東京でも食べたい地元飯~近江牛だけじゃない!滋賀県長浜市 サバそうめん編~

【全国の郷土料理を東京で体験しよう】 食欲の秋、秋サバがおいしい季節。滋賀県の郷土料理「サバそうめん」が食べられるお店を求めて… 渋谷センター街のビルの4階『近江牛ホルモンダイニング 近江や Wabisuke』さん。 おいしい料理と和やかな雰囲気、温かいご対応ありがとうございました!

こんにちは。舎弟と申します。店舗流通ネットで総務&人事の仕事をしています。その傍ら趣味で営業部長の舎弟を少々…。
 
舎弟が記事を書かなければならない時期になってきたということで。「全国の郷土料理を東京で体験しよう」をお届けします。前回の記事はこちらからご覧ください。
 
www.tenpo.biz
 

食欲の秋。ああ、サバが食べたい。

9月も終盤。秋サバがおいしい季節になってきました。


「秋茄子は嫁に食わすな」と同じく「秋鯖(さば)は嫁に食わすな」なんて言葉もあるのをご存じでしょうか。どんな意味か調べてみると、
 

1:美味しくて嫁に食べさせるのはもったいない
2:鮮度落ちが早く、食あたりをし易いやすいから、嫁の体をねぎらっている
3:産卵を終えた秋サバは、卵を持っていないから食べると子宝に恵まれない
※参考:秋茄子は嫁に食わすな - 語源由来辞典
 
と、3つの意味があるようです。これだけ聞くと、(2)(3)は嫁いびりの口実に見えてしまうのですが…本当の所どうなのでしょう。いずれにせよ、舎弟はまだ独身なので、秋サバを楽しむなら今のうち…。
 
ということで 「サバ 郷土料理」で検索。
 
f:id:tentsu_media:20160920142049p:plain
 
ふむ・・・・サバそうめん???
 
滋賀焼いたサバとそうめんを一緒に煮こんだ!?サバとそうめんの組み合わせなんてそんなん聞いたことないし。。。どんな料理??温かいスープ??冷たい汁なし??
 
うーんなかなか想像ができない。これは気になります。
 

焼鯖素麺(やきさばそうめん)とは滋賀県長浜市周辺の湖北地方に伝わる郷土料理。 鯖素麺(さばそうめん)とも呼ばれる。 農繁期である5月に、農家へ嫁いだ娘を持つ親が忙しい娘を気遣い、実家から嫁ぎ先に焼鯖を届ける「五月見舞い」という湖北地方独特の習慣に由来する。

※引用:焼鯖素麺 - Wikipedia

 
なんと!!姑が「アンタは秋サバ食べちゃだめ!」と規制している一方で、滋賀県長浜市では嫁いだ娘を心配して焼サバを送ってくれるんですって!!


滋賀県に産まれたかったー!!!!
 
秋のサバと夏のそうめん。季節の移り変わりの今にもピッタリなメニューじゃないですか?という事で、今回はサバそうめんで決まり!
 

いざ、東京でサバそうめんが食べられるお店を求めて…

f:id:tentsu_media:20160920094631j:plain
早速やってきました!こちら。どこだかお分かりですね?

そうです。若者文化の発信地、「渋谷」です。初公開となる舎弟の姿。お察しの通り、画面左側の「忠犬」でございます。仰せのままに。

 
サバそうめんを食べられるお店でヒットしたのは、渋谷近江牛ホルモンダイニング『近江や Wabisuke』さん。渋谷駅から、井の頭通り沿いにお店はありました。歩いて5分程で到着です。
 
f:id:tentsu_media:20160920094758j:plain
おしゃれな外観!それでは、お邪魔します。
 
f:id:tentsu_media:20160920170133j:plain
近江や Wabisukeさんは、4名掛けの席が2つと個室、カウンターのこぢんまりしたお店でした。明るく、笑顔のすてきな店長さんが迎えてくれました。
 
f:id:tentsu_media:20160920175402j:plain
早速『サバそうめん』をオーダーします。どうぞよろしくお願いいたします。
 
f:id:tentsu_media:20160920145957j:plain
手際良く準備をしてくださる店長さん。 

 
待つこと数分。
 
 
どーん
 
 
f:id:tentsu_media:20160920094818j:plain
 
な、なんて美しい…。
想像と違う
 
とりあえずいただきます。
 
f:id:tentsu_media:20160920095433j:plain
 
ぱくり。
 
f:id:tentsu_media:20160920180608j:plain
 
こ、これは・・・
 
f:id:tentsu_media:20160920181714j:plain
うまーい
 
 
そうめんとサバ。B級グルメのようなものを想像していましたが、、、かば焼きのたれのような甘辛で、高級感があり、とっても上品な味でした。
 
汁気はあまりなく、温かいそうめん。少し濃ゆめの味付けなので、お酒にも合うことでしょう!!!(今日は我慢しました)
 
 
f:id:tentsu_media:20160920100852j:plain
小皿で山椒が付いてきたので、お次は山椒を付けて。これまたすごく合います。うなぎのような高級感が出たような気がします。味を変えて2度おいしい。
 
f:id:tentsu_media:20160920102626j:plain
これはもっと早く出会いたかった。ごちそうさまでした。
 
 

