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企業理念実現への新たな一歩 – HR事業部×事業企画室が生んだYouTubeコンテンツ「松林塾」

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TRN Groupは、「社会から必要とされる企業になる、社員が誇れる企業になる」という経営理念に基づき、ステークホルダーの課題解決に繋がる様々なソリューションを展開しています。ソリューションの展開を加速するべく、当社には「事業企画室」という部署が存在しており、この部署は、ステークホルダーの課題解決に向けたアイデアと施策を練り、実行に移す役割を果たしています。

10月31日には、事業企画室が提案した新たなコンテンツ、YouTubeチャンネル「内定請負人 松林祐輝の松林塾」が公開されました。こちらは当社のHR事業部に所属する転職エージェントが、第二新卒の求職者へ向けて転職術を指導するコーチングチャンネルです。 この記事では、チャンネルを主宰するHR事業部のエージェントの松林と、事業企画室の荻田にインタビューを行い、「松林塾」開設の背景と意図を探りながら、経営理念の実現に向けたコンテンツ制作についてご紹介していきます。

YouTubeチャンネル「内定請負人 松林祐樹の松林塾」

人材、IT、コンサルティング分野で、大手企業との提携を通じて5,000人以上の成功事例を持つ転職エージェント、松林祐輝が主宰するYouTubeチャンネル、「内定請負人 松林祐輝の松林塾」。このチャンネルでは、第二新卒の求職者向けに転職に関するアドバイスと実用的なスキルを提供しています。現在配信されている動画では、松林の豊富な経験を生かし、書類選考における履歴書・職務経歴書の書き方から、面接での質疑応答まで、求人企業が重要視するポイントを中心に解説しています。

過去、「店通-TENTSU-」では、松林へのインタビューを行い、転職エージェントとしての業務にかける熱い思いを語っていただきました。是非こちらもあわせてご覧ください。
人材事業社員インタビュー|エージェントに聞く、人材コンサルタントの仕事とは

目の前に”いない”求職者にも正しい情報を伝えたい

松林 祐輝(マツバヤシ ユウキ) / HR事業部 次長

荻田 有佑(オギタ ユウスケ) / 事業企画室 専任課長

ー荻田さんの業務内容を教えてください。

荻田 : 事業企画室として、新規事業の企画、既存事業のサポート、また既存事業からの新たな取り組みへの支援などを行っています。入社して以来、飲食店経営者向けの月商予測システム「AI店舗開発」の開発や、社内のDX化を推進するアプリの開発に携わってきました。

ー「松林塾」の製作経緯と、製作における事業企画室の役割を教えてください。

荻田 : 「松林塾」は、松林さんご自身からの提案でした。今の時代、ネットを開けば転職に関する様々な情報が発信されていますが、誤った情報がひとり歩きしていることも多く、松林さんはご自身の経験から得た正しい情報をより多くの求職者へお伝えしたいという思いから、社長と私へYouTubeコンテンツ制作のご提案をされました。松林さんの通常業務では、情報を伝えられる人数が限られてしまうため、不特定かつ多数の方が利益を得られるプラットフォームを活用するのはとても良い案だと感じ、企画に参画しました。事業企画室では、松林さんが伝えたい内容を一人でも多くの方にわかりやすく伝わる形で提案するために、今YouTubeではどんなコンテンツが人気なのかを調査し、コンテンツの具体的な内容を検討した上で、社内の動画制作担当者へ依頼をするという形で携わりました。

ー不特定かつ多数の方に情報を発信する方法として、Instagram、Facebook、noteなど、YouTube以外のプラットフォームも検討できたと思いますが、なぜYouTubeを選んだのでしょうか。

