留学生雇い入れの勧めVol.2【募集・受入れ手続き編】

そ、そんな裏ワザが!? 留学生アルバイトの雇入れるにあたり、もっとも費用をかけずに人を集める方法。 また、外国人留学生を受け入れるための確認事項と雇用状況の届出義務、受入手続きと注意点など、 飲食店経営者として知っておいた方がいいこと、知らなくてはならないことを紹介します。

さて、前回は日本人の出生率を基に、現在のアルバイトの採用についてお話させていただきました。前回の記事に続き、留学生受け入れのポイントについて、本日は二点ほどご紹介したいと思います。


前回の記事をまだご覧になっていらっしゃらない場合は前回の記事もどうぞ。
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◆目次


募集について

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写真提供:びっくり寿司 恵比寿店

どうやって留学生を募集するのかという事ですが、意外にシンプルです。


日頃アルバイトの募集を行うときは、どうしますか?募集広告を出す、勤務しているアルバイトから紹介してもらう、派遣会社に依頼する・・・


人事部で働く私も散々頭を悩ませてきた問題ですが、方法は色々あるかと思います。その中でも留学生の採用に関しては、もっとも費用がかからず人数を集められる方法があります。それは・・・

日本語学校に問い合わせをする事

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もっとも費用がかからず人数を集められるのが、日本語学校に問い合わせをする事です。日本語学校に直接電話をして「アルバイトを募集したいのですが・・・」と一言伝え求人票を送付するだけで十分です。次々とアルバイトを探している留学生をから応募があります。それもかなり沢山の人数です。

逆に1~2名だけ欲しい、ということではこちらが申し訳ないぐらい多くの人から募集があります。時期にもよりますが10~20人ぐらいを一斉に募集があったりもします。


ただ、学校によっては事務的に応対をして、それでおわり。というところもありますのでご注意ください。

求人活動に協力してくれる日本語学校の一例

東京都新宿区:新宿国際交流学院
神奈川県横浜市青葉区:翰林日本語学院

受入手続きについて

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採用をしたい留学生がいたら次は受け入れる手続きです。

まず、最初にすることは、その留学生がアルバイト勤務できるかどうかを確認することです。


資格外活動許可
留学という本来の目的以外での活動が許可されているかということです。アルバイトといえど、就業という事になります。どの様に確認するかというと、パスポートの許可証印又は「資格外活動許可書」を見せてもらうようにしてください。気の利いた留学生は面接のときに持ってきているので、その時確認するのが一番良いです。

勤務時間

通常の場合は1週のうち28時間までアルバイトが可能です。日本語学校や大学などが長期休みの期間は、1日8時間以内であればアルバイトが可能です。ただし労基法上の制限もありますので週40時間でかつ1週に1日以上の休みということも踏まえる必要があります。休みなしで1週間、1日8時間働かせる、という事は出来ません。


採用前と退職後にハローワークに届け出をする


「外国人雇用状況の届出」は全ての事業主の義務とされています。外国人アルバイトの採用時、離職時ともに届け出る必要があります。届出を怠ると、30万円以下の罰金が科されますので注意しましょう。また、努力義務ではありますが、外国人労働者の雇用管理の改善及び再就職支援の努力義務が課されます。アルバイト採用した方の退職後のフォローも行う必要があります。怠ると罰金が科せられる場合がありますので注意しましょう。

そして、意外に大変なことがもうひとつあります。


給料の支払いのための銀行口座開設

一般的に銀行の口座は持っている。と思われがちですが、留学生に給与の振込みをしようと思ったところ、銀行口座を持っていない!なんてこともよくあります。


留学生の銀行口座開設に関しても、基本的には一般の方々と変わらず。



・本人確認書類
・現住所を証明できるもの
・印鑑
・電話番号

などの必要書類を準備することで開設が可能になるそうです。
※但し、日本に来日してから6ヶ月以上経過していないと開設できないことが多いので、詳しくは取り扱う銀行に直接問い合わせてみましょう。


japanlifesupport.com


受入手続きまとめ

・『資格外活動許可』があるか確認する
・基本的に働かせる時間は『1週間28時間以内』
・働く時間については夏休みや冬休みの場合、『1日8時間以内』、『週40時間以内』、『1週1日以上の休日』とする事が可能。
・留学生についても日本人と同じ労働基準法の中で就業させる。
・採用前と退職後にハローワークに届け出をする

最後に

募集については、比較的すぐに乗り越えられそうな課題ですが、どうやら受け入れの段階でアルバイトの採用までに至らないようなこともあるようです。

次回は留学生の教育・研修制度や語学力について1/24(日)にお届けいたします。次回更新をお楽しみに!

マイ・サイ・パクチー



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