正しい認識ができていますか?フランチャイズ加盟前にみておきたいメリット・デメリットとは

ノウハウ開発の必要がなく、早期の事業立ち上げが可能なフランチャイズシステムは、外食産業においても依然と支持を得ています。 今回は、加盟前に知っておきたいメリット・デメリットをご紹介します。 フランチャイズによって契約内容も違いますので、どのような権利と義務があるのか、正確に把握することが大切です。

昨年のフランチャイズ市場は、顕著な数字の増加は見られなかったものの、堅実な取り組みが消費者のニーズを捉えているようです。外食産業はもちろん、フランチャイズ業界全体を通しても前年比102%と推移しています。
 
f:id:tentsu_media:20170928162634p:plain出典:2016年度「JFAフランチャイズチェーン統計調査」報告(日本フランチャイズチェーン協会|平成29年8月)を基に店舗流通ネット株式会社作成
 
自らのノウハウ開発の必要がなく、早期の事業立ち上げが可能なこのシステムは、フランチャイズを代表するコンビニエンスストアをはじめ、外食産業においても依然と支持を得ています。
 
近年の外食チェーンは個性的な業態も増えており、開業を予定する事業者からの注目も集まっています。そこで今回は、フランチャイズ加盟を検討されている方が加盟前に知っておきたいメリット・デメリットについて一般的なものをご紹介します。
 

フランチャイズのメリット・デメリット

 
弊社でお取引している方の中にも、フランチャイズを活用し店舗展開されたケースが多くあります。しかし、システムは優れていますが、すべての人がうまくいくものではありません。
 
本部・加盟者の双方に、メリットやデメリットがありますが、今回は加盟者の立場でメリット・デメリットをご紹介します。フランチャイズでの店舗展開をお考えでしたら、このシステムの特徴についても認識しておく必要があるでしょう。
  

フランチャイズ加盟者のメリット

 
《運営面》
・事業経験がなくても、本部の指導によって事業を開始できる
開業前には教育訓練が受けられ、開業後もスーパーバイザーによる指導を受けられるケースが多い。本部が開発した運営ノウハウやシステムを利用できるので、資金や時間的なコストを減らせる。効率的・効果的に事業を始められる。
 
・知名度を活用できる
消費者から認知されたブランド名を利用でき、開業時より信用を獲得できるスピードが早い。
 
・営業活動に専念できる
個人の開業であれば、自身で行わなければいけない、仕入れや商品開発等のあらゆる活動を本部が代行してくれる。その間、加盟者は本業の営業活動に専念できる。
 
《資金面》
 
・資金調達がしやすい
新たに独立で開業される場合、過去の実績がないため、与信面の審査で資金調達が難しい。フランチャイズの加盟は、これまでの本部のデータを活用した事業計画が可能となり、比較的に資金調達がしやすくなります。
 
・安定した原材料・資材の供給が受けられる
単独では商品の購入が少ないため、購入額は高くなります。いっぽうフランチャイズは、本部の一括した購入などによる仕入れ価格の値引きが期待できます。それは、食材のみならず、什器じゅうき、備品なども同様です。それにより、商品価格が一定に保てるなど、コストメリットがあることも忘れてはいけません。
 
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フランチャイズ加盟者のデメリット

 
・独自性を打ち出しにくい
消費者に対し、全店で統一されたメニューや、サービスを統一しています。加盟者の判断でそれらを変更できないケースが多く、自由度が低いのが特徴です。良くも悪くも、創意工夫の余地が少ない店舗となります。
 
・ブランドイメージ低下によるリスク
加盟したブランドのイメージが著しく低下することがあった場合、それは加盟者本人の店舗にも影響が及びます。メリットとして挙げた“ブランド知名度”は、マイナスにも働く可能性があります。
 
・ロイヤリティーの支払いがある
初期に発生する加盟金の支払いのほか、ブランド使用料や指導料とされるロイヤリティーを支払う必要があります。その多くが毎月の固定費として、定期的に加盟者が本部に支払うもので、売上が想定どおりに上がらない場合でも、ロイヤリティーを支払う加盟条件もあります。
 

フランチャイズ加盟でやりたいことが実現できるかが課題

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フランチャイズは本部と加盟者の二者間における契約のため、お互いがどのような権利を持ち、どのような義務があるのかチェックしましょう。本部によって契約書の内容も違いますので、正確に把握することが大切です。また、契約は長期間にわたるものが多いので、疑問点は加盟前に解消しましょう。
 
飲食店の開業はこれに限ったことではなく、個人での独立開業、パッケージのライセンスを購入するものなどさまざまです。いずれの開業方法にも一長一短があり、メリットがデメリットに転じる場合もあります。
 
一概にどの方法がいいとはいえませんが、フランチャイズでの開業の際は“自身が飲食店開業において叶えたいことが実現できるか”十分に検討する必要があるでしょう。

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フランチャイズでの店舗展開を行っているオーナーインタビューはこちらから
 

 

店通編集部


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