【名古屋駅vs栄駅】路線価で見る2019年不動産事情!これから出店するなら!?

名古屋駅周辺、栄駅周辺にスポットをあて、2019年現在の不動産事情を紹介します。全国で路線価が4位の愛知県、リニア開通に向けて開発がどんどん進む名古屋での店舗開発・出店にご興味のある方にとって参考になれば幸いです。最新の栄駅周辺の新建築物と注目エリアについて、今後も大きく変わっていくと予想される街並みや観光客の動向についてなど、詳しく紹介します。

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投資対象として人気の不動産。
マイナス金利政策、オリンピック開催、年金に対する不安など、さまざまな理由で不動産投資が活気づいているせいか、近年主要都市での不動産価格が上昇しています。
 
その中でも私が勤務する名古屋支店のオフィスがある名古屋駅周辺では、リニアモーターカー開通に向けて、開発がどんどん進んでいます。
今回は、名古屋駅周辺、栄駅周辺にスポットをあて、2019年現在の不動産事情を紹介していきたいと思います。名古屋での店舗開発・出店にご興味のある方にとって参考になれば幸いです。
 

愛知県の不動産価格は全国4位⁉︎路線価を見くらべてみよう

まずは不動産価格の基準に用いられる、路線価をみていきましょう。

路線価ってなに?

路線価とは毎年7月に国税庁から発表され、主に相続や贈与の際に利用される土地の価格を、1㎡当たりの評価額で表したものです。
不動産を所有していない人には関係ないと思われがちですが、一般的に不動産売買の指標としても使用され、さまざまな計算方法に活用される基準値となるため、不動産売却、購入する際にも重要となってくるものです。この路線価の一年間の振り幅を見比べることで、場所ごとの価値の上昇や下落がわかります。
 
路線価は、こちらの国税庁のWebサイトから確認することができるのですが、今年の7月に発表された路線価の都道府県別ランキングを見てみると、愛知県自体は全国で4位となっています。
 
■都道府県別路線価ランキング
1位 東京都 
2位 大阪府 
3位 神奈川県 
4位 愛知県 

愛知県で1番高い路線価は名古屋駅近くの「名駅1丁目名駅通」で、1㎡あたり1,104万円、昨年(平成30年度版)の1,000万円と見比べると、10.4%上昇しています。

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2位は栄駅近くの「栄3丁目大津通」。こちらは1㎡あたり808万円、昨年の654万円から23.5%と大きく上昇しているのがわかりますね。
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(出典:国税庁HP http://www.rosenka.nta.go.jp/
 
路線価の価格では名古屋駅前周辺が高いことが見て取れますが、上昇率でみると栄の方が高いことがわかります。それだけ、ここ一年で栄駅周辺の不動産価値が上がったということです。
 
ちなみに全国1位の東京都で、最も高い路線価は銀座5丁目中央通り。金額はなんと4,560万円!名古屋駅周辺の路線価のおよそ4倍ですね。2017年時点ですでに、過去最高だった1992年バブル期の3,650万円を超えています。名古屋エリアだけではなく、全国的な地価上昇傾向がここから読み取れるのです。

最新の新建築物から今後の動向・注目エリアを読みとろう

次は、エリア別の新建築物の情報を見ていきましょう。

名古屋駅周辺の新建築物件事情と注目エリア

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名古屋駅前周辺では、近年大型商業ビルの開業が相次ぎましたが、商業ビルの開発ラッシュは一旦落ち着いたという印象です。
以前、経営者に聞く『地方都市出店のすゝめ』という記事でも触れましたが、ここ数年間で建築された商業ビルと、今後開発予定の商業ビルは以下の通り。
■2019年までに建築された主な商業ビル
・2015年 大名古屋ビルヂング
・2015年 JPタワー名古屋
・2016年 シンフォニー豊田ビル
・2016年 JRゲートタワー
・2017年 グローバルゲート

■名古屋駅周辺の開発予定の商業ビル
・2020年 名駅一丁目計画(仮称) 地上14階建地下1階 オフィスビル
・2021年 名古屋三井ビルディング北館(仮称)地上20階地下2階 覆道ビル
・2027年 名鉄百貨店再開発事業
 