近江や Wabisuke様 店舗インタビュー

オーナーさんにお店のお話もうかがいました。
f:id:tentsu_media:20160921162427j:plain

f:id:tentsu_media:20160921163419j:plain「今日はありがとうございます!このお店はいつ頃オープンしたんですか?」

f:id:tentsu_media:20160921163454j:plain「2012年10月です。渋谷には10年近くいて、ある程度土地勘があったのでこの場所にしました。」

 

f:id:tentsu_media:20160921163419j:plain「お店はセンター街にあるビルの4階ですが、近隣には飲食店も多いですよね。お客さんを入れるのが大変じゃないかなぁ…という印象を受けたのですが、何か集客に工夫はされているのでしょうか?」

f:id:tentsu_media:20160921163454j:plain「もともと人が集まってゆっくり話ができる、隠れ家のようなお店を作りたいと思っていたので、『皆さん誰でも来てください!』というよりは、そういうところに魅力を感じてくださる方々に届くよう、ウェブサイトを中心に発信していきました。席数も多い店ではないので、気に入ってくださったお客様の憩いの場になれば…という気持ちで運営しています。」

 

f:id:tentsu_media:20160921163419j:plain「なるほど。すてきですね。滋賀県がコンセプトのお店は見かけたことがありませんが、東京で郷土料理のお店をやろうと思った経緯などがあれば教えてください」

f:id:tentsu_media:20160921163454j:plain「2012年のオープン当時も東京に滋賀県の料理を中心に出すお店はありませんでした。飲食店をやりたい気持ちが前々からあり、やるなら地元の滋賀料理を提供できるお店が良かったんです。地元友人の協力を経て近江牛ホルモンが手に入るようになり、最初はモツ屋といった感じでしたが、やっていくうちに、より郷土料理の色を強くしていきました。」

 
f:id:tentsu_media:20160920151543j:plain

f:id:tentsu_media:20160921163419j:plain「お客さんはやっぱり郷土料理を楽しみに来る方が多いのでしょうか。店内のポスターも地元の雰囲気が出ていて、東京に居ることを忘れてしまいそうです!」

f:id:tentsu_media:20160921163454j:plain「ポスターは地元の友達に手配してもらっていたのですが、だんだん東京にいる滋賀県の方々が持ってきてくれたりするようになりました。また、食べながらご友人に料理の説明をしている方なんかもいて、お店をみんなで作っている感じです。」

 
予約席にはこんな手書きのメッセージが!あたたかみがあっていいなー!
 
f:id:tentsu_media:20160921163950j:plain
 
お客さんとの距離が近いお店を、お客さんと一緒になって作っていきたい」そんな想いで飲食店を運営している、とお話してくださいました。食べたことのないおいしい料理と、とっても和やかなお店の雰囲気を見て、私もこんなお店の「仲間」になりたい!と感じました。また遊びに行かせてくださいね!!
 
 
f:id:tentsu_media:20160920185304j:plain
他にも「鴨すき」や「赤こんにゃく」といった滋賀の料理がメニューにあり、どれもおいしそう。
 

おわりに

ちなみに今回ご紹介した「サバそうめん」、もともとは家庭料理ですのでご自宅でも作れるそうです。夏の余ったそうめんの活用にしてみても良いかも。滋賀県長浜ゴッコをしたいのなら、お母さんに秋サバをおねだりしましょう!
 
cookpad.com
 
缶詰を代用すればもっと簡単に作れちゃうみたいです
 
cookpad.com
 
 
f:id:tentsu_media:20160920185009j:plain


東京の忙しい生活の中で、ふっと思い返す「地元」や「故郷」のあたたかさってありますよね。


地元に帰ったその時にしか食べられない味の大切さ。でも思いがけないところで「懐かしいあの味」に出会えたら、東京の暮らしの中で心休まる、かけがえのない場所になることでしょう。
 
故郷の料理や、思い出のあの味。もし東京のお店で見かけたことがないのであれば、それはビジネスチャンスかもしれません。出店のコンセプトにお悩みの際は、育った場所や、なじみの料理のことを思い返してみてはいかがでしょうか。 
 

近江やWabisuke 店舗情報

本日取材させていただいた店舗はこちら!滋賀のお料理が気になる方は是非行ってみてください。舎弟も必ずまた行きます!!近江やWabisukeさま、この度は温かいご対応ありがとうございました!!
 
wbsk.jp

舎弟





f:id:trn_y_ogihara:20170130115459j:plain