荻田 : もともと松林さんがYouTubeでの発信を希望されていたこともありますが、一定のボリュームがある情報を視聴者がストレスなく受け取れるか、信頼性のある情報として認識してもらえるか、という2点を考慮し、私もYouTubeが最適であると判断しました。特に、信頼性のある情報として認識してもらえるかという点は重要でした。たとえ画面越しの情報提供という形であっても、転職は人生の大きな分岐点ですので、視聴者である求職者の方と松林さんとの信頼関係を築くことを大切にしたいと考えたからです。顔や声、話し方を通じて人柄を知っていただき、安心感を持った状態で動画を視聴していただきたいなと思います。

ーコンテンツの内容はどのように決まっていったのでしょうか。

荻田 : まずは求職者と同じ目線で松林さんのお話を聞いてみたかったので、松林さんが普段求職者に提供している情報を、私にも、求職者に対するコミュニケーションと同じスタイルで共有していただきました。そのなかで私が特に印象的だと感じたフレーズや話題と、求職者が必要とするであろう情報が合致している点を拾い上げ、テーマを絞り込み、各回の内容とゴール設定を行いました。松林さんはもともとお話し上手な方ですし、伝えたい内容を事前にまとめ、セクションごとにスムーズにお話ししてくださったため、このへんの進行は非常にスムーズでしたね。

ー松林さん、「松林塾」のアイデアを提案された経緯と目的についてお聞かせいただけますか。

松林:長年の求職者とのコミュニケーションを通じて、転職における悩みは大きく2つのケースに分かれていると感じていました。1つは、希望する会社に採用されないというケース。もう1つは、企業選択を誤り、入社後にギャップを感じてしまうというケースです。最近は、これらの悩みに対し、インターネット上に信頼性の低い情報が拡散されていることに危機感を覚えていました。情報は簡単に手に入る反面、信頼性に欠ける情報も広まりやすいのが現状です。このような状況から、1対1ではなく、不特定多数の方へ向けての情報発信が必要であるという思いが強くなり、自分から正しい情報を発信しようと、YouTubeチャンネルのアイデアを提案しました。

私が提供するのは、単に希望の会社に入るための情報ではなく、正しい会社の選び方、そして企業が求める情報に対する適切な答え方です。この2つを知ることで、求職者は納得感を持って意思決定ができるようになると考えています。それが求職者の方々の自己成長に繋がる転職の道しるべになれば幸いです。

「社会から必要とされる企業になる、社員が誇れる企業になる」ために

ー当社は現在、「社会から必要とされる企業になる、社員が誇れる企業になる」という経営理念に基づき様々なソリューションを展開していますが、「松林塾」においてはどんな点が経営理念に結び付くとお考えでしょうか。

松林 : 多くの人にとって”仕事”は人生の大きな課題です。「松林塾」がたくさんの人の仕事に関する課題解決をサポートすることができたとしたら、いずれは「社会から必要とされる企業になる」ことへの貢献が出来ると考えています。また、この提案は私自身によるものでしたが、事業企画室を含む他部署のご協力があり、この企画が実現しました。こうした部署間での協力体制を築ける当社においては、お互いの活躍もまた「社員が誇れる企業になる」ための一歩になるのではと感じています。

荻田 : 「松林塾」に限らずですが、私の業務は課題解決の選択肢をどれだけ多くご提供できるかが第一の仕事であり、決まったことを実現していく支援をすることが第二の仕事だと思っています。今回は、目の前にいる求職者だけではなく、画面の向こうに多様なステークホルダーがいるということが大きなモチベーションになりました。今転職活動をしている方をはじめ、この先転職活動をする方にとっても、有益な情報を残せることに「社会から必要とされる企業」となる可能性を感じています。

ー最後に、お二人の今後の展望をお聞かせください。

松林 : 私にとっては仕事とは自分の介在価値であり、他者貢献の機会だと思っているので、自分が成長することで、社会に貢献できる範囲を広げていきたいです。

荻田 : どんなコンテンツにおいても、いかにお客様に喜んでいただけるのかを一番に考え、より多くのお客様のためになることをしていきたいです。それが自分にとっての一番のやりがいであり、当社の企業理念実現にも繋がっていると思っています。