▽この記事の要約▽
飲食店での3密対策、「換気扇を使う」が64.0%で最も多い結果に
『店舗・施設における換気タイミング』、飲食店では「常時行っている」が70.5%
『3密対策実施状況の売上への影響』、飲食店では「影響している」が59.4%
飲食店では「換気を常時行っている」が70.5%に
株式会社IoTBankが3月17日から3月18日にかけて、全国の店舗・施設のオーナー(職業は会社経営者・役員/小売店・飲食店・ショップオーナー/自営業)を対象に、「3密対策に関する意識調査」を実施、その結果を発表した。同調査で『店舗・施設で行っている3密対策』を調べたところ、全体では「換気扇を使う」という回答が最も多く36.8%で、飲食店でも同じく64.0%で最も多い結果となっている。


換気のタイミングを知りたい店舗や施設が半数以上に
『換気タイミングを知りたいか』も調べた結果、密閉状態が気になっている店舗・施設では、『換気のタイミングが分からない』の項目で「非常に感じる」と「まあ感じる」と回答した人の割合が、全体の50.4%になっていることが分かっている。密閉・密集・密接状態が気になっている店舗・施設では、『換気のタイミングがわかると仕事に集中できる』の項目で、「非常に感じる」と「まあ感じる」と回答した人の割合がいずれも55%以上になった。



定期的な換気と適度な保湿が集客やリピート率の改善に
『3密対策実施状況の売上への影響』の質問における結果などから、半数以上の利用客は、感染症対策をしっかりしている飲食店なのかを気にしていることがうかがえる。こういったことから、集客やリピート率の改善につなげるため、換気や保湿ができていることを数値として示すことができるシステムなどを導入することを検討してもいいかもしれない。