムの問題に始まり、新国立競技場の問題など、課題が多く浮き彫りになるなか、その注目度の高さは増しているように感じます。


2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、さまざまな経済効果が期待されています。みずほ総合研究所のレポートによると、建設や小売、サービス業を中心に21万人の雇用が見込まれるとされています。
参考:みずほ総合研修所・2020年の東京オリンピックの経済効果


世界観光機関(UNWTO)の統計では、日本へ来日する外国人観光客が年々増加しており、東京オリンピックが開催される2020年までに2,000万人の突破を目指すなど、今後もインバウンド需要は増える見込みです。先述した背景を受け、飲食業にもインバウンドに対する対応が必要不可欠です。



f:id:tentsu_media:20161011174108p:plain出典:日本政府観光局 世界各国、地域への外国人訪問者数ランキングより

インバウンド消費の現状

空港円高や中国の関税強化の影響を受け、いわゆる「爆買い」と呼ばれる消費は減少しました。しかし、日本製品の品質・性能への信頼は厚く、海外では『メイドインジャパン』の製品は人気があります。


銀座の百貨店では中国語や英語が話せるスタッフが常にフロアに在籍しており、街を見渡しても中国語表記の看板や免税店の文字を多く見かけます。一方、お互い言葉が理解できず対応に困っている話をよく耳にします。訪日する外国人が増えている今、現状のままで良いのでしょうか。


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ここで、先日フランスパリ市内の飲食店で体験した出来事をお伝えしたいと思います。市内の飲食店は、当然フランス語で書かれている店舗ばかり。メニューを読むことができず戸惑っていたところ、「日本語メニューあります」と記載されたポップがありました。


メニュー表を見たら、日本語で書かれていたため、そこの店舗に入り料理を注文しました。店内を見回したら日本人観光客が数人いて、席が近かったので話しかけてみたところ。


「メニューが日本語で書かれていたからこの店にした」
「日本語で書かれているから、料理がイメージできた」


それでなくとも、不安が多い海外旅行。言語の壁を払拭することで、集客に繋げる事例を身をもって実感する機会に遭遇しました。

今後の状況について

増加傾向にある外国人観光客。既存のお客様を大切にするなか、こうした消費行動の変化やトレンドにも対応する必要があります。


先述したフランスでの体験は、インバウンド需要に対応するヒントが隠されていました。今回はメニューに工夫を凝らすことで、多くのインバウンド消費者の悩みに対応できる4つの方法をご紹介します。


■看板やのぼりにメニュー対応できる国の国旗をつける
母国語のメニュー表の取り扱いをし、それが分かるよう工夫する。


■店舗前に数か国語のメニュー表を展示する。
外国人の方が分かりやすいメニュー表の作成は必須です。英語、中国語、スペイン語などいくつかのメニュー表を作成することで、食べ物のイメージをわかせるきっかけを作る事ができます。


■メニュー表に写真を載せる。
メニューを見ただけでは料理が想像できません。外国人の方が「想像していたものと違う」というトラブルを未然に防ぐため、メニューに写真を載せる対応が必要です。


■使用している食材を記載する
ハラル料理という言葉が随分と浸透しましたが、海外の国にはその国ごとの生活習慣や食のルールがあります。提供する商品によってはトラブルの原因にも繋がります。メニューに説明文を記載することでスムーズに対応できます。



外国人が入りたくなるような店作りの方法を4点ほど記載しました。上記に上げたことを全て実行するのは難しくても、いくつかはすぐにできるかと思います。この様な変化に柔軟に応じることができた企業が、厳しい飲食業界で勝ち残っていくのではないでしょうか。

ひでくにくん



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