このように、名古屋駅前周辺の目立った商業ビルの開発は今後落ち着いてくるかと思われますが、代わりに現在はホテルの建築ラッシュが始まっています
名古屋駅前周辺で、2020年までに少なくとも8件のホテル開業が決まっており、2027年に開通予定のリニアによる立ち退きもまだまだこれからといったところですので、今後も街並みは大きく変わっていくと予想されます。
 
特に名古屋駅西口(新幹線口)周辺は、駅からのアクセスも抜群で、東口側に比べてホテルの宿泊費が安いということもあり、観光客も非常に多いエリアです。
リニアの改札も駅西側に出来るということで、これからより注目されていくと予想されます!賃料は年々上がっているものの、通行量の割に飲食店の数もまだまだ少ないため、飲食店をこれから出店するにはオススメのエリアと言えるでしょう。
 
また、名駅4丁目エリアも飲食店経営者様にはぜひ出店をオススメしたいエリアです!

名駅4丁目エリアには「柳橋中央市場」という卸売市場があり、古くから名古屋の台所として親しまれてきました。
最近では場内だけではなく、場外にもどんどん新しい飲食店が増えています。トヨタ系の企業を中心としたオフィスビル、大型商業ビルが立ち並ぶエリアでもありますが、まだまだ飲食店は少ないのが現状。名古屋駅から徒歩5分という立地であるため、観光客も多く訪れています。こちらも賃料は年々上がってきてはいますが、まだまだこれからに期待ができるエリアです!
 

栄駅周辺の新建築物と注目エリア

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栄駅周辺は、いよいよ新しい商業施設の開発に動き出したというところでしょうか。
公共物のリニューアルから、店舗、オフィス、マンション等、さまざまなジャンルの建築ラッシュとなっています。まだ未完成のものばかりですが、建築数、規模をみていくと、今後10年で名古屋駅よりも大きく変化していく気がします!
 
■栄駅周辺の開発予定の商業ビル
・2020年 丸栄跡地の商業ビルの建設計画
・2020年 久屋大通公園の整備計画
・2020年 名古屋テレビ塔のリニューアル
・2020年 錦3丁目の大丸松坂屋新ビル計画
・2021年 長者町の複合ビル(2棟)建設
・2022年 旧住友商事名古屋ビル跡地開発計画
・2024年 中日ビル建替計画
・2024年 栄広場周辺開発 名古屋市+J・フロントリテイリング高層ビルの建設計画
・時期未定 栄バスターミナル跡地暫定活用事業
 
このように、これから開発が行われる事業が目白押し!
そんな栄駅周辺の飲食店の出店として、現在1番人気な場所は、栄3丁目エリア。

先ほど路線価でもご紹介した周辺のエリアが、若者が多く集まり、まさに今一番アツいスポットと言えるのですが、人気のエリアとあって物件情報もなかなか出てはきません。
 
対して、これから注目したいのが、栄1丁目、2丁目エリア。

オフィスに加えてマンション建築も進んでおり、名古屋駅、栄駅のどちらにもアクセスがしやすいということもあって、これからの人口増加が見込める立地です。まだ賃料はそれほど上がってきていないので、出店のタイミングとしては今がチャンスかもしれません!

これからは、栄エリアの巻き返しに注目!

名古屋という地域の特徴として、“外食や物販を中心に人が集まる場所といえば、栄エリア”というイメージがありましたが、リニア開通が決まってからは、交通の便が良いことに加えて大型商業ビルの完成が相次いだため、名古屋駅周辺が名古屋の中心へと移り変わってきました。
しかしながら、ここまで調べてきた情報を見ても分かるように、まさに現在、栄エリアの開発がスタートし始めたというところです。これからの栄の巻き返しが期待されるところですね。今後も名古屋市の不動産事情から目が離せません!!
 
皆さんもぜひ、注目の2つのエリアへ一度足を運んで見てはいかがでしょうか!

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あいみー

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